まるで昭和初期にタイムスリップしたかのような、レトロな長屋を改装した店内。
そんなお店で出されるボリューム満点のスパイスカレーを味わいに行ってみませんか?
店内もそうですが店内に置かれているものもどこか懐かしさを感じるものばかり。
そんなお店で提供されるスパイスカレーからは、どこかチャレンジングな雰囲気を感じます。
色々と考えられているのだろうなあと思わせる具材。
それらを駆使して作られている独自のメニュー。
オリジナルのトマトソースで変化を楽しむもよし。
生野菜がびっくりするほどたっぷりのスパイスカレー。
そして何より、ボリュームがすごい!
そんな印象的なスパイスカレーを食べることができるのがこのお店、『cafe KUKURU』なのです。
大阪は大阪でもスパイスカレー激戦区である大阪市ではなく、大阪市の東部に位置する八尾市。
こんなところにもスパイスカレー文化は浸透し始めてきたのです。
今回はこのスパイスカレーがウリのお店、cafe KUKURUについて紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
【今回のわきみち】
- レトロな店内で食べるスパイス感たっぷりのスパイスカレー。お店の雰囲気と共に、美味しいカレーを食べに行ってみよう。
大阪のカレー店の記事です。

1168【大阪紀行】大阪で本格的スープカレーが楽しめるお店『札幌スープカレーJACK』
スープカレーを札幌以外でも味わいたいなあ、とはなりませんか?徐々に他の地域にも進出してきているのです。スープカレー店が!!今回紹介しているお店は、さっぽろではない場所で営業しているスープカレーのお店です。その地域とは大阪。またまたでてきました大阪。スパイスカレーの聖地である大阪に殴り込みをかけてきたスープカレーのお店。そのお店とは、『札幌スープカレーJACK』といいます。

1144【大阪紀行】カレーとレモン!?カレーEXPOグランプリ3連覇の覇王店『スパイスカレー43』
今回紹介しているスパイスカレー店も、非常に個性あふれるお店の一つとなっています。そのカレー店とはスパイスカレー43といいます。大坂の阿波座にあるこのスパイスカレー店。そのメニューは非常に個性あふれるものとなっています。

1113【大阪紀行】緑橋は新たなスパイスカレーの店が展開する予感のする場所です『CavaCafe(サヴァカフェ)』
今回紹介しているスパイスカレーのお店は、これらの区からは東に行ったところにある城東区。cavacafeというこのお店は、まずはその読み方がわからないことでしょうwサヴァカフェというこのお店なのですが、その名の通り一見するとおしゃれなカフェなのです。そしてこのお店が有するカフェメニューの中に、あるんです、スパイスカレーが。その名もチキンスパイスカレー!

1101【大阪紀行】昼はスパイスカレー、夜はBAR。古民家を生かした店構えの『スタンド緑橋』
今回紹介するのは、大阪市でも中央部から見るとまあまあ東のエリアです。東成区の緑橋駅にあるこのお店ですが、『スタンド緑橋』と言います。徐々にスパイスカレーのお店が見られるようになってきたこのエリア。これから盛り上がりを見せていくエリアになっていくかもしれません。

1044【大阪紀行】元イタリアンシェフの作るこだわりカレーのお店『らんらんルー』
スパイスカレー全盛の大阪にあって、強固な地位を築いているとあるカレー店があります。それが谷町六丁目にあるカレー店、らんらんルーです。スパイスカレーも取り扱っているこちらのお店なのですが、メインは欧風カレーの店。しかし、元々イタリアンのシェフだッという店主が作るカレーは極上そのもの。カレーはここまでその味を昇華できるのか、と感じさせられるほどのカレーなのです。

1023【大阪紀行】大阪九条の殿堂入りも果たした有名カレー店『アアベルカレー』
今回紹介しているスパイスカレー店は、数ある大阪のスパイスカレー店の中でも殿堂入りしているスパイスカレー店の一つです。その店のある場所は大阪の九条。実は隠れたスパイスカレーの名店が多いこの九条にあって、さらにその中でもトップの地位を誇るほどのお店なのです。そのお店とは、アアベルカレーと言います。

1020【大阪紀行】鉄板ホルモンと鳥あしの店??しかし、そんなお店の提供するスパイスカレーがある『鉄板ホルモンと鳥あし WARAOMO』
今回紹介しているお店は、鉄板焼きホルモンと骨付き親鳥のモモ肉がメインのお店。これらをスパイスを使って独自の創作料理に仕上げているお店なのです。スパイス・・・?そう、スパイスなのです。であれば、カレーも・・・!!?
ありました!メニューにスパイスカレーが!!?というこのお店なのですが、大阪は西九条にあるWARAOMOと言います。

1009【大阪紀行】商店街の中にあるスパイスカレー店。日替わりが楽しみな『カレー屋ブンブンスパイス』
九条も、人気のスパイスカレー店が集まるエリアなのですね。そんな九条のエリアに新たに参入してきたスパイスカレー店があります。正確には全くの新店ではなく、移転してきたお店なのですが、その名前を『カレー屋ブンブンスパイス』と言います。

999【大阪紀行】もともとは間借りカレーの有名店『カレーのぼんチョビ』
回紹介しているのは、元々はそんな間借りカレー店として出発したお店ではありましたが、そこから独立して大阪船場に進出したスパイスカレーのお店『カレーのぼんチョビ』なのです。元々は営業時間が限られていたものの、移転したことによって、いつでも楽しむことができるようになったこのスパイスカレー店。

876【大阪紀行】ネパールの定食である本格ダルバートを堪能できる殿堂店『ダルバート食堂』
ネパールの国民食ダルバート。日本でもじわじわと知られるようになってきているのではないでしょうか。そして、ダルバートを取り扱うお店も以前に比べるとかなり増えてきているように思います。今回紹介しているお店は、そんなダルバートを取り扱っているお店なのですが、その店名からダルバート一色。

182【大阪紀行】辛さは辛さでも、"しびれる"辛さ『和レー屋 丁子』
辛さと一言に行っても、ただ単に辛いだけではなく、そのなかには麻や酸が入り混じった複雑な味を形成しているなど、いろいろな種類の辛みがあります。今回紹介する大阪は北浜にある『和レー屋 丁子』は、ただ単に辛いだけではなく、しびれるような辛味を味わうことができる一品なのです。

006 【大阪紀行】間借りカレーの代表店、谷口カレーで至高のランチを
全国各地にあるカレーの名店を紹介。初回は、スパイス創作カレー激戦区の大阪から。王道の店なのでわきみちっぽくはないのでが・・・。
cafe KUKURU
cafe KUKURUは大阪の八尾市にあるスパイスカレーのお店です。
駅からは数分歩いたところにあるこのお店。
昭和初期に建てられた長屋の中にあるこのお店は、周りには住宅がある場所にあるので、ひっそりとその姿を現します。
長屋のお家をリノベーションしたこのお店。
昔ながらの奥行きのあるお家。
一階の天井はぶち抜いてしまっているので、店内は吹き抜けの非常に開放的な雰囲気です。
天井を抜いただけでこれだけいい雰囲気になるのかあ、と感心させられます。
店の一番奥にある小さな中庭も、かつておばあちゃんの家を彷彿とさせるような造りですね。
店の真ん中には巨大なカウンターテーブルがドーンと。
そういえばこちらはcafeなのでしたね。
cafeメニューはもちろん、こちらの名物はスパイスカレーです。
ネット情報では、スパイスカレーやコロッケカレー、豚角煮カレーなどといったメニューが書かれていましたが、実際にお店に行ってみるとメニューが違う?といった事態になりました。
どうも新しいメニューを導入しようとしている、ような感じでした。
スパイスカレーは非常に本格派。
クミンやコリアンダー、ターメリックといった基本のスパイスはもちろん、cafe KUKURU独自のスパイス配合も行われているようです。
ライスももちろんスパイスと共に炊き込んだごはん。
これはスパイスカレー店として期待大です。
ここのカレーの特徴は、カレーと共にたっぷりの生野菜が付いてくること。
そして、カレーとこの生野菜を混ぜ合わせて食べるとまたこれが格別なこと。
そこに自家製のトマトソースを加えると、スパイスカレーがどんどん味変していって、一皿で様々な味が楽しめる一品になるのです。
これはまた、楽しみなお店が八尾で見つかってしまったかもしれません。
アクセス
近鉄八尾駅から南に3分ほどのところにあります。
cafe KUKURUに行ってみた
それでは、cafe KUKURUに行ってみましょう。
こちらがcafe KUKURUです。
古い長屋の一軒がお店になっています。
昔はよく見かけたような家ですね。
中に入ってみると、非常に奥行きのある家です。
また、天井は外していて針が見えている状態にリノベしていました。
一部2階を残していて、そちらにも客席がありました。
メゾネットのようになっていて、むしろ新しさを感じる内装でしたよ。
こちらが訪問時に注文したカレーです。
レンズ豆のカレーと、チキンカレーのあいがけカレーです。
ちなみにメニューはあらかじめネットで調べてからいったのですが、ネットに乗っていたメニューは全てこの日はなかった様子・・・。
その代わりに、この日に提供できるカレーの説明を受けました。
頻繁にメニューが変わるのかな??
ターメリックライスが埋もれるほどのカレー。
ちなみに大盛り無料でできるとのことだったのですが、減量中なのでそれはお断りしました。
が、それでなくてもかなりボリュームのあるカレーです。
食べ終わった時にはかなりの満腹状態になりますよ。
生野菜がたっぷり乗っているのが特徴。
それぞれ単体で食べるのもいいですが、あいがけカレーを混ぜて食べたり、生野菜も混ぜて食べたりと、いろいろな味の変化を楽しみながら食べてほしいとのことでした。
レンズ豆のカレーは非常にあっさり。
そしてチキンカレーの方は、煮物のようにこってりとした味。
これはあいがけにして正解でした。
単体で食べたり、混ぜ合わせて食べたりというのにぴったりでした。
なお、プレートには自家製のトマトソースが付いてきます。
これがまた美味!
トマトソースを生野菜につけて食べるとベストマッチ!
さらに、カレーにこのソースを入れても素晴らしいお味になるのです。
いかがだったでしょうか。
大阪は八尾市に現れたスパイスカレー店。
確実にスパイスカレーのネットワークは広がっていっていますね。
cafe KURURUはお味はもちろんなのですが、その店の雰囲気自体を楽しむ店としても素晴らしい場所ではないかと思います。
ぜひ大阪の八尾に訪れたときには足を向けてほしいお店なのでした。