巷で大ブームを起こしていた食べ物。
パンケーキ。
ホットケーキではないの??
と思ったりもしますが、ブームがやってくると、様々な人々が試行錯誤を凝らし、それまでになかったようなパンケーキがいろいろと登場してくるわけです。
もちろんこれは日本国内だけの話ではなく、そもそもパンケーキ自体も外の世界からやってきたもの。
世界には様々なパンケーキが存在するわけです。
では、そんな世界各国様々な国や地域にあるパンケーキの中でも、世界で最もおいしいパンケーキは?
と言われると、どこのパンケーキになるのでしょうか。
もちろん、人それぞれ好き嫌いはあると思いますが、多くの人の意見を取り入れた中で、世界最高においしいパンケーキとは何なのかという記事を見つけました。
今回はこの記事に書かれている、世界最高においしいパンケーキについて書いていきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
世界一美味しいパンケーキ

巷で大人気のメニュー、パンケーキ。
パンケーキは通常、バターと卵を組み合わせたものです。
そんなパンケーキですが、世界のパンケーキを見渡してみると、これぞパンケーキだ!という定義的なものを見ずけるのは実は難しいのです。
しかし今回は、そんな世界のパンケーキの中で、世界最高においしいパンケーキについて紹介していきます。
ソッカ(フランスとイタリア)
フランスのプロヴァンス地方と、イタリアのリグーリア地方発祥のパンケーキです。
ひよこ豆の粉と水、オリーブオイルと調味料というシンプルな素材で作られています。
小麦を使っていないこのパンケーキ ソッカは、グルテンフリーであるため、アレルギーを持つ人も安心して食べることができます。
実際ソッカはストリートフードとして人気であり、黒コショウをまぶして出されたソッカは、多くの若者からも人気を博しているのです。
ブリニ(ロシア)
ロシアやスラブ民族の国々では、日本にもなじみのある素材で作られたパンケーキがあります。
そのパンケーキはブリニと言い、そば粉と公募から作られた伝統的なパンケーキなのです。
なお、小麦で作られることもあるようです。
このブリニに、ロシアなどでよく食されているキャビアやスモークサーモンなどをトッピングして食べられます。
ブリニは、パンケーキ週間というお祝いの週によく出てくるようです。
ヘンププロテインパンケーキ(スイス)
グルテンが避けられる場合、様々な制限が課されるように思います。
しかし、グルテンフリーであっても様々な素材を用いることによってその課題を解決しているのです。
スイスのヘンププロテインパンケーキは、その名前の通りヘンプ=麻を用いられています。
小麦粉の代わりにヘンプを用いて作られるこのパンケーキは、スイスの人々の健康的な朝食を支えています。
ふわふわパンケーキ(日本)
日本のパンケーキといえばホットケーキですよね。
しかし、一言にホットケーキといっても、家庭で作られるホットケーキと、お店で作られるホットケーキでは大きな違いがあります。
お店で食べるホットケーキは、卵白のメレンゲなどを入れることによって、驚くほどふわふわなホットケーキを実現します。
この”ふわふわ”好き、なのは日本の特徴の一つですね。

葱のパンケーキ(中国)
中国のパンケーキは、これ以外のパンケーキとは驚くほど異なっています。
香ばしく焼かれクリスピーナ生地は、歯ごたえのある食感を提供します。
食べる時には、そのままで食べるのはもちろん、醤油や唐辛子のソースを用いたりすることもあります。
クレープ(フランス)
フランスのパンケーキの一つとして挙げられるのがクレープですね。
もはや世界中で誰もこれに太刀打ちできるパンケーキはないほどではないでしょうか。
そんなクレープの発祥は、なんと13世紀のこと。
フランス北西部のブルターニュで生まれたのだそうです。
クレープの特徴は、それだけを食べるのではなく、フルーツやジャム、チョコレート、またはハムやチーズなど、様々な具材を挟むことによって、様々な味わいを提供してくれることが特徴なのです。

バターミルクパンケーキ(アメリカ)
アメリカのパンケーキは、皆さんがイメージするザ・パンケーキかもしれません。
ふわふわで、メープルシロップがかかtっていて、塩味やベーコンがトッピングされていることも。
そんなアメリカのパンケーキのレシピは1796年にまでさかのぼります。
現在では、バターミルクが用いられ、目の細かい粉ををつかってふわふわ感を増しています。
高く積み上げることも特徴ですね。

ラットクス(イスラエル)
湯田や料理として有名なラットクス。
すりおろしたジャガイモ、タマネギ、卵を組みあわせてつくられるラットクスは、クリスピーナ食感です。
サワークリームやアップルソースなどをトッピングして食されます。
マサラドーサ(インド)
南インドでは朝食として、他の地域では特に時間にこだわらずよく食べられるマサラドーサ。
発酵米とレンズ豆から作られる生地には、それ以外にマスターシードやココナッツ、ターメリックやコリアンダーを添えたジャガイモのフィリングが特報となっています。
これに様々なチャツネというペースト状の調味料が添えられ食べられています。
砂糖とレモンのパンケーキ(イギリス)
イギリスの伝統的なパンケーキ。
シンプルかつエレガントなこのパンケーキは、焼き上げた後、レモンジュースをそぼりグラニュー糖をまぶすことで完成します。
北京ダックのパンケーキ(中国)
有名な北京ダックを包むための、薄手で半透明な生地。
薄力粉、水、塩だけで作られた生地に、肉と葱、穂維新などを追加して食べます。
香港ではこれに沖縄の黒糖が加えられるお店もあるようです。
インジェラ(エチオピア)
エチオピアのインジェラは、イネ科のテフ粉から作られたスポンジ状で酸味のあるのパンケーキ。
粉と水とエルショというパン種とを混ぜて発酵させて作ります。
発酵させて後は、鍋やミタードという伝統的な円形繰りドルに注がれることで、ソースなどとよく絡む多孔質なパンケーキが出来上がります。
ガレット(フランス ブルターニュ)
フランス北西部のブルターニュ地方のパンケーキはガレットであり、地元の人々が誇りに思っているパンケーキなのです。
このガレットは、ハムや卵、ベーコンやチーズなどを包む生地を、そば粉を使って作られています。
それを丁寧に正方形に折りたたんで作られます。
アップルサイダーと共に食べると最高なのだそうです。
ダッチベイビー(アメリカ)
ワシントン州で人気のパンケーキ。
別名ビスマルクやポップオーバー、ヨークシャープティングとも呼ばれます。
金属製のフライパンで焼き上げられたダッチベイビーには、バター、砂糖、レモン果汁やシロップなどをトッピングすることがよくあります。
チョレルムス(スイス)
チョレルムスはスイス中部のオプヴァルデン州で、夕食時に良く提供されます。
バターを使って調理され、完成するとそれを切り分けて黄金色になるまで揚げます。
それに砂糖やシナモン、アップルソースをまぶして食べます。
ピケレッツ(オーストラリア)
小さくてふわふわしたパンケーキのピケレッツ。
オーストラリアでは人気のスナックです。
小麦粉にベーキングパウダーを混ぜた生地を膨らませます。
黄金色になった生地には、クリームや砂糖、イチゴやイチゴのゼリーをトッピングします。
キムチパンケーキ(韓国)
世界で最も香ばしいパンケーキの一つ。
辛くてクリスピーナ食材の組み合わせはくせになることでしょう。
発酵食品であるキムチと、小麦粉や卵、野菜などを加えて作る韓国では伝統的なおかずです。
ジューシーでカリカリのパンケーキは、ディップしたりそのまま食べたりするのに最適です。
カチャパス(ベネズエラ)
ベネズエラのカチャパスは、トウモロコシの生地を使ったパンケーキ。
生または冷凍のコーン顔独特の甘みを加え、そこにチーズやバターを加えて造られます。
そして、チーズが真ん中で溶ける前に、表面がカリカリになるまで揚げて作られます。

いかがだったでしょうか。
中にはパンケーキ?と思うものもあったようですが、そこはご愛敬w。
ところかわればパンケーキも変わるとはよく言ったもので、本当に様々なパンケーキがあるものなのですね。
まだまだ知らないパンケーキも、いつかは日本国内で試すことができる、という日もそう遠くはないかもしれませんよ。
