旅に行く前にはプランを作りますよね。
今回は、旅のプラン作りについて書いています。
今回の内容は、出国から帰国まで、全てツアーにおまかせ、という方には今回の内容は役に立たない内容となっています。
ただし、

今後は自分でプランを1から作って旅に行ってみたい!
という思いがある方には見ていただきたい内容となっております。
というわけで、今回のわきみちは、
12ステップの旅プランの作り方

今回は、タイムスケジュールの観点から旅プランの作り方を紹介します。
格安ホテルの選び方や、現地で見つけるツアーの探し方などについては過去記事を参照ください。
あくまで、出発前に大枠を決めるプラン作りになります。
現地で自由な旅をしたいときも、今回紹介する方法と組み合わせて、自由に行動できる枠を設定するとよいでしょう。
LCCの活用ガイドについて。

安宿の快適活用ガイドについて。

ツアーの選び方の記事です。

①行先を決める

まずは何よりも行先ですよね。
何がきっかけになるかは、人それぞれですが、『この国に行ってみたい!』という思いを大事にして行先を決めましょう。
マンガから旅につながった・つながりそうなことについて書いた過去記事です。


②表計算ソフトで予定日数分の表を作る

表計算ソフトで枠を作りましょう。
ここにスケジュールや行先、必要な費用を書き込んでいくことで旅プランを作っていきます。
③飛行機移動にかかる部分を記入する

次に行きと帰りの飛行機の確保です。
ここはあまり思い通りにはいかないところなので、一番最初に確保して、それからプランを作っていきます。
飛行機が確保できたら、プラン表に書き込んでいきますが、次の点は注意しましょう。
・空港には離陸時間の2~3時間前には着くようにしておく。LCCの場合は特に余裕をもって3時間前着がベスト。
・国にもよりますが、空港着時点から市内への移動は2時間ほど見ておきましょう。
多めに見積もっておいても困ることはありません。
・他キャリアのLCC乗り換えがある場合は気を付けましょう。
同一キャリアであればまだなんとかなりますが、異なるLCCであれば、どちらかが遅れたりすると、モロに影響を受けてしまいます。
自分の場合は、異なるLCC-LCC間の乗り換え時間が最低4時間でギリギリかなと考えています。
④旅期間の大まかな滞在都市を決める

国の中で移動をする場合は、ざっくりと滞在都市を決めます。
のちのち、ツアーやら、国内移動やらで滞在都市は変更する場合が大いにあるので、この時点ではざっくりでよいと思います。
⑤やってみたいツアーがある場合は先に予定に埋め込む

ツアーでしかできないようなアクティビティや、隙間時間を効率よくツアーに頼りたい場合は、この時点で決めてしまい、プラン表に記入します。
ツアーによって滞在都市が変わる可能性があるので、その場合は調整しましょう。
⑥都市間の移動手段と時間を決める

この段階まで来ると、滞在都市はほぼ決まっています。
都市間の移動をどうするかを決めてしまいましょう。
移動手段はいろいろありますが、最短時間での移動手段は飛行機ですが、意外と前後の移動時間や待ち時間を入れると、一日つぶれかねないことも多いです。
そこでおすすめなのは、深夜バス・寝台列車の利用です。
ホテルもその日はとる必要がありませんし、最近はゆっくりと寝ることができるバスも多いので、着いた瞬間から次の行程に移ることができます。
海外ではバス路線網の方が鉄道より充実している場合が多いのでおすすめの選択肢です。
⑦宿泊先を決める

宿泊地はこの段階でいいと思います。
全く宿が見つからないということはありません。
お勧めなのは、電車の場合、駅近がいいでしょう。
それ以外の場合は、夜とかでも楽しめるスポットが近くにあったり、なるべく主要な観光スポットが近いところがいいかと思います。
ホテルにこだわりをもって旅をしたい方の場合は、⑤と⑥の間でホテルを決める作業も入れるとよいでしょう。
⑧活動時間を決める。朝何時から夜何時まで活動するのか
これはざっくりでよいと思います。
朝大体何時ごろから動き出して、夜は何時まで活動するか。
翌日の動きなども考えながら決めるとよいでしょう。
もちろん旅なので何があるかわかりませんが、何も決めずに動くより、大体の時間を決めて動いたほうが効率がよくなります。
⑨空いている時間にどのような活動ができるか考える。

この段階まで来ると、大体プラン表の中に、隙間時間が見えてくると思います。
この隙間時間をどう使うかが旅をうまく楽しむポイントでもありますね。
隙間時間なので、あえてなにも入れずブラブラするのも良いですが、うまくはまるツアーなどがあったら入れてみてもいでしょう。
⑩昼食・夕食を大体どこで食べるか考える。

⑨・⑩の予定は、大体できめるのがコツです。
現地でどうとでもなるようにざっくりと決めておくのが良いと思います。
朝食がついていない宿の場合は、大体どこで食べるか決めておいてもいいかもしれません。
昼食・夕食に関しては、余裕があればどのような食べ物が有名な所なのかを下調べしておいて、どのタイムミングで何を食べたいか、リストアップしておいてもよいでしょう。
⑪大体かかる費用を算出する。

ここまででどのくらい費用がかかっているか算出します。
航空券代・ホテル代・ツアー代はきっちりと費用が出ているはずなので予算立てできますね。
それ以外はざっくりと予算立てします。
・通信費にかかる大体の費用
・その国で移動にかかる大体の費用
・その国で1食にかかる大体の費用
・お土産などにかかる大体の費用
・現地で組み込むかもしれないツアーにかかる費用
⑫旅予算と算出した概算費用とを比較し、費用の調整をする。
最後は、ざっくり出した予算を調節しながら、旅予算に近づけていきます。
超過分は、概算費用を削ればよいでしょうし、予算に余裕がある場合は、旅を充実させるか、お土産を充実させることもできるでしょう。
とまあ、いかがだったでしょうか。
自分が旅に出るときは、大体この流れで旅プランを作成します。
ツアーもいいのですが、自分でこのようにプランを作ると、その旅は忘れられない(忘れない)旅になります。
そして、思っていた以上に格安で行きたい国を回ることも。
まあもちろん、ツアーに全部お任せに比べると、数倍の手間はかかりますが、それ以上に思い出深い旅になることは間違いありません。