コロナ禍おさまらない昨今ですが、行ってみたい国や地域は山ほどあって困っているところです。
ということで、

じゃあ、妄想で行ってみるか?
行ってみましょう!妄想で!!
妄想ならタダですしねw
妄想でシミュレートすることで、今後実際に行くことになった時には、そこからプラン作りもできそうですしね。
新シリーズスタートです。
初回の今回は、アフリカにあるエチオピアの世界遺産『ラリベラの岩窟教会群』です。
地中にある十字型の教会の写真を見たことはありませんか?
かなり印象に残る世界遺産なのですが、実は、世界遺産登録第一回のうちの一つなのだそうです。
やはり、行った気もちになって調べてみると、まだまだ知らないことはたくさんありますね。
というわけで、今回のわきみちは、
ロシアの『キジ島の木造教会建築群』の妄想紀行です。

今回の目的地
ラリベラの岩窟教会群

見どころ

ラリベラの岩窟教会群で最も印象的な光景は、地中の中に掘られた十字の形をした協会でしょう。
12世紀~13世紀にかけて建造されたと推測されていますが、もちろん人の手作業によって掘って作られた教会群です。
このような建造物を見るといつも、人の手によって物事を成す可能性を感じさせられます。
そんなエチオピアが誇る世界遺産ではラリベラの岩窟教会群は、1978年の世界遺産登録第一号の12の世界遺産の中の一つです。
エチオピアの首都、アディスアベバも標高2300mの高地なのですが、このラリベラの岩窟教会群もエチオピア北部の標高3000mの場所にある世界遺産です。
アフリカというと暑いイメージがありますが、これだけの標高のエチオピアは比較的涼しい国なのです。
観光をするにはありがたいですね。
ただ、高地なだけに、高山病などの心配はありますが。
ラリベラの岩窟教会群は、巨大な凝灰岩を人の手で掘って作り上げられた教会群です。
こちらはエチオピア帝政時代の国境であったエチオピア正教会の教会堂群です。
エチオピアでは、現在はエチオピア正教会(キリスト教)とイスラム教で国民のほとんどが占められているそうです。
岩窟教会”群”という名前からもわかる通り、4つの大きなグループに分けられ、写真の印象的な教会『聖ゲオルギウス教会』以外にも11の聖堂と関連する礼拝堂などの建造物群からなっています。
北部
・ベテ・マドハネ・アレム
・ベテ・マリアム
・ベテ・ゴルゴタ
・セラシエ礼拝堂
・アダムの墓
東部
・ベテ・アマヌエ
・ベテ・マルコリオス
・ベテ・ガブリエル=ルファエル
・ベト・レヘム
西部
・聖ゲオルギウス教会
その他
・アシェタン・マリアムの修道院
キリスト教の聖地エルサレムがイスラム教徒による占領によって、聖地巡礼ができなくなった際に、この地を新たな巡礼地とするためにため、これらの建造物群を作ったのです。
一つ一つが、当時の深い信仰への思いを感じさせますが、そのような建造物が11もあり、非常にボリュームのある世界遺産ですね。
もちろん今でも聖地であり、人々の信仰の地であるために、そのことを念頭において見て回りたい世界遺産ですね。
妄想紀行
日本から出発し、大体丸一日がすぎただろうか。
ラリベラの街に到着。
アフリカなので暑さをしのげる服をと考えていたが、ちょうどよい気候。
では、ラリベラの岩窟教会群へ。
近隣にホテルがあるので、交通の便は非常によかった。
岩窟教会群というだけあって、みどころがたくさん。
1km四方の中にたくさんの建造群があるため、一日ではまわりきれないなあ。
その中でも最も有名な西部にある『聖ゲオルギウス教会』をまず最初に見に行くことにした。
Googlemapでも、十字の形がはっきりと見えるこの教会。
はたしてその中はどうなっているのだろうか。
現地に到着すると、写真でしか見たことがなかった地中の教会が眼前に広がった。
周りにはたくさんの白装束に身を包んだ、エチオピア正教会の信者が熱心に祈りをささげています。
少しじめっとした通路を下り、教会の入り口に向かって歩いていきます。
内部には行ってみると、岩を繰りぬ言って作られた部屋や窓、扉などがとても印象的な様子です。
ここでも熱心に祈りをささげる人々がたくさんおられます。
エチオピアの人々にとって、ここがいかに大切な地であるのかがよくわかりますね。
次は、どこの教会を巡っていこうか。
・・・・・以上、妄想でしたw
わきみちポイントは?
ラリベラから北に10kmほど進んだ山中に、『イェムレハナクレストス教会』という教会があります。
ラリベラからは車で1時間半程で行くことができるようです。
現地客向けのツアーも行われているそうです。
ラリベラの岩窟教会群より前の王が造った岩窟教会だそうです。
こちらで気になるのは、ぜひ教会の名前で画像検索をしてみてください。
巡礼者だと思われる、数百のミイラ(骸骨?)が残されているそうなのです。
ラリベラの岩窟教会群と合わせて、行っておきたくなるポイントですね。
今回の国
エチオピア

エチオピアは、アフリカの東にある連邦共和制国家です。
東をソマリア、西を南スーダンといった政情不安定な国に囲まれた内陸国です。
アフリカ大陸と言えば、ヨーロッパによる帝国主義時代にほとんどの国が植民地化された経緯がありますが、エチオピアはアフリカで唯一独立を維持したアフリカで最古の独立国です。
面積は日本の約3倍ありますが、人口は日本とほぼ同じ、アフリカの中でも人口の多い国の一つです。
渡航ルート

エミレーツ航空で日本(成田)から出発の場合
・日本からドバイまで約10時間→ドバイから首都アディスアベバまで約4時間
エチオピア航空で日本(成田)から出発の場合
・日本から香港まで約4時間→香港から首都アディスアベバまで約10時間
今回紹介したラリべラまでは、首都アディスアベバからさらに飛行機でのアクセスが一般的です。
直行便の場合は約1時間で到着します。
予算

航空券価格は往復で20~25万円ぐらいになります。
エチオピアへの入国にはビザが必要です。
日本国内の大使館申請の場合、観光ビザ1ヶ月シングルで20000円ほどがかかります。
アライバルビザの場合は、20$(ドル紙幣のみ)で日本国籍の一般パスポート保持者は取得可能です。
渡航費がかなりかかるので、トータルでは35~40万円が目安になるのではないでしょうか。
いかがだったでしょうか。
【妄想紀行】ですので、あくまでも自分で見て聞いて体験したものではありません。
将来的に、こちらを訪れることがあった場合は、しっかりとした紀行記事としてリライトしていきます。