タイといえば様々な楽しみ方がありますよね。
その中でも多くの人の楽しみというとナイトマーケットです。
暑い国だからこそ、日没後に多くの人々が集まる東南アジアのナイトマーケット。
タイではこのナイトマーケットが大小さまざまなところで開催されます。
連日開催されているところもあれば、週末限定のところもあったりと、このナイトマーケットのオープン状況に合わせてタイ旅行を計画するのも大いにあり得ることなのです。
そんなタイで一番賑わいを見せるのが、お昼間から夕方にかけてのマーケットですが、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットです。
週末だけに開催されるこのマーケットは、タイ最大のマーケットですね。
食事ももちろんできますが、それ以上に衣類や雑貨、お土産品などあふれるぐらいのラインナップがあるマーケットです。
そして、ナイトマーケットもタイには数多くあります。
タイで有名なナイトマーケットの一つに今回紹介しているジョッド・フェアーズナイトマーケットがあります。
このナイトマーケットがオープンしたのは2021年。
つい最近オープンしたばかりのナイトマーケットなのですが、駅徒歩2分でアクセス抜群。
オシャレな雰囲気も漂うこの新しいナイトマーケットは、観光客はもちろん地元の若者にも大人気なナイトマーケットなのです。
今回はこの、タイを新たに代表するナイトマーケットになってきた、ジョッド・フェアーズのナイトマーケットについて紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
ジョッド・フェアーズ
ジョッド・フェアーズのナイトマーケットは、2021年にオープンしたバンコクのナイトマーケットです。
MRTブルーラインのラマ9世駅から徒歩2分という好立地に、数多くのお店が立ち並んでいます。
一つ隣の駅で開催されていたラチャダー鉄道市場のナイトマーケット閉鎖に伴ってこちらに移ってきた店も多いのだとか。
店のラインナップも、ビアホールのような店舗型のお店が立ち並んでいると共に、様々な食べ物の屋台が所せましと並んでいます。
おそらく、ナイトマーケットで食べられる食べ物のほとんどはここで食べることができるでしょう。
ただし、タイの伝統的な総菜であるグリーンカレーやマッサマンカレーといったものを販売している店は少ないように思います。
食べ物の屋台以外にも洋服関係のお店も多くあります。
観光客だけが訪れるわけではないので、地元の若者向けに古着の店があったり、アクセサリー系の店もあったりと、お土産目的ではなくタイのトレンドを知る意味でも面白いマーケットであることは間違いないでしょう。
アクセス
MRTブルーラインのラマ9世駅から、徒歩100mほどで到着します。
ジョッド・フェアーズへ行ってみた
MRTブルーラインのタイカルチャーセンター駅。
この駅からすぐのところにかつてラチャダー鉄道市場というナイトマーケットがありました。
蕎麦にあるデパートから見下ろした店の屋根が並ぶ雰囲気が色とりどりの宝石箱のようだということで有名だった市場だったのですが、数年前に閉鎖されてしまいました。
その後、ザ・ワン・ラチャダーナイトマーケットとして2022年に再オープンしました。
今回の渡航では、まずこのザ・ワン・ラチャダーナイトマーケットに行ってみました。

ところが、マーケットとしてはきれいに整備されたものの、個性のない真っ白な同じテントが並ぶマーケットは、以前に比べると圧倒的に活気がなくなってしまいました。
今回2023年に訪れたのですが、ここに向かう人がほとんどいない。
途中の道にも誰もいない。
そして実際マーケットについてみると、驚くほどの閑散ぶり。
以前訪れたときには、歩くのも大変だった雰囲気が嘘のようです。


あまりにも見どころに乏しかったので、その足でお隣の駅であるラマ9世駅のすぐそばにある、今一番ホットと聞いていたナイトマーケットのジョッド・フェアーズに向かってみることにしました。
それでは、ジョッド・フェアーズのナイトマーケットへ行ってみましょう。

MRTブルーラインのラマ9世駅で降りると、駅前にはセントラルプラザ・グランド・ラマ9店というショッピングモールがあります。
このショッピングモール内と突っ切ると、JODD FAIRSへの案内があります。

モールを抜けて、人びとの列についていくと、モール東側で開催されているジョッド・フェアーズのナイトマーケットに到着します。
ちなみに、ジョッド・フェアーズは南北それぞれの店の集まりに分かれており、北側はビアホールのようなお店が数々立ち並んでいます。
ここで食べると、ナイトマーケットであるにもかかわらずそこそこ値が張ります。
ゆったり席を確保して、そのお店だけで食べたい!という人にはここでいいかもしれません。
しかし、いろいろなものを食べ歩きたい!という人もいることでしょう。
そういう人たちは、オープン席もたくさんあるので、そこを確保したうえで、ジョッド・フェアーズの南側のテントに向かいましょう。
なお、南側のオープン席はすぐに埋まってしまうので、南側で席が見つからない時は北側に行ってみると比較的あいていたりします。
南側は、これぞナイトマーケットというようなお店が立ち並んでおり、
様々な食べ物を食べ歩くことができます。
おそらく、タイのナイトマーケットで食べられるもののほとんどはここで食べることができると思います。

こちらはロティ屋さんです。
ジョッド・フェアーズでは何店舗可出ていました。
タイのロティは、生地を延ばして具材を入れた後は、それを油で揚げて完成させます。
マレーシアとは違う作り方ですね。

この日は、ロティとパッタイ、そしてマッサマンカレーを食べました。
マッサマンカレーのようなタイのお惣菜関係のお店はあまり出ていませんでしたが、探せばあります。
そして、このようにいろいろなお店で買い集めた方が圧倒的に金額も安く済みますよ。

自分は挑戦しませんでしたが、↑この屋台もあります。
えー、っと思うかもしれませんが、現地の人々には人気のようです。
コップのような容器に入れてスナック感覚で食べているようでした。
いかがだったでしょうか。
ラチャダー鉄道市場が下火になってしまったのは残念ですが、その楽しみな部分がそっくりそのままこのジョッド・フェアーズに移行したような印象でした。
毎日開催されているこのジョッド・フェアーズ。
かなりの人の多さで、オープン席は17時台に行かないと確保が難しいかもしれません。
それだけ人が集まる活気あふれるナイトマーケット。
タイに訪れたときには外せないスポットなのです。