コロナ禍も相まってか、国内の旅が改めて見直されてきたここ数年。
様々な旅のスタイルに改めて注目が集まってきました。
その中の一つがバイク。
バイクへの注目が高まり、近年はバイク市場が非常に暑くなっています。
人気に車種ともなると、納車までにかなりの時間がかかるということもあり、メーカー各社も新モデルの発表に力を入れています。
そんなバイク市場にあって、毎年恒例のバイクイベントが大阪で開催されているのです。
それは、毎年三月下旬に大阪は咲州にあるインテックス大阪で開催されている大阪モーターサイクルショーなのです。
バイクメーカー各社が参加するこのイベント。
現行モデルが数多く展示されることはもちろん、このイベントで初めて一般公開されるモデルもあったりするなど、バイク好きな人々からすると外せないイベントの一つとなっているのです。
開催期間は3日間であり、大阪の湾岸エリアという少し交通の便が悪いエリアで開催されるものの、会場内は数多くの人々の熱気で包まれるこのイベント。
今回はこの大阪モーターサイクルショー2023に訪れてきたので、それを中心に紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
大阪モーターサイクルショー
モーターサイクルショーは、オートバイの見本市であり、国内外の主要なオートバイメーカーおよび、オートバイのパーツ・アクセサリメーカーなどが一堂に会する大型のオートバイイベントです。
最初に開催されたのは1971年のことであり、東京で行われてました。
この東京で行われているのが、東京モーターサイクルショーです。
東京モーターサイクルショーは東京ビッグサイトで開催されており、2023年には50回を数え、10万人を超える来場者を数えるほどのイベントとなっています。
この東京モーターサイクルショーに続いて始まったのが大阪モーターサイクルショーであり、遅れること約10年。
1984年から開催されているオートバイの見本市であり、西日本では最大のオートバイイベントとなっています。
大阪では、咲州のインテックス大阪で開催されています。
東京モーターサイクルショーに比べると来場者数は1/3ほどではありますが、それでも開催される三日間の人の入りは驚くほどの者があります。
モーターサイクルショーでは、各メーカーが力を入れているオートバイの展示が行われており、中にはここで初めて公開されるように最新モデルや、今後販売が計画されているモデル。
コンセプトモデルの公開や、部品類、カスタマイズ用品など、オートバイ好きにはたまらない展示が数多くなされています。
さらに来場者からとにかく人気を博しているのが、体験試乗ができたり、展示されているオートバイに実際にまたがってみたりということができます。
その中でも国内4メーカーの、ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキのブースはいつも人で溢れており、それを収容できるように、イベント会場内でもひときわ大きなブースを構えています。
もちろん海外メーカーの展示も数多くなされています。
日本国内ではハーレーダビッドソンやドゥカティなどは見かけることも多いかと思いますが、20を超える世界のオートバイメーカーが集まっており、世界の広さを感じることでしょう。
なお、現在このモーターサイクルショーは名古屋でも開催されるようになっており、国内の主要都市3か所で開かれるようになっています。
アクセス
大阪メトロ トレードセンター前駅から東に10~15分ほどの会場で開催されます。
大阪モーターサイクルショーに行ってみた
それでは、大阪モーターサイクルショーに行ってみましょう。
2023年の大阪モーターサイクルショーは、咲州にあるインテックス大阪という巨大なイベント会場にて開催されました。

会場にやってきました。
ちなみに訪れた日は、平日です。
平日にこれだけの人が来れる!?と思えるほどの盛況ぶりでした。

大人気のカワサキブースです。
跨がれませんが、エリミネーターが展示されています。
この展示の後ろには、川崎が誇るラインナップが数多く展示されており、実際に触れることができるようになっています。

国内4大メーカーの中でも最も盛況だったのがホンダブースです。
国内販売でも上位を総なめするほどの人気車種を抱えるホンダですので、大人気もうなずけますね。
近日発売予定だったCL250の展示がありました。
ホンダの大人気シリーズであるレブルをベースにしたこの最新モデルですが、これまた人気が出ること間違いなしな予感ですね。

好きな人は好きすぎてたまらない、スズキのブースです。

大人気モデルのV-stromですね。

大阪モーターサイクルショーで発表された最新モデルのGSX-8sです。
こういった、初お目見えのモデルも見ることができるのがモーターサイクルショーの特徴ですね。

スズキのブースといえばこちら。
スズキの湯のみです。
ここでしか手に入らなかったり、いつもより安く購入できたりしてしまうのがスズキブースなのです。
このスズキの湯飲みは知る人ぞ知る一品であり、見かけることができたらぜひ手に入れておきたい一品なのです。

4大メーカー最後はヤマハです。
ヤマハは、昨今人気の125㏄クラスに、新型のモデルを投入してきました。
それがこのXSR125です。

二色でのラインナップですが、これはかなり人気が出るのでは、というモデルですね。

こちらは大型モデルのMT-09です。
ホイールカラーがかなり個性的ですね。

もちろん海外メーカーも数多く展示されています。
これは、イギリスのメーカーであるトライアンフのStreet Triple RSです。

ハーレーダビッドソンももちろん出展しています。
その中でもこちらは創設期のモデルのようであり、ハーレーダビッドソンの歴史を感じさせる一台でした。

オートバイ本体だけではないのがモーターサイクルショーの魅力です。
各種部品の数々や、カスタムパーツなど、さらにはバイク雑誌なども充実していて、オートバイ好きにはたまらないイベントとなっています。
直接オートバイとは関係ないのですが、車のルーフ上にテントを設置できるモデルが気になったので写真に収めてみました。
いかがだったでしょうか。
日本全国のオートバイ好きが集まるイベント、モーターサイクルショー。
何しろ、個々での発表が日本初!と言われるプレミア感が貯まらないイベントですよね。
移動のアシであるはずのオートバイですが、旅のお供の一つとしてもオートバイは欠かせない相棒でもあるのです。
展示会で自分だけのモデルを発見し、その相棒と共に新たな旅に出発してみませんか?