タイ料理といえば何を思い浮かべますか?
グリーンカレー
イエローカレー
レッドカレー
パッタイ
トムヤンクン
ラープ
カオマンガイ
ガイヤーン
などなど。
アジア系の料理の中でも、これほどたくさん日本国内でも一般的になってきている料理というのはタイ料理以上の物はないのではないでしょうか。
ところで、そんなタイ料理の中でここ数年急激に一般的になってきている料理があります。
しかも、日本国内だけの話ではなく、本場帯タイのバンコクでも、あらゆるところでこれを食べることができるようになってきているように思います。
その料理とは、その本場はタイ北部のチェンマイ。
チェンマイの郷土料理のようなその料理を、カオソーイと言います。
カオソーイとは、ココナッツベースのカレースープの中にゆでた麺が入っており、さらに仕上げに揚げ麺がその上に乗った、一杯で二種類の食感の面を楽しむことができる、なかなか画期的な料理なのです。
そしてこのカオソーイが流行る理由として考えられるのが、タイ料理でありながらさほど辛くないのです。
そりゃあ流行るわ!
と思いますよね。
ところがこのカオソーイ。
食べられる店が日本国内でも増えてきていますが、さすがに専門店は・・・という状況でした。
しかし、とうとう見つけてしまったのです。
そのお店の名前とは、『泰式香辛麺商店 仲吉』という大阪市にあるお店なのです。
大阪といえばスパイスカレーの聖地でもありますが、そんな中にいよいよカオソーイもお目見えすることになったのです。
今回はこの等々現れた大阪市にあるカオソーイ専門店、『泰式香辛麺商店 仲吉』について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
カオソーイに関する記事です。

泰式香辛麺商店 仲吉とは
泰式香辛麺商店 仲吉は、大阪市中央区の久太郎町にある、HUB KITCHEN本町横丁という都市型フードコート内にあるカオソーイ専門店です。
カオソーイとは、タイ北部の街 チェンマイの名物料理であり、ココナッツベースのカレースープに、ゆでた卵麺と、挙げた卵麺とが同時に入り、一杯で様々な味や触感を楽しめる伝統的な麺料理です。
近年、その名前を聞くことが非常に多くなってきたタイ料理の一つではないでしょうか。
そんなカオソーイですが、まだまだその専門店となると見かけることは難しいのではないかと思います。
しかし、2022年1月14日。
大阪本町に満を持して登場したのがカオソーイ専門店『泰式香辛麺商店 仲吉』なのです。
日本国内にいながら、本格的なカオソーイを楽しむことができるお店として、これからカレーの聖地大阪でもその存在感を高めていくであろう期待のお店なのです。
泰式香辛麺商店 仲吉
大阪メトロの本町駅から、中央大通り沿いに徒歩2~3分東に歩くと到着します。
泰式香辛麺商店 仲吉へ行ってみた。
それでは、泰式香辛麺商店 仲吉に行ってみましょう。

大阪メトロの本町駅を出て、東の堺筋本町方面に向かって行くと、ビルの一階部分がフードコートになった面白い店舗が見えてきます。
こちらは、HUB KITCHEN本町横丁というフードコートなのです。

このフードコートの中に、泰式香辛麺商店 仲吉はあります。
またこのお店以外にも、
鉄板焼き
ケバブサンド屋
マグロ丼屋
韓国料理屋
カフェ
などなど。
好きなお店で好きなものを購入し、フードコート内に並べられている様々なタイプの座席で楽しむことができるのです。
町中でフードコート、というのがなんか新鮮でいいですよね。

そして、これが仲吉で購入したカオソーイ『仲吉』です。
(※ランチタイムということでタイ米のライスがついてきました。)
やはりシンプルなチキンの手羽元を使ったカオソーイがもっともその味がよくわかりますよね。
この泰式香辛麺商店 仲吉のカオソーイですが、日本人向けにされているなあというのが第一印象でした。
どちらかというとあっさりとしていて、パクチーもそれほどきつくはなく、万人受けのカオソーイに仕上がっているなあという感じがしました。
しかし、カオソーイの特徴でもあるココナッツがベースになっているカレースープの味わいがしっかりと出ており、初めてカオソーイを楽しみたい方々にはお薦めの一品でした。
泰式香辛麺商店 仲吉のカオソーイですが、今回頼んだ意外に、半熟卵などが入っていない分お値段抑え目な『丸吉』。
鶏ハムが加えられた『鶏吉』。
チキンではなく海老を使った『海老吉』。
といったラインナップで出迎えてくれます。
いかがだったでしょうか。
まだまだメジャーになり始めて日の浅いカオソーイ。
しかし、日本国内でもその専門店で食べられるようになってきたのですね。
数あるタイ料理の中でも、日本人の口にもピッタリなこのカオソーイ。
今後ますます目にすることが増えていくのは間違いないでしょう。