旅にもいろいろなスタイルがありますが、いつも根強い人気があるのがキャンプですね。
自分もキャンプは好きなのですが、生まれ持っためんどくさがりの性質もあって、テントを張ったり、いろいろな道具類を用意したり、というのがけっこうおっくうなんですよね。
でも、キャンプは行きたいなあと思ったり。
そんな方もおそらくいるとは思うのですが、ここ数日で、そんな方々にも朗報な情報をいくつか偶然見つけてしまいました。
普段は自転車?普段は車?
しかし、夜になると宿泊場所に大変身!
というわけで、今回のわきみちは、
Z-Triton
まずはこちらです。
(フリーの写真がないのでリンク先をまずご覧ください。)

三位一体!!
こちらの乗り物Z-Tritonと言います。
一見すると自転車に、不思議なものがくっついているように見えます。
こちら実は、自転車とボート、そして寝るための宿泊スペースの3つを1つの乗り物に組み合わせた全く新しい乗り物なのです。
普段は自転車として使えるわけですが、自転車部分(サドル・車輪・ペダル・ハンドル)を上に持ち上げることで、水上を移動できるボートに変形します。
そして、宿泊スペースであるキャビンには2人がくつろげるスペースがあるのです。
つまり、これ一台で、水陸両用の移動ができて、長期旅行にも耐用できるものなのですね。
ラトビア製
こちらのZ-Tritonですが、製作したのはヨーロッパのラトビアにある会社Zeltineというところです。
この会社の創始者が、ヨーロッパから東京まで3万キロ以上の距離を4年以上かけて自転車で旅をしたときに、自分が欲しかった機能を一台に凝縮したのだそうです。
電力も太陽光発電を利用し、自転車用とボート用のバッテリーとして使われるようになっているのだそうです。
どこで買えるの?
ただし、こちらのZ-Tritonですが、まだまだ増産はできていないようであり、価格が10000ドル程する予定とのことです。
そのためしばらくはレンタルで貸し出しをしたりするサービスで使われるようです。
ルーフテント
最近知ったのですが、『ルーフテント』という商品だそうです。
ルーフキャリアを備えた自動車の上に設置することができます。
どうやって使うの?
ルーフキャリアは別で設置する必要がありますが、それさえあればルーフテントを取り付けることができます。
ただし、残念ながら軽自動車は使えないみたいですね。
車の上に設置しており、使用するときはテント部分を油圧機構で押し上げてテントを広げます。
あとは、はしごを使って登れば、それでテントが完成です。
とっても簡単!
ご自身の車があっといまにキャンピングカーに変身なのです。
これは。テントを張るのがおっくうだった自分にとっては画期的なものでした。
耐荷重制限はありますが、2~3名は大丈夫みたいですね。
値段は?
いろいろなタイプのものがありますが、10万円~20万円ぐらい。
そこそこお手頃価格です。
高いものでは50万円といったものもあるようです。
蚊帳付ハンモック
ここまで書いてきたZ-Tritonやルーフテントよりは若干設置の手間が必要ですが、テントを張ることに比べたらまだまだ楽ですね。
とりあえずしっかりとした2本の木を見つけて、その間にハンモックを張るだけです。
しかも、蚊帳付なので、ハンモック全体を蚊帳で覆うような感じになります。
ハンモックの欠点を見事に克服していますよね。
ソロでキャンプなどをするときに、わざわざテントを張るまででもなければこれで十分なような気もしますね。
値段は?
今回書いた中では一番安上がりです。
3000円くらいから購入ができます。
いかがだったでしょうか?
キャンプはしたいけど、テントやらなんやらいろいろ準備するのが大変で…。
という方々には、このような選択肢もあるわけなのですね。
ぜひ、旅を考えるときのヒントにしていただければ幸いです。