全国各地にある神社の数々。
大小様々な神社が日本各地には存在しています。
大きな神社であれば、毎年の初もうでの時などになるととてつもない人の波が押し寄せるようなところおあります。
小さな神社であれば、地元に根差したこじんまりとしたところも多数。
そして、今回は大阪にあるとある神社を取り扱っていきます。
その場所は生駒山の麓。
大阪の市町村で言うと、東大阪市にある神社です。
この神社を中心として、駅から続く長い参道、そしてそこに立ち並ぶ数々のお店など、この神社を中心とした町づくりが行われている場所なのです。
その神社の名前を石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)といいます。
実はこの石切劔箭神社なのですが、お百度参りが全国的に有名な神社だったりするのです。
またそれ以外にも、でんぼの神さんとしても知られています。
“でんぼ”とは、腫れ物のこと。
腫れ物などを治してくださる神様を祀っているとして、熱心に祈りを捧げる人々の姿が絶えることのない神社なのです。
今回はこの大阪は東大阪市にある神社、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
生駒山とその近隣に関する記事です。







石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)
石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)は、大阪の東大阪市にある神社です。
非常に難しい感じの名前ですが、地元では「石切さん」「石切神社」として親しまれている神社なのです。
この石切神社ですが、その歴史は古く、なんと紀元前に創建されたとされており、2600年以上の歴史があるとされているほどの神社と言い伝えられているのです。
しかし、約700年前の室町時代に、神社の社殿と宝庫が焼失してしまったために明確にはわからなくなっています。
そんな石切劔箭神社ですが、明治になって再興の気運が高まり、昭和に入ってから古き時代を彷彿とさせる姿を取り戻して現在に至っています。
神道の中でも神道石切教の総本部として全国から多くの人々に信仰されている神社なのです。
この石切劔箭神社が有名なのはなんといってもお百度参りでしょう。
神社に入ってすぐにあるお百度石が印象的ですが、このお百度石と本殿とを行き来するお百度参りが有名なのです。
また、でんぼの神さんとしても有名です。
“でんぼ”とは腫れ物のこと。
この腫れ物を治してくださる神様が祀られている神社としても人々からの篤い信仰を集めているのです。
石切劔箭神社では年中行事として、10月に行われる秋季大祭。
そして、大みそかに行われる年越し大祓式。
とが毎年神事として執り行われています。
また、近鉄石切駅から石切劔箭神社へとつづく長い参道も有名な点ですね。
約1kmほどの急で狭い坂道の両サイドには様々な店が立ち並んでいます。
食べ物屋からお土産屋。
最近では若者が様々な店を出店している様子も見られます。
さらには占いの店や漢方薬店、生活用品店など、あまり人が入っていないのでは、、、と思えるようなお店もたくさん立ち並んでいます。
アクセス
JR八尾駅から東に徒歩ですぐの場所にあります。
石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)に行ってみた
それでは、石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)に行ってみましょう。

近鉄奈良線、石切駅を下りると長い下り坂が続きます。
ここが、坂の最も下にある石切劔箭神社に向けた参道となっています。
坂の両サイドには数々のお店が立ち並んでおり、こういったお店に立ち寄るのも石切参拝の楽しみの一つだったりします。

この場所から大体1kmほど先に石切劔箭神社はあります。
坂を下っていくので、行きはらくちんです。
その代わりに帰りは・・・。
と考えてしまいますが、実は坂を下りきると、近鉄けいはんな線の新石切駅があるので、帰りはそちらから、というルートを選ぶこともできます。

そうこうしているうちに石切劔箭神社へ到着しました。
人が多くて見えませんが、この鳥居をくぐったすぐのところにあるお百度石と本殿とを参る、お百度参りがこの石切劔箭神社の有名なところなのです。

非常に広い境内ですが、お正月に初もうでに訪れる人で溢れかえる神社でもあります。
これは1月3日の様子ですが、この日ですら本殿から、駐車場まで驚くほどの人で溢れかえる様子でした。
ただ、見た目よりかは回転は速いので、あっという間に参拝できてしまったりします。
普段はここまでではありませんよ。
いかがだったでしょうか。
東大阪を代表するこの石切劔箭神社。
街一帯がこの石切劔箭神社を中心とした街づくりとなっており、実は大阪を代表する観光スポットでもあったりするのです。
じっくり調べてみるとまだまだ見どころのある大阪の神社の数々。
また違った大阪の楽しみ方の一つかもしれませんよ。