妹子といえば??
いもうとこ??そんな人いたっけ・・・
いえいえ、読み方が違います。
妹子=いもこ
です。
ああ!!いたいた!
小野妹子(おののいもこ)だ!!
そう、聖徳太子が存命だった時代、遣隋使として派遣された小野妹子です。
そんな小野妹子なのですが、妹子をはじめ小野一族が暮らしていた地域が現在の滋賀県大津市の和邇(わに)という地域なのです。
結構意外ですよね。
時代が時代だけに奈良の人なのかなあと思っていたのですが。
そんな小野妹子と一族が暮らしていた滋賀県のこの地域には、琵琶湖西側の湖西道路唯一の道の駅があります。
その道の駅を、道の駅 妹子の郷といいます。
なんと、小野妹子を全面的にフィーチャーしてきたのですね。
広大な琵琶湖とその周囲を巡る際にやはりあってほしいのが休憩施設。
そうなってくると、この道の駅がいかに重要なポイントなのかがわかりますよね。
今回はこの湖西道路唯一の道の駅である、道の駅 妹子の郷について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
【今回のわきみち】
- 湖西道路、和邇インターチェンジにある唯一の道の駅 妹子の郷。様々な楽しみ方ができる琵琶湖周辺巡りでは欠かせない道の駅を訪れてみよう。
滋賀県に関する記事です。

1217【滋賀紀行】天智天皇を祀り、時計とつながりが深い近江神宮内にある『近江神宮 時計館・宝物館』
近江神宮なのですが、天智天皇を御祭神としていることからもう一つの顔をもっている場所でもあるのです。それは、時計の聖地であるということ。実はこの天智天皇という人物が、時計と非常にゆかりのある人物だったのです。それはなんと今から1350年も前のこと。そのような時代に時計が??と思うかもしれませんが、漏刻という水時計を設置して時間を都に知らせ始めたのです。

1215【滋賀紀行】琵琶湖畔の抜群のロケーションでキャンプを『ビワコマリンスポーツオートキャンプ場』
ビーチというとどうしても海がまずイメージされますが、湖畔にあるこの琵琶湖のビーチ。そんな穴場で楽しむことができるマリンスポーツの楽しさに違いはありません。泳ぎから始まってボートやカヌー、ウインドサーフィンなどなどたくさんのマリンスポーツがあなたを待っているのです。そんな琵琶湖畔にあるキャンプ場の一つが今回紹介しているビワコマリンスポーツオートキャンプ場なのです。

1201【滋賀紀行】こここそが百人一首の聖地。漫画・アニメでも幾度となく登場した場所『近江神宮』
天智天皇といえば、百人一首の歌番号の1番、「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」を詠んだ歌人でもあります。このつながりから、ここ近江神宮では毎年1月に競技かるたの名人位決定戦、クイーン位決定戦が行われている、まさしく百人一首かるたの聖地なのです。

1078【滋賀紀行】歴史を大きく動かした三姉妹。その三姉妹にまつわる、関ヶ原から賤ヶ岳を結ぶ街道にある『道の駅 浅井三姉妹の郷』
滋賀県の長浜市。浅井家と縁の深い土地であり、数々の史跡や資料館などがある観光名所なのです。そして現在の滋賀県の長浜市にある道の駅が、『道の駅 浅井三姉妹の郷』なのです。どストライクにこの地域に縁ある三姉妹をその名称にもってきた道の駅。実際この道の駅を訪れると、浅井三姉妹の像が訪れた人々を迎えてくれます。

1060【滋賀紀行】滋賀県の地元の食材を使った特産品があなたを待っている!『道の駅 マキノ追坂(おっさか)峠』
滋賀県は琵琶湖の北。高島市のマキノ町というところに一つの道の駅があります。この道の駅を『道の駅 マキノ追坂峠』と言います。何と読むの?となると思いますが、"マキノおっさかとうげ"と言います。

1048【滋賀紀行】日本でこれほど高品質なテンペが!?日本の自然が生み出した『ルストテンペ』
インドネシアの発酵食品であるテンペなのですが、日本ではなかなか見かけることはできませんでした。見かけたとしてもインドネシアから輸入されたようなものでした。ところが、日本国内で、日本の空気、日本の水の元でこのテンペづくりに情熱を燃やし、本国であるインドネシアにも負けず劣らずの素晴らしいテンペを生産している会社があるのです。その会社を『ルストテンペ』といいます。

1012【滋賀紀行】中山道に残るかつての宿場町の跡『柏原宿』
今回紹介している柏原宿(かしわばらじゅく)は、滋賀県米原市にあるかつての宿場です。江戸時代の主要な街道であった中山道の60番目の宿場であったこの柏原宿は、かつての宿場の建物が数多く残り、かつての街の姿を鮮明に残し続けている場所なのです。

423【滋賀紀行】いつも観光客であふれる現存天守。そして世界遺産も視野に入れているらしい『彦根城』
琵琶湖の周囲に残る城でも際立って有名な城がこの彦根城ではないでしょうか。何しろ、現存十二天守の一つであり世界遺産も視野に入れているほどの天守が残る城なのです。天守をはじめ、城の敷地内が非常に整備されており、見応えのある城なのです。

416【滋賀紀行】それまでの城と、ここからの城との大きな転換点となった、天守そびえる織田信長の夢の跡『安土城』
これまで数々の城や城跡を見てきましたが、一つの山にこれだけの規模の城を造ったのは、やはり織田信長だけではないでしょうか。天下統一を目前にして散った織田信長。その信長が、造り上げた天下人の住まう城が安土城なのでした。

369【滋賀紀行】織田信長亡き後の琵琶湖南部の中心地となった『八幡山城』
安土城に代わり、近江国を新たに治める城として築城されたのが八幡山城であり、安土城のあった場所の隣地に、安土城に似たような形で造られています。その造りは安土城以上に急峻な山に造られた山城であるため、現在では主にロープウェイを使うことで、多くの人々が訪れる地になっています。

329【滋賀紀行】名だたる武将が戦いを繰り広げる舞台、そして浅井長政悲劇の地『小谷城』
織田信長の妹であるお市の方、そして義理の弟である浅井長政の悲劇の地として有名な小谷城を紹介していきたいと思います。日本の五大山城に挙げられるほど堅牢な山城であるため、織田信長もなかなかここを攻め落とすことができなかったといいます。

104【滋賀紀行】安土城以前の要所だった、応仁の乱から戦国期にかけた名城『観音寺城』
滋賀県の琵琶湖の南にある有名な城跡と言えば、安土城ですよね。しかし、その安土城のすぐそばに、日本百名城に登録されているもう一つの城があるのです。室町の戦国末期までに、京都に向かう要所にあったこの地をおさめた城『観音寺城』。ぜひ、安土城とあわせて訪れてほしい城跡です。

090【滋賀紀行】史上最も過酷だった山城『鎌刃城』で山城の真髄を見た
滋賀県は琵琶湖の東に位置する、続日本百名城に登録されている鎌刃城。戦国期の近江を舞台として、数々の戦いを経てきた、防衛のための山城です。そんな鎌刃城ですが、続百名城登録から徐々に盛り上がりの機運を感じています。そんな鎌刃城跡を登城してきました。
道の駅 妹子の郷
道の駅 妹子の郷は、滋賀県の大津市、和邇(わに)にある道の駅であり、琵琶湖の西側を走る湖西道路唯一の道の駅でもあります。
様々なアクティビティで賑わう琵琶湖とその周囲ですが、とにかくたくさんの人々が集まってくる場所なのです。
そのようなたくさんの人々にとって、唯一の休憩施設であるこの妹子の郷はどれほど心強い存在であることでしょう。
そんな道の駅 妹子の郷が誕生したのは2015年のことです。
この名称は公募で決まった名称なのだそうですが、何を隠そうかつて聖徳太子に見いだされて、2度も遣隋使として派遣されたことでも有名な小野妹子とその一族が暮らしていた地域なのだそうです。
そこからこの名称となったのですね。
ここができるまでは、夏や冬に様々なアクティビティで楽しむことができるこの湖西地域に、休憩施設がなかったというのも驚きですね。
今では多くの人々の活動拠点になっていることもうなずけます。
さて妹子の郷なのですが、もちろんながら道の駅ですので、ここを訪れると和邇の地域を中心に湖西エリアの地域情報を広く入手することができます。
道の駅近郊の観桜についての情報や、道路情報などおきめ細かく発信されているので利用価値が非常に高いです。
また、観光に特化した観光コンシェルジュなる存在もここには存在しているそうなので、初めて湖西エリアにやってきた場合でも安心して旅のプランが作れそうですね。
またトイレや駐車場などどんな人でも利用できる施設となっています。
さらに道の駅というと、それぞれの施設で特色があることでもよく知られています。
もちろんこの妹子の郷にもさまざまな施設が設けられています。
多くの道の駅の楽しみの一つにもなっているのが、特産品販売所ですね。
もちろん妹子の郷にもあります。
この地域で生産された習な野菜や果物など。
さらには加工品やお菓子、雑貨など所狭しとそろえられている販売所があります。
また、木材を多用したデザインであるレストランでは、滋賀県ならではの近江牛をメインにしたメニューが目白押しです。
肉といえばステーキ、すき焼きなどなど。
どれも道の駅とは思えないほどのクオリティをもっているメニューが取り揃えられています。
近江牛ばかりに目が行きがちですが、滋賀県は米でも有名な土地。
滋賀県の比良山系の豊かな山水で育った棚田※が利用されているご飯も名物なのです。
施設内にはローソンが入っており、いつものコンビニで買えるものも気軽に手に入れることができるのもうれしい点ですね。
屋外にはイベントスペースも設けられており、一年を通して様々な地域を盛り上げるためのイベントが行われており、何度でも訪れたくなる道の駅となっているのです。
アクセス
JR和邇駅から西に2kmのところにあります。
道の駅 妹子の郷へ行ってみた
それでは、道の駅 妹子の郷へ行ってみましょう。
こちらが道の駅 妹子の郷です。
若干丘陵のようなところに建てられているこの道の駅なのですが、駐車場が建物の目の前と、少し降りたところとの2か所の大きな駐車場が設けられています。
それでも、それらの駐車場が埋まってしまうほど人気のある道の駅であることがわかります。
妹子の郷の全景の案内です。
琵琶湖の西側というと、夏は琵琶湖でのレイクスポーツ、冬には降雪がある地域が集まっているのでウィンタースポーツなど、様々なアクティビティが集まっている場所なのです。
つまりは、それだけ夏冬問わず人が訪れる場所ということです。
そんな中で、道の駅という存在は非常に重要な拠点なのですね。
この道の駅 妹子の郷を訪れたときには、土産物屋などもあるのですが、レストランを利用させてもらいました。
砂州が滋賀県ということで、近江牛推しがすごいレストランです。
近江牛のステーキや近江牛のすき焼き。
とにかく近江牛だらけなのです。
そんな中でこの日選んだのは、あえて若干の変化球で近江牛カレーうどんをチョイスしました。
とろみの強いカレーうどんの中には一押しの近江牛が入っています。
きれいな窓の外を眺めながらカレーうどんを楽しませてもらいました。
いかがだったでしょうか。
道の駅の存在というのは、様々なところに旅に行ったときに非常に心強い存在です。
さらに、道の駅そのものにも目的となるような特徴をもったところも増えてきているので、旅が楽しくなるばかりですね。
比較的まだまだ新顔の道の駅である妹子の郷。
琵琶湖周辺散策には欠かせない道の駅なのです。