1085【愛媛紀行】道後温泉のすぐ近く。様々な人々が集まり、夜更けまで賑わうゲストハウス『ふじや』

四国地方(Shikoku)
この記事は約5分で読めます。

愛媛県の道後温泉
日本有数の温泉地ということと、長い歴史をもつこの場所は、常に多くの観光客が集まる愛媛県を代表する観光地となっています。
温泉街ということなので、数多くの温泉宿が立ち並ぶ道後温泉。
みなさんのお目当ては道後温泉本館ではないでしょうか。
(※2022年段階では、工事中のため入場者数が制限されていますが。)
そんな道後温泉に泊まりに行ってみたい!
まあでも温泉街のそこそこいいホテルであれば、それなりにお値段もかかってしまうことは確かですよね。

そんな時にあると嬉しいのがゲストハウス。
道後温泉は楽しみたいけど、宿泊は安く抑えたい。
ぜひともそんなお宿を探してみたいですよね。
ありました。
それも道後温泉の超近く。
そのお宿を『ふじや』といいます。

愛媛だけど”ふじ”?
まあそんなことはどうでもいいですが、このゲストハウスのふじやですが、一般家屋を一軒まるまるゲストハウスにした建物です。
そのため中に入ってみると、どこか昭和な感じのする造りの家の中に、いくつかゲストたちが宿泊するお部屋がある構造です。
しかもお値段が非常に安い!!?
そのため、日本人だけではなく外国から来られた人々も多く利用しており、コミュニティスペースでは夜遅くまで賑やかな声が響いているようなお宿なのです。

今回はこのゲストハウスふじやについて紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 道後温泉へのアクセスが抜群すぎる好立地のゲストハウスふじや。ここを拠点にして、道後温泉を堪能しよう。

愛媛県関連の記事です。

1098【愛媛紀行】藤堂高虎の名城の一つ。現存中に天守の一つである『宇和島城』
宇和島城は愛媛県宇和島市にあります。この城は、築城の名手としても有名いな藤堂高虎氏の手によるもの。四国西南地域の中心であった宇和島に設けられたこの城は、宇和島湾のリアス式海岸地帯に面して作られ、三大海城とも呼ばれるようにその堀に海水が引かれたりする特徴をもつ城です。
1096【愛媛紀行】藤堂高虎によって築かれた愛媛の名城である『今治城』
日本に存在した海賊とは、海で生き、その地域の海上の交易や秩序を保証し、安全に活動するために依頼してきた客を警固したりといった活動が主でした。その村上海賊が活躍したのが、愛媛県の北の瀬戸内海。尾道と今治をつなぐ芸予諸島と呼ばれる地域です。そして、この地域を愛媛側から望む場所にあるのが今回紹介している今治城です。
1093【愛媛紀行】谷の地形を利用し、馬蹄形に曲輪が設けられていた特徴的な城『河後森(かごもり)城』
場所は愛媛県の北宇和郡。その城の名前は河後森(かごもり)城といいます。この城は、鎌倉時代に築城されたという山城。その後、江戸時代の一国一城令まで機能し続け、廃城となった城でした。その規模としては、愛媛県に残る中世の山城の中では最大のもの。まるで馬の蹄鉄のようなU字型をした山と谷の地形を巧みに用いて造られた河後森城は、自然の要害を最大限に活かした鉄壁の山城なのでした。
1084【愛媛紀行】主に、今治市の慢性的な水不足を補うために多目的ダム『玉川ダム』
前回愛媛県のダムということで石手川ダムというところを紹介しました。石手川ダムは、松山市の中心部に近いダムということで、慢性的に水不足になりがちな松山市に対して安定した水資源の供給を目的として造られたダムだということは紹介しました。今回はその石手川ダムから北東に行ったところにある玉川ダムというダムです。
1083【愛媛紀行】明治維新でそのほとんどが破却されたものの、豊富な資料を音に天守が正確に復元された『大洲城』
今回紹介している大洲城は愛媛県大洲市にある城です。実はこの城の天守は明治に各地で廃城が行われた際には生き残ることができていたのです。しかし、残念なことに、明治の中期に建物の老朽化が原因で解体されるに至ってしまったのです。
1075【愛媛紀行】大三島の農業用水や生活用水すべてを支える『台(うてな)ダム』
台ダムがあるのは、愛媛県今治市。この市に属していますが、瀬戸内海に浮かぶ島、大三島にあるダムなのです。島にダムがあるというのもなかなか珍しいのかなあと思いますが、実際このダムが設けられている台本川なのですが、それほど長い川ではありません。全長3.7kmほどしかなく、はたしてここにダムが必要なのか?とも思われるのですが、全長が長い川というものはえてして危ない川になってしまうことがあるのです。
1073【愛媛紀行】全国にある山祇神社(大山祇神社)の総本社。瀬戸内海の大三島にある『大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)』
今回は、とある神社について紹介していきたいと思います。この神社なのですが、それがある場所は何と離島なのです。まあ、今は橋で結ばれているのですが、古くこの神社が創建されたころにはそのような橋はなかったわけで。その神社の名前を大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)と言います。
1072【愛媛紀行】道の駅に水族館!?河後森城跡ついでにふらっと立ち寄れる『道の駅 虹の森公園まつの』
魅力たっぷりの道の駅なのですが、今回紹介している道の駅は、『道の駅 虹の森公園まつの』という、愛媛県にある道の駅です。さて、この道の駅もなかなか他にはない特徴をもっている道の駅なのですが・・・!?今回はこの『道の駅 虹の森公園まつの』について紹介していきたいと思います。
1059【愛媛紀行】実は愛媛県松山市で最も高い建造物『石手川(いしてがわ)ダム』
松山市というと人口50万人以上を抱え、これは香川県の高松市よりお10万人ほど多い人口となっています。そのような雨が少ないという条件と、人口が多いという理由から、夏になるとよく水不足に見舞われていました。そこでそういった課題を解決するために考えられることといえば、ダムの建造ですよね。この松山市の上水道確保として建造されたのが同じく松山市にある石手川(いしてがわ)ダムなのです。
463【愛媛紀行】万葉集にも見られる、古代から知られた伝統ある温泉『道後温泉』
今回紹介している道後温泉は、日本に数ある温泉地の中でも明治・大正の雰囲気を今もなお残し続ける、稀有な温泉地ではないでしょうか。その中でも道後温泉の中心にある道後温泉本館は、その建物が重要文化財でありながら、今もなお公衆浴場としての役割を果たしている建物なのです。
239【愛媛紀行】平山城だけどキツイ登りをロープウェイ・リフトで楽々アクセス!現存天守『伊予松山城』
今回は現存天守の一つ、愛媛県の伊予松山城について紹介していきます。伊予松山城は現存する天守だけではなく、本丸と二之丸をつなぐ登り石垣、東と北の山麓に配置された郭など、堅牢な城構が良好に残されている城跡なのです。
106【愛媛紀行】坊ちゃん列車 道後温泉 え~っとあと、百名城??『湯築城』
愛媛県の有名な温泉地『道後温泉』。道後温泉本館を中心として、日本でも最古の歴史のある温泉地として有名ですよね。なんと、その道後温泉のすぐそばに、日本百名城に登録されている『湯築城』があるのです。現在は土塁や堀を残すのみですが、道後温泉と共に訪れてみるのはいかがでしょうか。

ゲストハウス『ふじや』

ゲストハウスふじやは、愛媛県松山市にあるゲストハウスです。
ゲストハウスなので、同じく道後温泉にあるホテルや旅館ではありません。
そのため、広々としたお部屋や温泉施設、豪華な食事などがあるわけではありません。
しかし、とにかく安く宿泊費を抑え、なおかつ同じく旅できている気の合う人たちと交流をしたい人にはぴったりのお宿なのです。

なによりも抜群なのはその立地です。
道後温泉駅。
坊ちゃんカラクリ時計。
道後商店街『道後ハイカラ通り』。
道後温泉本館。
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉。
湯築城跡。
松山市立子規記念博物館。

こういった道後温泉にある有名な観光地にほんの数分でアクセス可能な、素晴らしい位置にあるのです。
そのため、宿泊費を抑えて、道後温泉の町を十二分に楽しみたい人にとってはこれ以上はない宿なのかもしれませんね。

さらに足を延ばして、伊予松山城
坂の上の雲ミュージアム松山駅といった主要な観光地にもアクセス抜群です。
伊予鉄を使えば、その行動範囲は限りなく広がっていきます。

さて、ふじやですが、もともとは一軒家だった家?のような外観です。
中に入ってもそこはまるで実家のような安心感。
そこに5つのお部屋が用意されています。
この中でもダントツに安く済ませたいのであれば、バックパッカー御用達のドミトリールームですね。
なんと一人一泊2000円で泊まれてしまうのです。

それ以外には個室も用意されています。
2段ベッドが用意されているベッドルームであり、狭いお部屋ではありますが快適に休むことができます。
ゲストハウス内の設備としては、1階にキッチンがあります。
ゲストハウスというと、それぞれ持ち込んで調理したりすることができるキッチンがあることが一般的。
ふじやでもキッチンは自由に利用することができます。
備え付けの冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などなど一般的な家電は一通りそろっており、自由に利用することができます。
また、調味料類は自由に使えるみたいですね。

さらには1階にあるリビングは宿泊者たちが集まることができるコミュニティスペースになっています。
夜になると宿泊者たちが集まって来て、楽しい宴会が始まる場所なのです。

それ以外にもシャワールームやWifiも完備されているため、安く快適に過ごすことができる宿なのですね。
高級で設備が充実しているお宿でしかできない豪華な体験も面白いですが、少し不自由なぐらいのところで自分自身でいろいろとアレンジする旅というものは、より記憶に鮮明に残るものなのです。
ふじやを利用して、強く思い出に残るような旅はいかがでしょうか。

アクセス

伊予鉄 道後温泉駅から北に100mほどの位置にあります。

ゲストハウス『ふじや』に行ってみよう

それでは、ゲストハウス『ふじや』に行ってみましょう。

こちらがゲストハウスふじやです。
外観は少し大きな一軒家という感じでしょうか。
自宅に帰ってきた安心感があります。

玄関から入ると、すぐに共用キッチンとコミュニティスペースがあります。
また、周辺のパンフレットなども充実しているので、ここで周辺の情報を得てから観光に出た方がいいかもしれません。
なお、自分たちが訪れたときには道後温泉本館は改修工事中。
早朝から並んで予約券を確保したりする必要があるということをここで聞き、観光ルートを決めました。
いつも宿泊者の人たちが誰かしらいたような感じでした。

なお、客室は2階になります。
内部は非常にレトロな感じであり、非常に落ち着いた雰囲気です。

なおこのふじやのすぐ裏側には道後温泉駅と、列車の待機場のような場所があります。
列車好きにはたまらない立地にありますよね。

ここを起点に道後温泉の観光に出かけましょう。
多少遅くなっても駅近くの抜群の立地なので安心ですね。

いかがだったでしょうか。
道後温泉観光にすばらしく抜群の立地にあるゲストハウスですよね。
ふじやでは、集まった人々と交流が盛んに行われています。
そんな旅先での出会いを楽しみたい人にはぴったりな宿ですよね。
また、何よりも安いのが特徴のふじや。
宿泊代をここで抑えておいて、観光メインに楽しみたい人にも最適なお宿。
道後温泉に訪れたときには一度は試してみたいお宿ですよね。