059【インドネシア紀行】世界第3位の産地で味わう、生カカオの味

インドネシア(Indonesia)
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インドネシアってカカオの産地って知ってました?
しかも、世界第三位の。

どうしてもカカオって聞くと、アフリカのガーナとかを思いつきますが、インドネシアでも収穫できるんです。

今回はそんなインドネシア産のカカオを堪能できる、
ジョグジャカルタの『MONGGO Chocolate
でテイスティングしてきたカカオ三昧の様子と、生カカオを食べてきたときのことを書きたいと思います。

生カカオ。
カカオ自体は、カカオの種ですが、果肉の味は想像できますか??
というわけで今回は、

【今回のわきみち】
  • 生カカオはマンゴスチンの味

インドネシアの投稿です。
色々な顔のあるインドネシア。面白いです。

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カカオ

上の写真。カカオの実ですね。

この中に、びっしりとカカオの果肉があり、その一つ一つに種が入っています。

カカオ豆

そのカカオの果肉、その中にある種子をしっかりと発酵させるのですね。

そして、焙煎・粉砕と工程を経ることで、私たちの知っているチョコレートに加工されるわけです。

カカオニブ

焙煎したカカオの種子を砕いて、フレーク状にしたものがカカオニブです。

最近では日本でも、このカカオニブを前面に出したお菓子なども売っていますよね。
もちろん砂糖などを混ぜて加工したものではないので、純粋なビターテイストです。

カカオポリフェノール

カカオには、ワインなどでも有名な抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。
それ自体でもたいした健康食品なわけですね。

となると、たくさん摂取せねば!となりそうですが、たくさん食べると鼻血が…。
昔からよく言いますよね。

カカオそのものは肥満につながったり、健康的に問題というのはあまりないそうなのです。
しかし、チョコレートに加工すると、植物油脂やら砂糖が大量に入ることになるので、食べすぎには気をつけねばならないようです。

インドネシアのカカオ

インドネシアのカカオの現状

インドネシアですが、緯度的に見るとカカオの栽培が可能な地域に入ります。
このカカオのできるエリアですが、大体赤道の付近ですね。
コーヒーベルトのようなエリアです。

そんなインドネシア、世界第三位のカカオの産出量を誇ります。

しかし、日本にいてるとインドネシア産のカカオ、ほとんど聞きませんよね。

それには原因があって、カカオの扱い方や収穫した後の加工の仕方など、現地の方々がよくわかっていなかった部分が多いらしく、カカオの実としては良いものの、カカオとしては高品質なものを海外に流通させることができていなかったことが原因だそうです。

後述するダリKやMONGGO Chocolateのように、このような状況だったインドネシアのカカオに目を付け、高品質なカカオを作り流通させる販路を作って、インドネシア内外に広めていく動きが出てきています。

インドネシアでのおもな産地

インドネシア産のカカオの7割はスラウェシ島で生産されています。
ジャカルタのあるジャワ島から北東に行ったところにある『K』の形をした島です。

ダリK

日本で近年有名になってきているのが『ダリK』ですね。

インドネシアのカカオ産業を見つけてオーナーが、正しい栽培の方法や加工の仕方や、などを現地と共有し、適正な対価を支払うフェアトレードの仕組みを取り入れたそうです。
その結果、ダリKとしても、現地の農家としてもWIN-WINになる関係を構築していっているそうです。

このダリKですが、京都に本店があります。

ジョグジャカルタのMONGGOチョコレート

今回ジョグジャカルタで訪問してきたのが、MONGGO Chocolateです。

MOGGO Chocolateは、ベルギー人夫妻によって、インドネシアがカカオの産地であるにもかかわらず、おいしいチョコレートがないことから、本格的なチョコレート作りを現地に根付かせていくために始めたようです。

今ではMONGGOのチョコレートは、インドネシア全土のスーパーなどでも購入できます。
いろいろなフレーバーがあったりして、ユニークな商品がありますよ。

MONGGOチョコレートの場所

本店はこちら。上記の写真は本店です。

今回行った工場・博物館見学は別の場所になります。

各種SNSもやっている様子です。

チョコレート博物館・工場見学

本店から西にしばらくいったところに、工場と博物館があり、見学をすることができます。

チョコレートの歴史や、カカオがどのような扱いをされてきたかなど、順番に展示がされています。

こちらは加工手順ですね。
カカオの実から果肉をとり、種子を発酵させ焙煎させていっています。

カカオの種子に含まれる成分の含有量などもかかれていますね。

こちらは工場ですが、訪問した時は稼働していませんでした。残念。

本店の方の工場は稼働していたのですが、写真に撮り忘れていました・・・。

テイスティング

メインのテイスティングです。
カカオドリンクを飲むことができるのですが、砂糖を徐々に加えていくことでどのような味の変化があるかを楽しむことができます。

個人的にはノーシュガーのビターな味が好みでした。

生カカオの味

そして、お待ちかねの生カカオがこちらです。

果肉は真っ白いんですよね。
食べてみますと、若干の甘みと酸味が。
味は完全にマンゴスチンでした。

このまま売っても果物としていけそうな気もしましたが、やはりカカオの貴重なところは種子。
果肉が付いた状態で種子の発酵の工程に入るため、果肉は市場には出回らないようです。

残念なような気もしますが、インドネシア産のおいしいチョコレートが広まり、インドネシアの産業が活発になっていってくれるほうが嬉しい気もしますね。

焙煎したカカオ豆

焙煎したカカオ豆も食べることができました。
もちろん砂糖の入っていない、どビターな味です。
けっこう後引く味で、これだけで売り出して大人のおつまみで売れるんじゃないのか?とも思いました。

なにかこれをそのまま使って商品が考えられないかな。