049 【東京紀行】お台場。台場って、そもそも何か知ってますか?

百名城/続・百名城(Castle)
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お台場って知ってますよね?

フ〇テレビの本社があったりと、観光地で有名なところですよね。

しかし、そもそも『お台場』って妙な名前だと思いませんか?

【今回のわきみち】
  • 超身近な百名城、『品川台場』に行ってみよう。

台場とは

この『台場』ですが、台とは砲台のことです。
つまり、外敵から東京を守るために作られた砲台のことなのです。江戸時代末期に、ペリー来航から外敵の脅威を感じた江戸幕府によって建造されました。

お台場と聞いてイメージする華やかさとはかけ離れた物騒さですよね。

実は、まだある台場!

その『台場』なのですが、実はまだ、お台場にあるんですよ。

フ〇テレビ側からレインボーブリッジ側を見てみてください。

何からしきものがありますよね?

実はあれが『台場』なんです。

しかも、(続)百名城なんです

しかも、実はあまり知っている人がいなかったりするのですが・・・

続・百名城の一つです。

ほら。

『あれって城なの??』

よく言われます。

実際の台場を見てみると、まわりに土塁が築かれたり、陣屋が建てられていた跡があったりと、砲台を設置していた要塞になっているんですよね。だから、まあ百名城といっていいのかなと思ってはいます。

品川台場

では地図で見てみましょう。

地図上部にあるのがレインボーロードなのですが、それに沿うようにひし形の埋め立て地のようなものが2つありますよね。
これが台場です。

なお、今残されているのは残念ながら、左側にある『第六台場』と右側の『第三台場』のみです。

数字が飛んでいて、連番になっていないことからもわかると思いすが、元々はこの2つだけではなかったのです。

もともと台場はどこにあった?

全部で8つの台場(第四台場と第七台場は、建造計画の縮小により、未完成に終わったそうです。)と、4つの新たな台場の建設計画があったとのことでした。

実際はどこにあったのか?
先ほどの地図に番号を書いてみました。

こんなにあったんですね。
しかも、昭和期前半までこれらは存在していたんですが、その後、埋め立てやら航路の整備やらで壊されていき、昭和40年代には現在の姿に。現在は2つ。。。モッタイナイ。

第四台場・第一台場・第五台場・御殿山下台場

第四台場・第一台場・第五台場は、埋め立て地を作るときに、埋め立て地の中に組み込まれてしまい消滅します。なお、第四台場の南西に、御殿山下台場というものもあったそうです。現在の台場小学校があるところにあったそうです。

第七台場

第七台場は、もともと未完成台場で、海中に埋め立て部分が残されていたようなのですが、現在は撤去されています。

第二台場

第二台場は、なかなか大きめの台場だったようなのですが、東京湾に入る船の航路にあったため、撤去されました。

第八台場~第十一台場建設計画

計画されていた第八台場~第十一台場は、第七台場からさらに東に作られる予定だったようですが、未着手に終わっています。

第三台場・第六台場

そして、現在残っているのは前述の第三台場と第六台場のみです。

第六台場は現在入ることができないので、今回は、現在唯一入ることができる第三台場を紹介していきたいと思います。
(※なお、スタンプは、フ〇テレビ側の、お台場海浜公園管理事務所にあるので、先に押しに行ったほうがいいかもしれません。)

台場に行ってみよう

第三台場上陸!

フ〇テレビから、海岸線にそって、ぐるーっと歩いていきます。公園として整備されているので、散歩コースとしてもよいと思います。

現在は、台場公園として整備されています。

そろそろ入口です。土塁が見えてきました。

台場は、土塁で囲まれたつくりになっているので、内部に入るために階段を上ります。

到着しました。では内部を撮影していきます。

内部は広い空間があります。まず中央に陣屋の跡があります。
土塁の近くに沿って、火薬庫の跡や、かまど跡、船で出入りをした入り口跡などが残されています。

そしてなにより、台場ですので、砲台跡ですね。(レプリカらしいです。)
もちろん土塁の上に置かれています。

こうやって外敵に向かって狙いを定めていたのでしょう。

もちろん、台場の中にいると全体像は見渡せないので、台場公園からレインボーブリッジを通って帰ることにしました。
すると、レインボーブリッジの上から、第三台場の全景が非常によく見えるのです。

第三台場を上から撮影してみました。
なかなかの光景でしょう。手前が船で上陸するための入り口跡でしょうか。

後ろの近代的な街並みとのコントラストがなかなか面白いです。

第六台場上陸・・・できず

お隣には第六台場があります。
この足で行ってみましょう。

第六台場です。現在は入ることができませんが、このように上からは眺めることができます。

人気の観光地のすぐ近くに、こんなに歴史を感じる史跡が残されているのです。お台場に行った時は、ぜひ台場まで足を延ばして歴史を感じてみませんか。

レインボーブリッジを歩いて渡るのもおすすめですが、けっこう距離はありますので、お時間に余裕のある時にでも。(自分はここから田町まで歩きました。)