042 【語学学習】ゆるーいインドネシア語入門②(インドネシア語は習得しやすい!?)

語学(Language/Bahasa)
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ゆるーいインドネシア語入門②です。
パート①はこちら。

【今回のわきみち】
  • 単語さえ覚えられれば、習得はしやすいインドネシア語

パート①でも書いた通り、インドネシア語は1928年ごろに海峡マレー語をベースにして統一言語として宣言された比較的新しい言葉です。
いろいろな民族の人たちが共通して話すという言葉である必要があったため、世界的に見ても習得しやすい言語の部類に入っています。
マレー語がベースに選ばれたのもそういうところだったのでしょうか。

このような歴史的経緯からか、インドネシアの方々は、インドネシア語以外に属する地域の言葉も話すことができる人がほとんどです。
残念ながらインドネシア語とは全く違うので、内容は理解できませんでしたが。

世界的に見た語学習得レベル

ちなみに日本人が習得が難しい言語を4つのレベルに分類すると、英語はレベル3に入るそうです。
じゃあインドネシア語はというと、インドネシア語・マレー語・韓国語・スワヒリ語が並んでレベル1に位置付けられています。
英語圏の人からしてもレベル2くらいです。

なお、最も難しいのはアラビア語なのでしょう。
英語圏の人でも、日本語圏の人でもどのランキングでも堂々の最難関レベルに位置付けられています。
たしかに、文字からしてさっぱりわからないし、そもそも書く方向が逆ですし。

そういった意味で、インドネシア語は第二外国語としてけっこうおおすすめの言葉です
前回も書いた通り、マレー語と似ているので、約3億人をカバーできる言葉です。

インドネシア語が習得しやすいポイント

ではどのあたりが習得しやすいポイントなのかというと、自分で学習をしてきてみて考えるのは、次の点かなあと思います。

インドネシア語が習得しやすいポイント
  • 時制による語句の変化がない
  • アルファベットを使う
  • リンキング(言葉の連結)がかからない
  • 英語と似ている文法ルールがまあまあある
  • (オマケ)実は日本で知らず知らず使っているインドネシア語

・時制による語句の変化がない
過去形、過去分詞系、~ing系うんたらかんたらはありません。
じゃあどうやって判断するの?ですが、文全体から大体読み取るのだそうです。
いつのことなのか、どこのことなのか、文全体から大体判断します。
この大体ってのが大事みたいです。
つまり、インドネシア語でいうkira-kira(だいたい)です。

・アルファベットを使う
A~Zのアルファベットを使うのでなじみやすいです。ただし、発音が違うものはあるので、最初にそこは押さえないといけません。
特に特徴的なのが、Cがch、Vがfというところかな。あとRはハッキリとラ・リ・ル・レ・ロの発音をします(巻き舌で)。
最初は慣れないのですが、あっという間になれます。だから、結構発音が簡単です。

・リンキング(言葉の連結)がかからない
英語のように単語と単語の発音が結びついて、リンキングがかかるようなことはありません
そのために、インドネシア語会話を聞いていても一つ一つの単語が独立しているので、大体何を言っているかが分かります。

・英語と似ている文法ルールがまあまあある
これは学習していて何となく思いました。
たとえば、関係代名詞だったり、比較級(~er)とか最上級(the ~est)とかは英語をベースにすると比較的理解しやすかったと思います。
受動態も似ているけど、少しルールがあるのでこれは手こずりました。

・(オマケ)実は日本で知らず知らず使っているインドネシア語
実は日本で使っている言葉の中に知っているインドネシア語があるのです。
一番有名なのが
  オランウータン→orang utan(森の人)ですね。

その他にも、
  雑誌のじゃらん→Jalan(道)
  ウルトラマンティガ→Tiga(3)
  The BOOMの唄『Brangkat→Brangkat(出発・旅立ち)
  などなど。

インドネシア語習得のために超えるべきハードル

その反面、乗り越えなければいけないハードルも存在します。

・単語がなじみのないものが多い。
これは仕方がない。
英語だと、少なくとも7~10年くらいは誰しも最低限は触れているので、なんとなく意味の分かる単語も多いが、インドネシア語はさすがにそうはいきません。
それでもまあ半年ぐらいあれば200語くらいまで行けますし、そこまでいけば何となく意思を伝えることはできます。
1年くらいやって、1000語ぐらいまでいけば、なんとなく会話のやり取りもできるようになります。
あと、このくらいにくると、なんとなく法則が見えてきます
人に関することだったらPer~がつくとかね。

今は2000語に向けて日々練習中。
しかし、似たような発音の言葉も増えてきて少し苦戦しております。

・語順が特殊
実はこれが最初にとっつきにくいところかもしれない。
慣れるとそれほどでもないんだけど、日本語とも英語とも違うポイントがあります。

例えば日本語だと
 高価な野菜
英語にすると
 Expensive vegetables

ですよね。これがインドネシア語だと、
 Sayur mahal
 野菜 高い
となります。

修飾する言葉が後ろに来るんですよね

私の父だったら、Ayah saya
        父  私の
その場所だったら、Tempat itu
          場所 その
というように。最初は少々混乱しますが、ホント序盤だけです。すぐ慣れます。

というように、インドネシア語の学習しやすいポイントと、超えるべきハードルについて書いてきましたが、けっこうとっつきやすさは伝わったでしょうか?

次回は、基本的な文作りと共に、英語でも要点を掴むきっかけとなった助動詞の活用について紹介したいと思います。
話をするときやっぱり大事なのは助動詞でした。これは、どの言語でも共通ですね。