1033【奈良紀行】テントサイトだけではなく、バンガローでも自然を感じられる『フォレスト・イン洞川キャンプ場』

近畿地方(Kinki)
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奈良県の天川村
自然から歴史的なものまで様々な楽しみ方があるこの場所に、老舗的なキャンプ場があります。
そのキャンプ場とは、フォレスト・イン洞川キャンプ場といいます。

奈良の奥地にあるこの天川村のキャンプ場。
何といってもあふれるばかりの星空を楽しみ、これまた有名な湧き水で食事を作り。キャンプ前後には様々な観光名所を楽しむ。
一粒でなんどでもおいしいようなキャンプ所なのです。

さらには、キャンプと一言に言っても様々なスタイルがあります。
ソロでのキャンプから始まり、ファミリーでのキャンプ。
自分たちでテントを張って楽しむキャンプもあれば、車ごと乗りいれるオートキャンプもあり。
またまた、バンガローにゆったりと泊まるのもありと、人によってその楽しみ方は様々ですよね。
そんな多種多様なキャンプスタイルのほとんどがこのフォレスト・イン洞川キャンプ場では楽しめてしまうのです。

さてさて、ホテルやゲストハウス泊もいいですが、たまにはキャンプで楽しむというのも面白いのではないでしょうか。
今回はこのフォレスト・イン洞川キャンプ場について紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • キャンプ初心者でも安心。様々な設備の整ったフォレスト・イン洞川キャンプ場で、今晩はキャンプを楽しんでみませんか。

奈良県に関する記事です。

1056【奈良紀行】川遊びも存分に楽しめる老舗のキャンプ場『ごりょう橋キャンプ場』
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フォレスト・イン洞川キャンプ場

フォレスト・イン洞川キャンプ場は、奈良県の天川村にあるキャンプ場です。
天川村のこの地域というと、キャンプ場だけではなく、歴史ある温泉施設である洞川温泉郷や、その周囲に広がる温泉街。
面不動鍾乳洞・五代松鍾乳洞といった自然の神秘。
長い年月をかけて湧き出す有名な水、ごろごろ水とその採水場。
冬になるとスキーを楽しむこともできたりします。
これだけの様々なアクティビティを楽しんだり、観光名所を訪れたりと、いろいろな楽しみ方のある天川村。
そんな場所にあるキャンプ場であるフォレスト・イン洞川キャンプ場は、さらに深くこの天川村を楽しむことができそうですよね。

フォレスト・イン洞川キャンプ場は、様々な設備によって、どのような人でもキャンプを楽しむことができる設備が整っています。
テントを持ち込んでキャンプをすることができるフリーサイトや、車ごと入り込めるオートキャンプサイト
さらには、地面の状態に影響されない高床式のキャンプサイトや、バンガローも設置されています。
多方面の設備が充実していることによって、どんなキャンプスタイルでも楽しめそうな場所ですよね。
さらにはごろごろ水に代表されるように、美味しい水がウリの天川村。
このフォレスト・イン洞川キャンプ場でももちろんその自慢の水を利用することができます。
素晴らしい自然の中で、素晴らしい体験ができそうなキャンプ場ですね。

もちろんキャンプ場ですので、都会で暮らすように何でもがそろっているわけではありません。
しかし、このフォレスト・イン洞川キャンプ場は、『不便であることを楽しむ』ということがコンセプト。
生活に不便かもしれませんが、それだけ都会では味わえないことを体験することができるのエス。

静かに流れる小川のせせらぎ。
うっそうとした木々に囲まれた自然の空気。
夜になると満天の星空。
不便だからこそ体験できることがここにはそろっているのです。
日常生活に疲れたときにこそ、こういった場所は心も体もリフレッシュさせてくれそうですね。

アクセス

近鉄吉野線下市口駅からバスで1時間半、そこから20分ほど歩いた先にあります。

フォレスト・イン洞川キャンプ場へ行ってみた

それでは、フォレスト・イン洞川キャンプ場へ行ってみましょう。

フォレスト・イン洞川キャンプ場は、森林の中のかなり広い敷地がキャンプ場になっています。
こちらは管理棟や受付などがある場所です。
場所を借りたり、キャンプ用具を借りたり、マキなどを買うのはこの場所になります。
また、高床式の屋根付きキャンプサイトがこの周囲にあるので、そこにテントを張ることもできます。

かつては洞川キャンプ場という名称でした。
注意書きにその名残があります。

今回はオートキャンプなので、受付後に奥に進んでいきます。

炊事場やトイレ、シャワー施設など、初心者でも安心な設備が盛りだくさんです。

バンガローサイトもあります。
テントはちょっと・・・という人でもアウトドアを体験することができますね。

こちらがオートキャンプサイトです。車ごと区画内に入り、好きなようにテントを張ることができます。
区画は決められているわけではなく早い者勝ちなので、なるべく早く行って場所を確保した方がよいでしょう。
また、宿泊ではなくデイキャンプの人も多いようで、夜になると撤収するグループもまあまあたくさんいました。

訪れたのは秋口だったのですが、これだけの奥地にある自然豊かな場所。
朝はなかなか冷えます。

いかがだったでしょうか。
充実した施設得あるため、初心者でも簡単にキャンプを楽しむことができました。
もちろん周囲にはキャンプのプロたちもたくさんいます。
どんなレベルであっても楽しむことができるこのフォレスト・イン洞川キャンプ場は、誰にでもおすすめできるキャンプ場でした。
キャンプの前後は、見どころたくさんな天川村の観光スポットをたくさん見て回ることもできます。
色々と楽しみ方のあるキャンプ場ですね。