アジア最後のフロンティア ミャンマー。
このミャンマーですが、最後のフロンティアと言われているだけあって、まだまだ世界遺産に登録されていない見どころが山のようにあります。
ミャンマーを訪れた当時は2015年でしたが、このときはまだ『ピュー古代都市群』だけしかミャンマーには世界遺産はありませんでした。
その後、バガンが登録され、それ以外にもまだまだ登録されてもおかしくないところがあります。
今回紹介するウーベイン橋も、いずれは登録されるのではないでしょうか。
というわけで、今回のわきみちは、
ミャンマーのポッパ山についての記事です。
こちらも世界遺産に登録されても何ら違和感のないスポットです。

ミャンマー マンダレー

マンダレーはミャンマーの中部に位置する、ヤンゴンに次ぐ規模の都市です。
ここは、イギリスに併合されるまでビルマ最後の王朝の首都があった場所なのです。
街の中心には巨大なマンダレー王宮があり、過去の王朝首都を感じさせます。
街の北側にはマンダレーヒルがあり、その頂上のパゴダから見る風景は絶景です。

ウーベイン橋
アクセス
今回はミャンマーの中部、ミャンマー第二の都市マンダレーから南に10kmほどいったところにある、アマラプーラという町にある、木造橋のことを紹介したいと思います。
このアマラプーラの町の東側に、タウンタマン湖という大きな湖があるのですが、この湖を東西にまたぐ橋をウーベイン橋といいます。
ウーベイン橋とは
この橋、すでに160年以上の歴史があるのですが、全長1.2kmもの世界最長最古の木造橋なのです。
マンダレーの町からはバスやタクシーで30分ほどで到着します。
自分はバイクタクシーをチャーターしていたので、それで向かいました。
橋は1000本以上の橋脚で支えられています。
今回自分が訪れたときは雨期だったこともあり、橋の下に水が張っている状態ですが、乾季になると、水位がかなり下がり、橋の下にも降りて夕日の鑑賞ができるそうです。
足元がかなり不安定であり、柵も大半は無い状態であるため、対岸まで渡りきるには20~30分ほど時間がかかります。
ストリートビューでは、乾季のウーベイン橋の様子を見ることができます。
では、雨期のウーベイン橋を身に行ってみましょう。
ウーベイン橋を渡ってみた

ではさっそくウーベイン橋を渡ってみました。
この時期は雨期であったため、写真のようにタウンタマン湖も水位が高くなっています。
乾季のころには、橋の下に降りたりすることもできるそうですが、雨期はこのような状態のため、とにかく端から落ちないようには気を付けなければいけません。

振り返るとこんな感じです。
この時期は小舟での移動が主になるようですね。

ひたすらまっすぐに橋は続きます。
この日はまだ人が少ないほうだったのかな。

湖から杭が建っていますが、これは何なのでしょうか?

橋の途中には休憩所兼、土産屋みたいなものが並んでいます。
座って休憩したり、軽い軽食が売っていたりします。

自転車で渡る猛者もいるのですね。
思っている以上に橋床が不安定で、隙間が空いているところもあったりするので、難易度は高めです。
おすすめはしません。

このあたりは柵がしっかりと設けられています。
1.2kmの中でも、区間によって橋のつくりが若干異なります。

だんだんと対岸が見えてきました。

対岸近くまでになってくると、水深も浅めになってくるのか、お店が見えてくるのですが、

雨期の時期はこのように、橋の下にあるお店なども沈んでしまっています。
一年の半年はこのような状態なのでしょうね。
割り切りがすごいです。

対岸までやってきました。
下からウーベイン橋を眺めたところです。

対岸にもいろいろと小さな寺院が点々としており、歩いて散策するのも面白いですね。
ちなみにウーベイン橋越しに見る夕日が大人気スポットになっているそうです。
乾季の時期には、橋の下にイスをならべ、橋の向こうに沈んでいく夕日を見るのがたまらないらしいですね。
今回は雨期だったので水位のせいもあり、橋の高さは感じませんでしたが、水が引くと、橋脚が4~5mほどあるところもあり、なかなかの高さですよね。
実際に行ってみるとわかるのですが、この木造建築がよく160年の歳月を耐えてきたなあと感じますが、至る所が日々修復されていることもわかりました。
もともとは旧王宮の使われなくなった材料を使ったといわれているウーベイン橋だけあって、地元の人々によって、大切に受け継がれてきたことなのでしょう。
世界遺産を求めて旅をすることがほとんどなのですが、このようにまだまだ世界には隠されたスポットがたくさんあるのですね。
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