今回は東京の大田区にある、とある場所について書きました。
その場所は『桜坂』といいます。
おそらく、この単語だけでピンときた方と、そうでない方が半々ぐらいなのかなあと思います。
この『桜坂』ですが、2000年に大ヒットした福山雅治さんの唄なのです。
この時期は本当に、どこに行ってもこの曲が流れていたように思いますが、2020年の現在では、徐々に知らない人も増えてきている様子ですね。
そして、この唄をきっかけにして、実際に桜坂に行ってみたわけなのですが、実は意外と身近なところにその場所はあったのです。
というわけで、今回のわきみちは、
これまで東京で取り上げた記事です。






桜坂って?
桜坂とは東京都大田区田にある桜の名所です。
今回なぜこの場所を取り上げるのかということなのですが、おそらく2000年に物心ついていた人々は『桜坂』と聞いただけで、わかるのではないでしょうか。

こちらが桜坂になります。
一見すると何もない、切通しになった道路ですよね。
車の通りもまばらな感じがします。
実は、旧中原街道の一部だそうで、元々は大坂だったところが、1923年の改修工事で切通の道路になったそうです。
しかし、その名の通り、春の桜の時期になるとこの光景が、一変するわけです。
どこにあるの?

東京都大田区田園調布本町にあります。
駐車場はないので公共交通機関でいきます。
東急目黒線の多摩川駅か、東急多摩川線の沼部駅から5分ほどで行くことができます。
名曲『桜坂』
2000年にとある曲が大ヒットしたわけなのですね。
それが、福山雅治さんの『桜坂』という曲です。
福山雅治という名前は今であっても通用するとは思うのですが、『桜坂』というと、そろそろ「?」という世代も多くなってきているのではないでしょうか。
この大ヒット曲『桜坂』のモデルとなったのがこの東京都大田区の桜坂なのです。
実際にこのあたりに住んでいた福山さんが、そのころの思い出から歌詞をつくり、曲として作り上げたのです。
そんな経緯があり、もちろんながらこの桜坂、大人気な場所になったわけなのです。


今回掲載している写真は、ちょうど桜のシーズンです。
もともとは桜が植えられていたわけではなかったのですが、1930年に道の両側に桜が植えられたことで『桜坂』という名前になったということだそうです。

2000年に曲が発売され、この場所が曲のモデルになった場所だということが知れ渡ったときには、人や車で溢れ、大渋滞が発生したような場所になったようです。
自分が今回の写真を撮影した時期は2005~2006年頃であるので、桜の時期ではありますが、ピークは過ぎていたので、そこまでの人混みではなかったように思います。

切通の道になっているため、両サイドの道から道路部分が低くなっている構造になっています。
そのため、桜坂に架かる歩道からは、桜坂を見下ろす風景を撮影することができます。

夜の桜坂

夜の桜坂にも行ってみました。
(カメラ性能があまり良くなく、画質は悪いです・・・。)


けっこう車もたくさん通っていました。

夜もたくさんの人が集まる名所でしたね。
桜のシーズンは夜もいいかもしれませんね。
ただし、この桜坂、桜の下で楽しむというようなスペースはありませんのでその点は注意が必要です。
ここのように、下からも上からも桜を眺められるスポットというのもなかなか珍しいところではないでしょうか。