北海道といえば酪農王国。
多くの酪農業に従事する人々によって、日本の食生活は守られているわけです。
そのため、北海道を車で移動すると、次から次へと牧場が目に入ってきます。
その光景は、北海道にいるんだなあと再認識させてくれる光景でもあります。
そして、そんな北海道の移動ではまた別の楽しみ方があります。
数多くある牧場の中には、自らが生産している材料を用いて、店舗を営業している牧場もあるのです。
そこでは、その場所で採れた新鮮な牛乳などを用いた加工品が販売されており、一般の商店あどでは味わうことができない新鮮且つ濃厚な食品を味わうことができることが多いのです。
今回紹介しているBlue Grass Farmもそんな北海道にある牧場田経営している店舗です。
かわいらしい半円型のこのお店の名物は、まずは自家製のチーズ。
そして、牧場ならではの濃厚なソフトクリームなども味わうことができてしまうのです。
牧場でしか味わえない味を楽しむ。
これは、北海道ならではのぜいたくなのではないでしょうか。
今回はそんな北海道で、牧場が経営しているチーズ工房 Blue Grass Farmについて紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
北海道北部の記事です。









Blue Grass Farm
Blue Grass Farmは、北海道の北にある紋別郡、雄武街にあるチーズ工房です。
牧場が経営するチーズ工房であり、新鮮なチーズの数々と共に、濃厚なソフトクリームも味わうことができる店舗となっています。
周囲は牧場で囲まれた自然豊かな土地。
ここまでやってくること自体なかなか体力勝負なところがありますが、時間と体力を費やしてもここまでやってきた価値があったな、と思える店舗なのです。
Blue Grass Farmの名物は何と言ってもオーナーこだわりの自家製チーズ。
オホーツクの潮風をいっぱいに浴びたミネラル分豊富な牧草をエサに、のびのびと牛たちが育てられています。
そうして育った牛たちがつくりだす生乳は非常に味わい深いものです。
そして、その生乳の美味しさをさらに多くの人へと知ってもらうために、チーズ作りが始められたのだそうです。
そんなBlue Grass Farmの名物チーズは、ミルクストリングと言います。
その名の通りストリングタイプのチーズであり、避けるタイプのチーズとなっています。
独自の製法で作られたこのチーズは、チーズを割いたときの繊維の細さ。
そして、爽やかでかつ牧草の風味を感じるコクのある味わい。
それらが、極上のチーズを生み出しています。
その作り方の秘訣は、塩の使用量を最大限控えることで、生乳の持つ風味を存分に生かした製法を取り入れているのだそうです。
そして、この牧場が建つ地がチーズ作りに適していたこともあります。
オホーツクの恵みをたっぷりと受けた牧草。
そして、オホーツクの潮風。
こういった自然条件がチーズ作りにとても適していたのだそうです。
そんなチーズ工房では、ミルクストリングだけではなく、定番のモッツァレラチーズや、熟成を極めて作られたハードグラスという硬めのチーズ。
さらには、1年以上熟成させたチーズや、スモークしたチーズなどそのラインナップは多彩です。
さらに、チーズだけではないのです。
自慢の生乳を使ったソフトクリームやソフトドリンク。
さらにケーキなどの販売も行われており、オホーツクの恵みたっぷりの生乳を生かした製品を存分に堪能できるお店となっているのです。
アクセス
浜頓別町役場の斜め向かいにあります。
Blue Grass Farmへ行ってみた
それでは、Blue Grass Farmへ行ってみましょう。

こちらがBlue Grass Farmの店舗です。
すぐ裏手が渡辺牧場となっていて、この牧場が経営するチーズ工房なのだそうです。
道沿いに現れるこの建物は非常に特徴的なので、近くまで行くとすぐに見つかることでしょう。
ソフトクリームの置物が目印のこのお店。
今回は残念ながら店舗内の写真はないのですが、入ってみるとアットホームな空間が広がっています。
ショーケースにはここの名物であるミルクストリングというチーズをはじめ、様々な種類のチーズが並べられています。
また、ソフトクリームを味わうことができるのも牧場が経営するチーズ工房ならでは。
ここのソフトクリームは濃厚でありますが、少し氷菓のような感じもするソフトクリーム。
濃厚だけどあっさりと食べられるソフトクリームといったところでしょうか。
いかがだったでしょうか。
ソフトクリームの看板目当てで立ち寄ったこちらのお店。
色々と調べてみると、チーズで非常に有名な工房のようでした。
北海道めぐりは体力勝負ではありますが、こういった高クオリティなお店が点在する北海道めぐりの旅は、非常に価値深いものですよね。
ある意味、北海道でしか味わえない贅沢な時間を求める旅ともいえるでしょう。