和歌山は九度山町。
高野山を開いた空海が、この九度山に住んでいた母に、月に9度会いに来ていたことからその名前がついた町です。
また、戦国の時代には、真田昌幸・幸村親子が、関ヶ原の戦いの後幽閉された町としても有名です。
そんな自然あふれる町の山間部に、60年以上続く老舗キャンプ場があります。
つい最近まではどーむびれっじと呼ばれていたキャンプ場なのですが、現在はごりょう橋キャンプ場といいます。
高野山の麓を流れる静かで美しい玉川峡、そしてそこにかかる1本の赤い橋。
その橋を越えたところに、雰囲気の良いバンガローが立ち並ぶこのキャンプ場。
自然いっぱいのこのキャンプ場では、BBQに勤しむ人もいれば、すぐそばで川遊びを楽しむ親子連れ。
夜になると満天の星空の下で自然を楽しむ。
ここにやってくれば、都会の喧騒を忘れて、非日常の世界が待っているのです。
もはやこの周辺でも老舗のキャンプ場なので、シーズンになればいつも多くの人でにぎわうこのキャンプ場。九度山近隣でキャンプをしたいときには真っ先に候補に挙がってくるキャンプ場なのではないでしょうか。
今回はこのごりょう橋キャンプ場について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
奈良県に関する記事です。














ごりょう橋キャンプ場
ごりょう橋キャンプ場は、和歌山県伊都郡九度山町にあるキャンプ場です。
この地域にあるキャンプ場の中でも老舗的なキャンプ場であり、その名称は変更にはなっていますが、60年以上の歴史を誇るキャンプ場となっています。
2022年の5月からはこのごりょう橋キャンプ場として再オープンされており、一部の情報ではまだ以前の名前であるどーむびれっじとして紹介されているかもしれません。
その場所は、世界遺産でもある高野山のふもと。
丹生川(にゅうがわ)沿い、玉川峡とも呼ばれている川のそばにキャンプ場となっており、山に川、四季折々の植物など自然あふれるキャンプ場となっています。
非常に設備が充実しているキャンプ場であり、テントを持ち込んでというのもいいのですが、きれいなバンガローや炊事場も充実しています。
どちらかというとバンガロー泊を選ぶ人が多いキャンプ場かもしれません。
そのため、キャンプシーズンになると多くの人であふれ、予約も確保することが少し難しいかもしれません。
しかし、少しそういったシーズンを外すと、十分予約を確保することができます。
そばを流れる玉川峡は非常にきれいな清流となっており、子どもたちが川遊びをするのにぴったりなポイントとなっています。
自動車で訪れることはできますが、オートキャンプ場は有していません。
橋を渡る前に駐車場があるため、そこに車を停めて荷物とをもって橋を渡り、キャンプ場内に向かいます。
その点は最近の流行である車でキャンプがしたい人には不向きなキャンプ場となっています。
また、ごりょう橋キャンプ場に訪れるまでの道がなかなか厳しい道となっています。
対向車が来るとヒヤヒヤもの・・・!!?
そんな道を乗り越えた先に、都会の喧騒を忘れさせてくれる素晴らしいスポットがあるのです。
周辺には、ひとっ風呂浴びたいときには、車ですぐのところにやどり温泉 いやしの湯というスポットがあります。
また、市街まで降りると道の駅 柿の郷九度山があったりと、いろいろと楽しめるスポットが点在しています。
また、九度山というと真田幸村が幽閉された地。
大河ドラマで取り扱われたことによってホットになった九度山の町には、真田幸村にまつわるスポットも数多く残されており、歴史好きの面々にはたまらな町ともなっているのです。
アクセス
南海高野下駅から東に8kmほどところにあります。
ごりょう橋キャンプ場へ行ってみた
それでは、ごりょう橋キャンプ場へ行ってみましょう。

さすが和歌山。
キャンプ場の周辺はみかん畑だらけです

そんなみかん畑を抜けるとごりょう橋キャンプ場の赤い橋が見えてきました。
この橋を渡るとキャンプ場です。
なお、この先は車は進入できないので注意が必要です。
キャリーカートがあると非常に便利ですよ。

橋の向こうにドーム型の建物があり、そこが受付棟になっています。
また、この橋の下が子どもたちが遊ぶのにちょうどよい川になっています。

この日はバンガローを借りました。
エアコン付きの超快適なバンガローでしたよ。

こちらはテントサイトかな?
比較的オフシーズンだったので宿泊者はあまりいませんでした。
トイレもシャワー室もとても快適です。

こちらが玉川峡のきれいな川です。
比較的安全に遊べるところではありますが、それでも自然の川であることには違いありません。
十分に注意して、存分に楽しみましょう。
いかがだったでしょうか。
旅行が解禁になってきて、キャンプ場もだんだんと開かれるようになってきました。
テレビやアニメの影響もあってか、キャンプ人気は年々うなぎ上り。
一度はチャレンジしてみたいですよね。
そんなキャンプビギナーであれば、このバンガロー中心になるごりょう橋キャンプ場はうってつけかもしれません。
大自然を感じに、一歩踏み出してみませんか。