121【世界遺産】行ってみたら予想以上だった世界遺産ピックアップ5

世界の世界遺産(World Heritage)
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世界には有名な世界遺産がたくさんありますね。
実際に自分の目で見るために、世界各地に赴くわけですが、もちろん時間とお金をかけていくだけあって、期待しているものを見ることができることを楽しみにしているわけです。

そして、実際に自分の目で見てみると、予想通り大満足なところや、少し期待外れだったと思うところなど、行ってみないとわからないことがたくさんあるわけです

その中でも、実際に行ってみたら予想以上によかった世界遺産もあるわけです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 世界遺産を求めた旅で、期待以上たった時の満足感はハンパないです。

自分が経験した中で、過酷さを感じた世界遺産を5つピックアップし、紹介した記事です。

088【世界遺産】いろいろな意味で過酷だった世界遺産5選
世界には1000以上もの世界遺産が存在しています。それらを求めて旅をするというのもいいものですよね。多種多様な世界遺産が存在する中で今回は、いろいろな意味で過酷さのあった世界遺産を独自に5つピックアップしました。世界遺産に興味をもってもらえると幸いです。

世界遺産とは

世界遺産とは、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の総会で1972年に採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」に基づいて世界遺産リストに登録された、文化財、景観、自然などのことです。
世界遺産登録することによって、国際的に文化財・自然保護を進めていこうとするものです。
そのため、観光名所にしようとするものではなく、あくまで人類共通の遺産を、未来にまで受け継いでいこうとする取り組みなのですね。

近年は登録件数が1000件を超えたこともあり、単独の場所での登録は難しくなってきているのだそうです。
そのため、テーマに沿って複数の個所で構成されるような登録のされ方が多くなってきています。

それでは、今回ピックアップした、行ってみたら予想以上だった5つの世界遺産について紹介していきたいと思います。

バガン(ミャンマー)

どこにあるの

どんな世界遺産

バガンはミャンマー中部にある町であり、3000を超えるストゥーパ(仏塔)や寺院が立ち並ぶ光景で有名な場所です。
アンコールワットやボロブドゥールとともに世界三大仏教遺跡の一つとされています。
大多数が11世紀から13世紀の時代に建てられたものであり、王や権力を持った人が建てたものはもちろん、一般の人々でもお金をためてストゥーパを立てたりしていたということであり、こんなにもたくさんのストゥーパや仏塔が立ち並んでいるわけです。

2019年に「バガンの考古地域と記念建造物群」として世界遺産登録されました。
登録するために、伝統的な修復方法の確立や、オールドバガンエリアから一般の住居を移設させたり、ストゥーパへの自由な登頂を規制するなど、長年地道に取り組んできたことで、ようやく登録までたどり着いたのだそうです。

何が予想以上?

バガンの予想以上だったところは、もちろん、ストゥーパや寺院が立ち並ぶ風景そのものです。
サンライズもサンセットもストゥーパ上から見ることができました。
特にサンライズは、暗闇の中、太陽の光に照らされて次々とストゥーパが表れてくる光景はなんともいえないものでした。

自分が訪れた2015年の夏はまだ、そこら中のストゥーパに入ったり登ったりと自由にできたのですが、その半年後位からかなり規制が厳しくなったそうです。

また、2016年8月にバガンを襲った地震により、いくつかのストゥーパや寺院が崩落したということも聞いています。
もしかしたら、あのときのような光景は今は見られなくなっているのかもしれませんね。

ミーソン聖域(ベトナム)

どこにあるの

どんな世界遺産

ミーソン聖域は、かつて存在したチャンパ王国の聖域であり、その当時のレンガ作りの遺構が残されています。
主に7世紀~13世紀頃のものといわれています。

ミーソン遺跡の建造物は接着剤を使わずに、高い技術力をいかして建築されていったそうです。
森の中に突如現れるレンガ造りの建物群が、不思議な印象を与えてくれる世界遺産です。

世界遺産には1999年に登録されており、同年には同じくベトナムにある「ホイアンの古い町並み」も世界遺産登録されています。

ホイアンのことの今と昔を比べた記事です。

096【ベトナム紀行】世界遺産ホイアンの町 今昔物語
ベトナム中部にある世界遺産の都市ホイアン。1999年に世界遺産登録されて以降、年々観光都市として洗練されていっている様子です。今回は、2002年当時と2017年とを比較しながら、ホイアンがどのように移り変わってきたのかを見ていきたいと思います。

何が予想以上?

ミーソン聖域で予想以上だったところは、戦禍を乗り越えた遺跡であるところです。
そんな、ミーソン聖域を見るうえで知っておいたほうが良いことに、ベトナム戦争があります。
ミーソンの遺構は、このベトナム戦争の時の爆撃によってかなり破壊されているのだそうです。
上の写真もベトナム戦争時の爆撃によってできたクレーターだそうです。

その後、修復が行われ、今では非常に観光のしやすいスポットとなっています。
しかし、ベトナム戦争によって破壊された遺跡や、その後の復旧の歴史を考えると、古代から近代に向けて歩んできたミーソンの歴史を感じることができます。

斎場御嶽:琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄県)

どこにあるの

どんな世界遺産

斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球王国時代である15世紀~16世紀頃の御嶽です。
(御嶽とは、祭祀などが行われる神聖な場所とされています。)
そんな御嶽の中でも、最も重要な場所とされていたのがこの斎場御嶽なのです。

2000年に、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成要素の一つとして世界遺産に登録されました。

何が予想以上?

斎場御嶽の予想以上だったところは、縄戦の戦禍を免れたということもあり、当時からの雰囲気を残しているところです。
実際に訪れてみると、巨石で構成されたこの場所からは、独特な神聖な空気を感じ取ることができます。
祭祀が行われた場所というのも頷ける場所です。

ただし近年、訪問客の増加と、その振る舞いから、入場を制限するような動きも出てきています
琉球王国にとっての神聖な場所であったということで、訪れる際はそのことをしっかりと考えて、見て回るようにしてほしいですね。

ゴールの旧市街と要塞(スリランカ)

どこにあるの

どんな世界遺産

スリランカの南端にあるゴールの町は、「ゴールの旧市街と要塞」として1988年に世界遺産登録されています。
古くからよく知られた港町であったゴールは、様々な人種の人々が商業を目的として訪れていたとのことです。

このゴールの町は、町の周囲を城壁で囲まれた城壁都市です。
1600年代にこの地を支配していたオランダによって、現在に残る要塞が建築され、城壁都市として建築していったそうです。
その後、イギリスによる支配を受けたり住物の、要塞はそのまま保存され、現在にまで受け継がれています。

何が予想以上?

ゴールの予想以上だったところは、歴史的な遺構と、現代的な街歩きの両方が楽しめる所です。

城壁に囲まれた町であるため、その城壁の上を歩いて回ることができます。
要塞の跡や、見張り台の跡など、残されてきた遺構を間近に見ることができます。
城壁から見るインド洋もまた格別ですね。

そして、城壁の中の町は、ヨーロッパ風の建築や、南アジア風の建築が入り交じり、独特の風景が広がっています。

近年では、そういった建物を上手に生かしたゲストハウスやレストラン、カフェなどがたくさん立ち並び、歴史と街歩き、両面から楽しめるスリランカでも一押しの世界遺産です。

ヒヴァのイチャン・カラ(ウズベキスタン)

どこにあるの

どんな世界遺産

ヒヴァはウズベキスタンの中部に位置する、こちらも古代の城壁都市です。
1512年から1920年にかけて(けっこう最近まで!)存在していたヒヴァ・ハン国の首都でした。
ブハラ・ハン国から独立した国であったため、どちらも中央アジアの宗教として有名な都市でした。

ヒヴァの町には、レンガの城壁に囲まれたイチャン・カラと呼ばれる地区があり、18世紀~19世紀頃の多数の歴史的建造物と、それらの隙間を埋めるように古い民家が共存するエリアになっています。
ここが1991年にウズベキスタン初の世界遺産として登録されました

何が予想以上?

ヒヴァの予想以上だったところは、砂漠の中にある城壁の中に、50を超すと言われている歴史的な建造物と人々の生活とが城壁の中に共存しているところです。

塔であるミナレットやメドレレ(神学校)などがあります。
古い民家などは、ホテルやレストランなどに活用されており、ゆっくりと時間をかけて見て回りたい町です。

今回は、予想以上だった世界遺産という切り口で世界遺産を紹介してみました。
紹介したそれぞれの世界遺産については、個々に紹介する記事も書いていきたいと考えています。

次回は、別の切り口から世界遺産をピックアップして紹介してみたいと思います。

世界遺産を学ぶには世界遺産検定がうってつけです。
2級・3級の合格記についてはこちらです。

058【資格あれこれ】世界遺産検定3級・2級合格記~取捨選択でなんとかなる!~
世界遺産好きは当たり前のように知っているとは思いますが、世界遺産検定という資格試験があります。もちろん資格を取るために勉強をするのですが、試験勉強を通して、もっと旅先の今年知り、旅を豊かなものにしてみませんか?