本日はゲストハウスシリーズです。
これまでもいくつかの素晴らしいゲストハウスを紹介してきましたが、今日もとてもいいところですよ。
特に今はコロナ禍のため、ゲストハウスは軒並み危ない状況です。この閉塞した状況が解除され、またゲストハウス業界が賑わっていくことができるように、blogで紹介することで少しでも助力できれば幸いです。
もちろん自信をもって紹介するだけあって、いいところは盛りだくさんです。そして、今回もオーナーさんがいい感じなのです。
ゲストハウスはよくお世話になりますが、城やら世界遺産やら食やらを目的に巡るとき、宿泊先はまずゲストハウスから探していきますね。
安いというのもいいんですが、ホテルのように画一的ではなく、それぞれのゲストハウスに他にはない特徴があります。
ゲストハウスなので、ご飯が出ない、大浴場がない、布団引いてくれない、部屋に鍵かからないとか不便なところもありますが、それを補って余りあるくらいの魅力がたくさんです。
当blogで気になった人は、ぜひ訪れてみてください。
今回のゲストハウスはこんな人向きです。
- 古民家好き
- 田舎の日本の原風景を体験したい
- 心地よいな距離感のふれあいがしたい
では、具体的な紹介に入っていきたいと思います。
キシダハウス
今回の場所は、琵琶湖のすぐ東、滋賀県長浜にあります。駅で言うとJR虎姫駅。
立地的に、琵琶湖一周をする琵琶イチサイクリストやライダーたちが使うにはぴったりの所です。
また、関東~関西以西を行き来するときに、途中で一泊入れたりするにはいい場所かな。
まず写真を見ていただきましょう。

いい感じでしょう。
少し周りも見てみたいと思います。

本宅?が手前にあり、少し奥に入ったところにあります。
駐車スペースもかなり広いので、車で行くのも全く問題ありません。

ゲストハウスから見たまわり。

大自然!
ものすごい日本の原風景的な田園や山村の光景が広がります。
こう見ると、なんとなく想像はついてきたかもしれませんが、
キシダハウスの周り、
基本的にお店の類は何もありません。
しかし、それがむしろ魅力なのです。
そのため、Airbnbでこちらを予約すると、次のような案内がおかみさんから流されてきます。

車があれば少々走らせれば食べるところはありますが、基本は持ち込んで作ってもいいかもしれませんね。車でしばらくいくとスーパーはあったので、次回行くときは鍋持ち込みにしたいかなあ。
こちらのゲストハウス、もともとはおかみさんの祖父母さんが住んでいたらしいですが、古民家をぜひ残したいという思いから、思い切ってゲストハウス経営を始めたそうです。
いろいろ不安があったり、予算がオーバーしたこともあったそうですが、実際にやってみて、日本人旅行者はもちろん、インバウンドでの利用者も多く、非常ににぎわっているようです。
なお、自分たちが訪問した時は、まだオープンして間もない頃だったようであり、おかみさんにゲストハウスはよく使ってますという話をすると、
「値段ってこんなもんでいいかな?」
とか
「部屋の設備ほしいものない?」
など、ゲストハウス経営について気さくに話しかけてくださいました。
一旅行者なんだけどいいのかなあ。。。

さらによりよくしていこうとする向上心がいいですね。次に訪問するのが楽しみになります。
入ってみましょう
では、ゲストハウスの中をのぞいていきましょう。

入るとすぐに談話スペースがあります。
外見もけっこうおしゃれですが、内装もけっこうしゃれています。この談話スペースがやっぱりゲストハウスの良さに一つだと思います。海外からの方と話をしてみたい人もゲストハウスはかなりお勧めできます。自分が行った時は国内からの旅行者でしたが、やはり談話スペースは活用して、旅行情報などを交換したりしました。

そのすぐそばにはバーカウンターが。
自分で料理などはここでできます。
基本は一軒借りができますが、部屋が3つほどあるので、他の宿泊者がいるときもあります。そのほうがゲストハウスらしいし、談話室が盛り上がったりしますしね。
なお、部屋以外の所は土間になっています。


宿泊した部屋です。和室。とてもきれいに管理されています。

部屋から眺める中庭の様子です。

テーブルもあるのでこちらでゆったりすることもできます。
あと、シャワー室はいつでも使えるので、他の宿泊者と相談しながら順番に使っていきます。
大自然を感じる
夜の空です。

こんな空を眺めることができます。星の観察に行くのもいいかもしれませんね。

このように、大自然の中での古民家体験や、おかみさんとか他の宿泊者との語らいなど、昔ながらの日本をとても感じられるおすすめのゲストハウスです。子ども連れとかでも、自然体験がたくさんできるかな。
長浜市のあたりは冬になるとかなり雪が積もります。冬は冬でまた違った風景が見られることでしょう。