032 【ITあれこれ】小学校のプログラミング教育とは、結局何のため?

ITあれこれ
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小学校でのプログラミング教育って??

少しプログラミングをかじっていた身として、若干気になるトピックなわけで。

いろいろなツールやらソフトやらがここ数年で乱立してきている節もあり、趣味がてらにそれらを試していることもあってか、今回は、このプログラミング教育について少し考えてみた。


小学校のプログラミング教育って?

2020年から小学校でのプログラミング教育が始まる。
(コロナ禍で、予定通り行われるかどうかは多少怪しいところはあるが。)

まあ最初は突拍子もなく何を言い出すんだ・・・というところはあったが、世界的にはけっこうもうあって当たり前の所も多くなってきてはいる。

自分としては、プログラミングを知っているということは、後々面白い仕事に結びつくだろうなあと思う。

特に、物理的な移動や居場所が必要ない仕事になるので、日本にとどまらず、世界に出ていって仕事を得ることも容易になるだろう。

旅をしながら仕事をするということも可能になるんだろうな。

様々な理由から、このプログラミング教育に興味津々の家庭は多いのではないだろうか。

ただ、小学校でのプログラミング教育、
スキルの習得を目的としたものではない
らしい。


何それ??

・身の回りのプログラムで動くものの理解?
・論理的思考力の向上?
・教科学習の理解の促進?


で、結局何???


スキル学べないんだったら意味ないじゃん!!
だったらプログラミング教室通わなければーーーー!!




となるかもしれませんが、少しお待ちを!まずは、今日のblogを読んでいただければと思う。

で、結局何の力を高めたいの?

小学校でプログラミング教育が始まるが、
プログラムすることそのものに興味を持つ子どもは、それほど多くはないだろう。

まあもちろん興味を持つ子もいるだろうが、
子どもが惹きつけられるかどうかは、
自分で作ったアウトプットがどうなるか。
というところなんじゃないだろうか。


具体的にいうと、

プログラミングというスキルを重視するのではなく
何を作りたいかということを重視すべきということだ。

そもそも実際のプログラマーの方々も、日々カリカリとプログラミング言語の学習ばかりをやっているわけではない。

実務として実際の成果物を作ることで自分自身のスキルを高めているのである。
そこには、永遠に続く基礎勉強や、暗記は不要なのである。

それよりかは、
最低限必要な基本をある程度やった後は、もうそこはほどほどにして

何を作りたいか?

というアイデアを膨らませていく機会をたくさん経験した方がいいだろう。

スキル的な勉強だけは飽きがくるし、
そもそも前述のようにプログラミングは暗記ではない。

やっていくうちに
プログラムを作ることそのものに興味をもっったらそれを突き詰めさせてもいいけど、

ほとんどの場合は、さっさと次のステージに移って、
アイデアを形にする中でスキルを身につけていけばいい



そのための最低限基本として押さえておくことは、

プログラミング環境の準備と使い方
3つの基本処理(順次処理・反復処理・分岐処理)

そして最も大切な、

わからないときの調べ方

の3点だけでいいと思う。

プログラミングの世界は日進月歩。
今日覚えたことが10年後も同じままだとは限らない。

であるならば、スキルそのものはやっていく中で培っていって、

あとはアイデアを練り合わせる話し合い活動や、
自由に試行錯誤しながらコーディングをしていく時間を作ることで
子どもたちは自分で課題を見つけ、その解決に向かっていく
ことだろう。

プログラミング教育と生きる力

ただ、絶対に必ずしも全員がそうなるかというとそうでもない。
どの教科学習でも同じですよね。

トライ&エラーが苦痛な人もいるだろうし、
そもそもプログラミングに面白みを感じない人も居ると思う。

だからこそそれぞれでいいじゃないかと思う。
『全員が』と凝り固まるのではなく、

子どもの中に
プログラミングってこんなものなのかという引き出しを作ってあげればいいのだと思う。

その引き出しを開けるかどうか
開けるとしたらいつどこで開けるのか
それに関しては本人次第でいいではないか。
それぞれの人生の中で必要なタイミングで使ってもらえればいいじゃないか。

これからの時代、プログラミングに関する知識は知らないより知っていた方が絶対いい。

ただし、プログラマーの仕事は自動化されていく可能性が高く、プログラマーの需要がどこまで続くかどうかはわからない。

しかし、その仕組みを知っていた上で、IT・AIでできることを把握し、自分たちの強みを生かせるところが分析できるようになれば、それは子どもたちが自分の足で生きていく力に結びつくのではないだろうか。

小学校のプログラミング学習導入の観点はこういったことだろうと思うし、むしろそれでいいと思う。

もっと専門的にやりたければ中学校・高校・大学でもできるし、その気になれば独学でも全く問題なく取り組むことができる。

世間で流行っている、子どもプログラミング教室。
良いと思います。

でも、あくまでどうしたいのかは、本人の意見を尊重してあげてください。
「やりたい!」という気持ちがあれば、どんどん伸びていくでしょうし。

それも大切だけど、いざ本当にそれで生活するとなって、プログラミングができても人との交渉ができなければ売り込めないでしょう。

そして、もっと大切なのは、
プログラミングをよく知っている知人の存在

いつでも聞ける知人の存在は何よりも大切。どんどん人との交友を深めていく力を高めていくことも大事なことなのです。