1118【ニュースあれこれ】入場が制限されていた後、再び再開されたペルーのマチュ・ピチュ遺跡

ニュースあれこれ(News)
この記事は約4分で読めます。

世界中で大人気の世界遺産、ペルーのマチュ・ピチュ遺跡
世界的にも超有名なこの世界遺産なのですが、驚くほどたくさんの人々が観光で訪れえることで有名です。
その場所は決して行きやすい場所ではなく、都市部から離れている上に山頂にあるということからもその難易度の高さはわかるのではないでしょうか。

そんなマチュピチュですが、2020年からは何度かこれまでにない事態に巻き込まれていました。
まずはコロナ禍。
コロナ禍の際にペルー事態に入国が難しくなり、伴ってマチュ・ピチュ遺跡へもいくことが難しくなっていたことは記憶に新しいのではないでしょうか。

そして、2022年の12月からは、ペルーの社会不安を受けて、2カ月間マチュ・ピチュ遺跡への入場が停止されていたのだそうです。
もちいろんそのことは、訪れた人々の安全を確保するためだということなのですが、そういった事態がマチュ・ピチュ遺跡には訪れていたのです。

そんな入場停止措置だったのですが、同国内でも最も人気ある観光地であるマチュ・ピチュ遺跡。
この措置に対する影響はかなりの大きさだったのです。

今回はこのマチュ・ピチュ遺跡にまつわるニュースについて紹介をしていきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • ペルー、そしてマチュ・ピチュ遺跡を襲った苦難。さらにそれに巻き込まれた人々の運命とは!?

マチュピチュ、抗議活動後に初めて再開

ペルーの大人気世界遺産であるマチュ・ピチュ遺跡
そんなマチュピチュですが、2022年の12月と㋀に閉鎖される事態に陥っていました
そのためペルーに住む観光ガイドで生計を立てている人たち、マチュ・ピチュ遺跡を訪れていた数多くの外国人たち、数々の人々に影響が出ていました。

その閉鎖となった理由とは社会不安によるもの
過去20年間でも最悪規模の社会不安に見舞われているとされるペルー。
全ての観光がストップしてしまうほどのものなのでした。
その社会不安の理由となっているものは、社会的な不平等や差別に対して、多くの人々による抗議運動が行われたこと。
2022年の12月に当時の大統領であったペドロ・カスティージョ大統領解任され、逮捕・拘束されたことをきっかけに、副大統領であったディナ・ボルアルテが公認大統領となったことから反政府抗議運動が始まります。
そして、抗議運動の参加者と治安部隊との衝突は激しくなり、何十人もの死者が出るまでとなっていたのでした。
さらにはマチュピチュに向かう鉄道も運休されることになり、マチュ・ピチュ遺跡へと向かっていた約300名の外国人観光客は立ち往生せざるを得なくなってしまいます。
鉄道そのものも、デモ参加者によって線路が封鎖・損傷されたということも発表されるほどだったのです。

ペルーの地元政府と国際機関は、立ち往生していた外国人観光客の避難活動に取り組み始めます。
時にはヘリコプターも要請し、この地域からの退避に向けて動き始めたのだそうです。

当初はほんの数日・数週間で終わるだろうとも考えられていたこの抗議運動。
しかし、予想していたよりもその抗議運動は終わる気配が見えず、例年であれば観光客のかき入れ時である祝祭日などのシーズンも台無しになってしまったのでした。
そのことは、多くの人々の生活に多くの影響を与えてしまったのでした。

そんなペルー、そしてマチュ・ピチュ遺跡でしたが、2月15日に入り、ようやく観光客の受け入れが再開されたのでした。
この再開決定にあたっては、マチュ・ピチュ遺跡そしてそこまでの道程の安全を確保するということを前提にして、多くの機関や団体が動き、決定に至ったのでした。

再開された当初、ペルー人観光客38名、外国人観光客45名が最初にマチュ・ピチュ遺跡内に入場しました。
再開されたその日は、700人の訪問者がマチュ・ピチュ遺跡保護区に入ることができました。
その中には1月にマチュ・ピチュ遺跡訪問をキャンセルした観光客も復案れていました。

コロナ禍の時にも入場が制限されたマチュ・ピチュ遺跡。
ペルーの貴重な観光資源であるこのマチュ・ピチュ遺跡に入城するためには、訪問のための許可を得る必要があります。
そういった管理を粉うことによってマチュ・ピチュ遺跡の歴史保護区は維持管理され提案す。

入場パスを販売していた国の機関とマチュ・ピチュ歴史保護区は、1/21以降に入城許可証が発行された旅行者に対しては料金の払い戻しを行い始めているのだそうです。

いかがだったでしょうか。
海外の国々というと政情不安によってこのような想像だにしていなかった事態に巻き込まれるということは、往々にしてあったりします。
それに巻き込まれる確率というのは限りなく低いものかもしれませんがゼロではありません。
そのような事態に巻き込まれた時には、どうしても訪問したいという気持ちはあるかもしれませんが、やはりそこのやり方に従うしかないのです。
世界の旅は楽しいものです。
しかし、安全あってのこと。
そういったことを考えさせられるニュースだったのではないかと思います。

Machu Picchu reopens for the first time after protests | CNN
The Inca citadel of Machu Picchu reopened to tourists on Wednesday, February 15, after entry was temporarily suspended in December and January amid social unres...