1219【大阪紀行】いよいよ日本各地に拡大し始めたか!?『ベトナムフェスティバル』

日本のわきみち(JAPAN)
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日本ではずいぶんたくさんの海外フェスティバルが開かれるようになっています。
特にそれらが多いのは、なんといっても関東エリア。
主に代々木公園当たりでは本当に数多くの海外フェスティバルが開かれています。
その開催地を全国の主要大都市に広げていって、認知度を増やしているタイフェスティバルをはじめ、

チャイナフェスティバル
ラオスフェスティバル
アフリカンフェスティバル
インディアフェスティバル
ペルーフェスティバル
ラテンアメリカフェスティバル
トルコフェスティバル
などなど。

いつ行っても何かしらのフェスティバルがやっているほどの場所ですよね。
ところが、これは代々木公園での話。
これが日本の他の地域となると、ここまで数多くのフェスティバルが開催されている場所というものはほぼありません。
先述した通りようやくタイフェスティバルが関東以外に広がってきたかなあという感じです。
しかし、いよいよ、タイフェスティバル以外のフェスティバルも他地域で行われるようになってきたようなのです。

今回紹介しているのは、ベトナムフェスティバル
関東ではかなりおなじみのフェスティバルだったのですが、それがなんと2023年に大阪で開催されたのです。
年々日常の生活の中で、ベトナムの人々を見かけることが増えてきたのではないでしょうか?
以前に比べると日本とベトナムとのつながりはかなり強くなってきている中で、このベトナムフェスティバルというのは、今後ベトナムカルチャーをより身近に感じていくきっかけとなるフェスティバルとして、大きく育っていく可能性が高いフェスティバルではないかと思います。

今回はこの、少しずつ拡大しだした海外フェスティバルであるベトナムフェスティバルについて紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • ベトナムがすぐ身近に!これから関りが増えていくであろうベトナムカルチャーを、ベトナムフェスティバルを通して体験してみよう。

海外フェスティバル関係の記事です。

123 日本各地で気軽にタイを楽しもう『タイフェスティバル』
すっかり日本国内ではおなじみになってきた感のある『タイフェスティバル』。日本にいながら気軽に海外を楽しめるフェスティバルがいろいろとある中で、かなりだいひょうかくになってきたフェスティバルではないでしょうか。最近では各地で行われだしてきたタイフェスティバルを楽しんでみませんか。

ベトナムフェスティバル

ベトナムフェスティバルとは、日本とベトナムの友好を記念して、毎年東京で開催されています。
なんと、ベトナム政府が正式に公認する国外での交流イベントなのだそうですね。
それを聞いただけでもベトナムと日本の友好関係がわかるのではないでしょうか。

そんな日本とベトナムなのですが、国交樹立して50周年を迎えました。
それを記念して、東京のみで開催されていたベトナムフェスティバルが、初めて大阪で開催されました。
2023年の6月。
大阪城公園太陽の広場で行われたベトナムフェスティバル。
歌や踊りなど、数々のプログラムが行われたステージを中心に、ベトナム料理を提供する飲食ブース。
ベトナムの工芸品なども手に入る物販ブース。
そして、ベトナムのカルチャーを学ぶことができるブースなど、太陽の広場がベトナム一色となるフェスティバルなのです。

何しろ近年では、大阪の町中でもベトナムからの人々を見かけることがとてつもなく増えてきました。
ベトナムとの友好関係は今後ますます重要になっていくことでしょう。
そうなってくると、ベトナムの文化を知るということは、友好関係を築くという点からも大切なことなのでしょう。

ベトナムフェスティバルに行ってみた

それでは、大阪で初開催されたベトナムフェスティバルに参加するために、大阪城公園太陽の広場へ行ってみましょう。

大阪でのベトナムフェスティバルですが、2023年の6月に初開催されました。
日越外交関係樹立50周年記念という名目で行われた今回のベトナムフェスティバル。
記念事業として行われたようなのですが、今後も毎年恒例のイベントとして継続され行くのでしょうか??
せっかく行われ始めたこのイベント。
継続されていくことを強く願います。

オープン時間前に到着したのですが、タイフェスティバルの時には長蛇の列ができていたのですが、ベトナムフェスティバルの知名度はまだまだ。
閑散としているかなあという感じです。

飲食ブースもたくさん参加してきていました。
ところが、ベトナムフードというと頭に思い浮かぶフォー、バインミー、バインセオ、チェー、といった有名どころはちらほらとあるのですが、それ以外はあんまりないなあ、という印象。
衛生的なこともあると思うのですが、生春巻きを扱っているのも一軒だけ。
店と店がしのぎを削り合っているタイフェスティバルに比べるとまだまだ寂しい感じだ何というのが印象として残りました。
もっとバラエティ豊かなベトナムフードが楽しみたかったなあ、と思いました。
今後に期待です。
まだまだ隠されたベトナムフードに出会えることを楽しみにしています。

まあ、定番のフォーはいただきました。
チキンのフォー、そして牛肉のフォーですね。
店ごとに少しずつ味に違いがあるので、それらを食べ比べるのも面白いですね。

ベトナム関係のNPO団体が屋台を出していて、そこだけは生春巻きを販売していました。
特にたれにこだわっているらしく、かなりお薦めされました。
実際、ベトナムで食べたものとそん色ないほどのお味。
日本での販売なので、パクチーはほぼ使われていなかったので、万人受けしそうな生春巻きでした。
ただ、やっぱりパクチーは欲しいなあと思いました。

こちらはベトナムコーヒーです。
ベトナムコーヒーというのは、コーヒーに練乳ドバドバのベトナムならではのコーヒー。
まあとにかく甘いです。
でもこれがベトナムなんだよなあ、という感じですね。

そんなベトナムフェスティバルの中でも、何かとがったものを食べたいなあと思っていたのですが、なかなか珍しいものがありました。
カエルの唐揚げです。
ベトナムでカエルは食べたかなあ??という感じもありましたが、まあ日本国内ではなかなか食べられないので今回は試してみました。
相変わらず鶏肉といわれても違いが判らないほどのお味。
結構美味しいんですよ。

もちろんベトナムフェスティバルですが、飲食だけではありません。
物販の出店もありますし、ベトナム文化を紹介しているブースもあります。
まあそれでも、同じ場所で行われているタイフェスティバルに比べると、店の数も訪れるお客の数も寂しい感じでした。
ゆったりまわれるのは良かったんですけどねw
しかし、これから継続して開催していくことで徐々にその認知度が上がり、賑わいを見せていくことに期待ですね。

いかがだったでしょうか。
海外フェスティバルがこのように日本各地に広がっていくのは楽しみですよね。
今は関東だけでしか楽しむことができないこういったイベントを、もっと身近に誰しもが楽しめるイベントになっていくことで、より海外のカルチャーを身近に感じられるようになっていってほしいものですね。
さあ、このベトナムフェスティバル。
来年も大阪で開催されるのでしょうか!?
乞うご期待です。