055【ニュースあれこれ】ワールドカップを控えるカタールの、再利用可能ホテル&スタジアム

ニュースあれこれ(News)
この記事は約5分で読めます。

海外ニュースあれこれです。
海外ニュースを見るメリットについては、下記の記事を読んでみてください。

048 【ニュースあれこれ】ダライ・ラマ14世 85歳生誕記念に名言アルバムリリース
チベット仏教の最高位、ダライ・ラマ14世によるふぁおすとアルバムがリリースというニュースがあり、気になったので読み込んでみました。

今回は2本の記事を取り扱っていますが、どちらも中東『カタール』についての記事です。
さらに、どちらも2022年のFIFAワールドカップに向けたカタール国内のニュースになります。

これらの記事を読んだときに、21世紀に相応しい大型イベントの招致の仕方ってこうであるべきなんだなあ、と、なんとなくイメージしていたことを実現に向けて動いているカタールの先見性を感じた記事でした。

というわけで今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • これがホントの未来志向。『今だけ、金だけ、自分だけ』の真逆をいく、カタールのワールドカップ戦略。

カタール

そもそもカタールって知ってますか?

UAEやサウジアラビアの近くの中東の小国ですが、経済的には非常に豊かな国です。
石油資源などを基に、税もかからず、国民が豊かな生活を送ることができている国です。

治安もそこまで心配するものではなく、一概に中東と聞くと危ないイメージがありますが、そんなイメージとはかけ離れている感じですね。

2016年からF1カタールGP開催へ
【2月9日 AFP】2016年、2017年のフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のグランプリ(GP)が、カタールでも開催される可能性が高まっていることが分かった。

フォーミュラ1(F1)は2016年から開催されています。
これだけでも、経済的に豊かな国であることが分かりますよね。

カタールとワールドカップ

サッカー関係者には有名だそうです。

例えば1993年のドーハの悲劇
そして、2022年のワールドカップ開催です。

ここまで読んできていただいて申し訳ないのですが、自分はサッカーは全くわからないので、ワールドカップの話は今回はでてきません!悪しからず。。。

今回気になったのは、ワールドカップに向けた建造物に関するニュースです。

ホテル&スタジアム

フローティングホテル

Temporary Floating Hotels Soon Will Be Coming to Qatar
As Qatar prepares to host the 2022 FIFA World Cup, it is doubling the number of hotel rooms and guest apartments in the country to help accommodate the influx o...

まずはこちら。ホテルです。

こちらのホテル、現在1600室以上のホテル16棟を建設しているということなのですが、最も特徴的なことがあるのです。それは、

海に浮いている
ことなんですね。

クルーズ船じゃダメなの?

だったらクルーズ船でいいんじゃない?という疑問もあるのですが、

水深の関係でクルーズ船が入り込めないらしいのです。
だから、水深が浅いところでも入り込めるフローティングホテルという形を採用したそうです。

ワールドカップ後を見据えて

このフローティングホテルでなるほどと思ったことは、やはり、ワールドカップ後の行く末についてです。

これまでであれば、ホテルとして建設されたとしても、大型イベントが終了すると、撤去されるか、まあその場に立ち続けるホテルとして転用されるかという選択肢しかありませんでした。

しかし、このカタールのフローティングホテルは、ワールドカップ終了後には、撤去することになったとすると、海辺に浮いているだけなので、元の海岸が戻ってきます。

また、そのまま別の海岸に移動させて、フローティングホテルとして活用することができるのですね。
ほとんど、どの海岸でも活用できるような作りになっているようです。
先の先まで考えられたものになっているのですね。

コンテナスタジアム

そして、次はスタジアムについての記事です。

A Modular, Demountable Stadium Built From Shipping Containers Will Be Erected for Qatar 2022 World Cup
The design of a modular, demountable stadium being constructed for the 2022 FIFA World Cup in Qatar has been revealed.

このスタジアムも、将来的な活用を視野にして作られているそうです。

なんとこのスタジアム、

コンテナ
でできているようです。そう、あの輸送用の。

コンテナで!?

このドーハにつくられているスタジアムなのですが、約1000個もの輸送用コンテナで作られているそうなのです。

ということは、ワールドカップが終了すると、スタジアムは解体することになりますが、規模を縮小したスタジアムに転用できたり、そもそもの用途のコンテナとして使用されたりと、将来の利用イメージが出来上がっているわけです。

たくさんのメリット

これまでのスタジアムであれば、膨大な撤去費用を使って撤去するか、そのまま使い続けるしかなかったわけですね。
東京の新国立競技場も、ワールドカップ終了後にどのように活用していくか、いっじひはどうするかなど、けっこう問題にはなっていましたしね。
どこの国も、こういった大型イベント後のスタジアム活用には頭を悩ませているそうです。
一つの解決事例として、今後広がっていきそうですね。

ドーハのこのスタジアムは、世界的にもこのように再利用が前提として考えられた初めてのスタジアムなのです。
廃棄物も少ないので、建設費や移設費も、これまでのいろいろなスタジアムと比べると安価にできるそうです。

メリットは多そうですね。

世界的イベントを制すキーワード

未来志向

今後世界的なイベントを開くために必要なことは、この未来志向だと思う。

それを行うことで、国をどうしていきたいのか。

ここの盛り上がりをいかに次につなげていくのか。

会場や土地などをどのように生かすことができるのか。

キーワードになってくるのは、エコや再利用性、自然の維持などでしょうね。

これまでのように

国の未来?いや金だ!

このイベントだけ盛り上がればいい

ハコモノ作れ!イベントが終わった後の使い道?そんなこと知るか!

のような、今だけ、金だけ、自分だけの考え方では世界から賛同を得られなくなるのでしょうね。

偉いさん、世界の変化に気づいていきましょうね。