北海道という場所は本当に道の駅が数多くあります。
その数、2022年段階で127もあるそうで。
そんなにあるということは、北海道のどこを巡っていても、必ずと言っていいほど道の駅には行きつくような感じですよね。
そしてそれだけ数があるということは、ここに個性的な道の駅がたくさんあるわけです。
立地で有名な道の駅。
食で有名な道の駅。
併設されている施設が有名な道の駅。
様々なアクティビティが楽しめる道の駅。
などなど。
道の駅を巡る旅というのも昨今ではあたりまえの旅のスタイルの一つになってきていますね。
そんな北海道の道の駅の中で今回紹介するのは、網走にある『道の駅 流氷街道網走』なのです。
こちらの道の駅なのですが、施設的に見てみるとそれほど特筆すべきところはないのかなあ、という気もします。
しかし、この道の駅、まあ他にはないであろう特徴をもった道の駅なのです。
しかも季節限定。
冬の期間になるとこの道の駅は、ただ単なる道の駅だというわけではなくなるのです。
果たしてそれはどのようなことなのでしょうか??
網走ならではの観光拠点になってしまうのですよ。
今回はこの網走にある道の駅『道の駅 流氷街道網走』について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
網走の記事です。









道の駅 流氷街道網走
道の駅 流氷街道網走は、北海道網走市の中心部にある道の駅です。
網走港の海へと流れ込む網走川沿い、川筋地区にみなと観光交流センターという施設名で開館しました。
この地域一帯がみなとオアシスと呼ばれる場所ともなっています。
この道の駅が誕生したのが2009年のこと。
北海道内では105番目という比較的新しい道の駅としてオープンした施設です。
施設内では道の駅なので24時間利用できるトイレ施設や休憩コーナーが設けられ知恵ます。
また、網走市内や近隣の観光や地域情報を提供している観光案内所、そして道路情報なども得ることができるようになっています。
ここは街の情報ステーションであり、市内のイベント情報やグルメ情報、宿泊施設の手配などもここで行うことができます。
冬期の期間には、衛星を用いた流氷情報もここでは得られるようになっています。
また、網走、オホーツクの特産品を販売している、地元特産品紹介・販売コーナーが設けられています。
網走の特産品をメ思い取り扱っており、農産物や海産物だけでなく、それらの加工品も数多く販売されています。
さらには、地元食材を使った軽食や飲み物などを楽しめるテイクアウトコーナーもあるのです。
網走産の名産品というと、長芋や金印わさび、カラフトマスといったものがあります。
それらを使った網走バーガーや網走ザンギまんじゅうなど、網走を前面に押し出したメニューが目白押しです。
施設は2階建てとなっており、2階に上がると、施設から見える海と川の景観を楽しみながら休憩・飲食を楽しむことができるコーナーも設けられてます。
この休憩・飲食コーナーは、数々の映画の舞台となった網走の様子を再現した空間となっています。
ここで提供されているメニューとしては、網走ザンギ丼や網走ちゃんぽん、流氷カリーといった道の駅ならではのメニューが訪れる人を待っています。
2階にある展望デッキから見えるオホーツク海や、遠くに見える知床の景観もこの場所ならではの特徴でしょう。
ここまでは、他の道の駅でも同じような施設が設けられていることでしょう。
しかし、この道の駅 流氷街道網走には他にはないここだけの特徴があるのです。
それこそが、流氷観光砕氷船 おーろらの発着場を兼ねている施設なのです。
オホーツク海は、冬になると一面流氷に覆われた真っ白な海になります。
その大海原を、氷を割りながら進む砕氷船。
目の前で流氷を砕きながら進んでいく大迫力の様子は、一度は体験しておきたいものですね。
この流氷観光砕氷船 おーろらなのですが、冬期期間のみ運行されています。
施設の1階にはウッドデッキが設けられており、冬期期間中はここが流氷観光砕氷船 おーろらの乗船デッキとなります。
アクセス
JR網走駅から東に1500mほどの場所にあります。
道の駅 流氷街道網走へ行ってみた
それでは、道の駅 流氷街道網走へ行ってみましょう。

こちらが道の駅の建物です。
網走流氷観光砕氷船 おーろらの発着場も兼ねているので、なかなか大きな施設となっています。

冬になるとここから網走流氷観光砕氷船 おーろらが発着します。
訪れたときは夏だったので、冬がどのような様子なのかはよくわかりませんでしたが。

館内は2階建てとなっています。
1階には観光案内書をはじめとして様々な施設が設けられています。
北海道といえば、網走から北に行ったところにある北見市常呂町を代表するカーリングチーム、ロコ・ソラーレが有名ですね。
なんと、顔出しパネルでロコ・ソラーレの面々といっしょに撮影ができすよ。
いかがだったでしょうか。
道の駅は数あれど、流氷観光砕氷船の発着場にもなっている道の駅というのはここだけでしょうね。
網走観光の情報ステーションとしても大活躍の道の駅ですが、お土産を買ったり、展望から海を眺めたり、冬になったら観光船を利用したりと、網走を楽しみつくすためには欠かせない施設なのかもしれませんね。
市の繁華街近くに位置するためアクセスも抜群な道の駅 流氷街道網へ行ってみませんか。