さあ、旅に出よう!!
そう考えたときに、まずてにしようとするのがガイドブックですよね。
書店や、オンライン通販でそういったガイドブックを手に入れようと動き出すのが旅の前の行動の一つではないでしょうか。
ガイドブックの内容如何で、その度の中身が変わってくると考えるのであれば、ここでのチョイスというのはかなり重要なものとなってくるわけなのです。
そこで何を旅の中核に置くのか。
観光を中心にするのか。
食を中心にするのか。
お店巡りを中心にするのか。
自然を端のすることを中心にするのか。
旅の目的によってさまざまなガイドブックがありますよね。
でも、どれも広く楽しみたい、という欲張りな旅をしたいのであれば、定番のガイドブックがありますよね。
それが『るるぶ』と『まっぷる』の2つではないでしょうか。
主要な日本国内の都市や、海外の国であれば、この2つはほぼカバーしているのではないかと思います。
で、この2つがあるのはわかりました。
で、いつも悩むのがこれ。
「どっちがいいんだろう??」
さっと見た感じでは大きく違いは感じないこの2大ガイドブック。
実際どちらを選んでも旅そのものの楽しみ方はそう大きくは変わりません。
でも、異なる2誌なのだから、その違いというものがあるのであればそこは押さえておきたいと思いませんか?
そして、もしこの2つのガイドブックにコンセプトの違いがあるのであれば、そこも旅の目的に沿ったガイドブック選びの参考になるのではないでしょうか。
今回はこの2大ガイドブックである『るるぶ』と『まっぷる』について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
『るるぶ』と『まっぷる』

旅行ガイドブックを探しに行くと、必ずこの2つのガイドブックに出会います。
それは、『るるぶ』と『まっぷる』ですよね。
日本国内の主要な地域や、海外の有名な国や都市については、ほぼ網羅されているといってもいいような2大旅行ガイドブックです。
実際、ガイドブックを見に行くと、この2つのガイドブックの間でどちらにしようか迷うことがあるのではないかと思います。
まあ、現実問題、どちらを選んでも旅を楽しむことはできると思います。
しかし、非常に似ているこの2つのガイドブックなのですが、よーく見比べてみてみるとそこには違いがあるのです。
では、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
まずは、その発行元から見ていってみましょう。
『るるぶ』は1984年からスタートした旅行ガイドブックです。
発行元は、JTBパブリッシング。
その名前からもわかるように、旅行会社であるJTBの子会社です。
すでに30年近い歴史があることと、5000号を越えて発行しているガイドブックの数から、ギネス記録に認定されているガイドブックなのです。
『るるぶ』というのが不思議な名前ですが、この名前は、見る+食べる+遊ぶの3つの言葉からきている名前らしいです。
旅行会社の子会社が発行するガイドブックということなので、王道の観光地については右に出る者がいないほどの情報量を誇ります。
そのため、限られた時間の旅だけど、その地域地域で必ず押さえておかなければいけない観光地に行きたい!というのであれば、『るるぶ』を選ぶとよいかもしれません。
次に『まっぷる』です。
『まっぷる』は、るるぶから遅れること5年、1989年からスタートした旅行ガイドブックです。
この『まっぷる』を発行しているのは、昭文社という会社です。
この昭文社はというと、知る人ぞ知る地図の出版会社なのです。
道路地図や各種地図に至るまで、圧倒的なシェアを誇る会社なのです。
そのため、この昭文社が発行する『まっぷる』が、どういった分野に強いのかはなんとなく想像できますよね。
そうです、地図なのです。
『るるぶ』と『まっぷる』を比べてみると、地図の情報量が圧倒的に違います。
ぱっと見て、地図に記載されている各種有名な施設から、マイナーな施設。
そして、道路に伴って失地されている信号情報など、『まっぷる』についている地図のあまりの情報量に驚かされることでしょう。
そして、地図が精彩で情報量が多いということは、有名どころだけではなく、ちょっとしたマイナーな場所に至るまで驚くほどしっかりと紹介されているのが『まっぷる』なのです。
当ブログのコンセプトである、旅のわき道を楽しみたいのであれば、この『まっぷる』の方が相性がよさそうです。
しかし、それだけ手広く情報が載せられているので、超ド定番の観光地情報で比べてみると『るるぶ』に軍配が挙がります。
所が負けっぱなしでもないのが『まっぷる』なのです。
レストラン情報や、その地域で楽しめるスイーツ情報、お土産など、旅を多角的に楽しみたい人にとってはうれしい特集記事がたくさん載せられているのです。
この点では『るるぶ』は『まっぷる』には太刀打ちできない点なのかもしれません。

このようにそれぞれのガイドブックには特徴があるのですね。
とにかく短期間で、王道の観光地を回りたい!
というときには『るるぶ』を。
マイナーどころも回りながら、グルメやお土産も充実させてい!
というときには『まっぷる』を選ぶのが妥当なようですね。
さあ、大きく特徴が分かったところで、自分の旅のスタイルに照らし合わせてどちらが向いているガイドブックかわかってきたでしょうか。
その旅に最もピッタリな一冊を手に取って、旅の大海原へ飛び出してみませんか。

いかがだったでしょうか。
身近にあるこの二大旅行ガイドブック。
こんな違いがあったのですね。
しかし、今回それぞれのガイドブックの強みが分かったところで、次に書店に行ったときには、どちらの雑誌が最も自分の旅のスタイルにピッタリなのか。
そんな個々の楽しみ方に合わせてガイドブックを選び、素晴らしい思い出の残る旅に出かけていきたいですね。