タイの夜の楽しみといえば、ナイトマーケット。
東南アジアに行くとどこでも開かれているナイトマーケットですが、タイでももちろん毎日開催されています。
その中でも有名どころとといえばいろいろあります。
2023年現在有名なところといえば、ジョッドフェアナイトマーケット。
ラチャダー鉄道市場が下火になってしまった今、それと反比例するかのようにメジャーになってきたナイトマーケットですね。
それ以外にも、ナイトマーケットモールが一緒になった、アジアティークナイトマーケットという場所もあります。
倉庫街を利用したナイトマーケットは、観光客向けの一大ナイトマーケットなのです。
バンコクの中心あたりのナイトマーケットは、どうしても観光客向けのナイトマーケットになっているのですが、バンコク郊外にはローカルな人々むけのナイトマーケットがあるのですよ。
なんとこちら。
そのナイトマーケットというのが、シーナカリン鉄道市場なのです。
このナイトマーケットなのですが、タイで一番最初に開かれた鉄道市場なのだそうです。
郊外にあるため、これまではタクシーなどでしか訪問することができなかったこのナイトマーケット。
しかし、2023年6月にイエローラインが開通したため、なんと公共交通で訪れることができるようになったのです。
おそらく今後は、観光客の訪問も激増するであろうこのシーナカリン鉄道市場。
今回は、このシーナカリン鉄道市場について紹介していきたいと思います。
というわけで、今回のわきみちは、
タイのバンコクに関する記事です。

シーナカリン鉄道市場ナイトマーケット
シーナカリン鉄道市場で開催されているナイトマーケットは、タイのバンコク郊外にあるスアンルアン・ラーマ9駅から直結のナイトマーケットです。
このスアンルアン・ラーマ9駅ですが、2023年の6月に開通したばかりのMRTイエローラインの駅。
つまり、これまではタクシーなどでしか訪れることができなかったナイトマーケットだったのですが、これからは公共交通で訪れることができるようになったのです。
郊外にあることから観光客は少なく、タイの地元の若者が集まるナイトマーケットとなっています。
ナイトマーケット内には、数多くの食べ物屋台や日用品のお店、無数の古着屋が立ち並び、バンコク中心部のナイトマーケットとは少し異なる独特の雰囲気をもっています。
実は鉄道市場と呼ばれるナイトマーケットがあるタイにあって、このシーナカリン鉄道マーケットはタイで最初にできた鉄道市場なのだそうです。
台中秦のラチャダー鉄道市場が下火になってしまった今、やはり元祖であるシーナカリン鉄道市場こそが、タイを代表する鉄道市場としてこれからも多くの人々を惹きつけていきそうですね。
アクセス
MRTイエローラインのスアンルアン・ラーマ9駅下車、東側に徒歩すぐで到着します。
シーナカリン鉄道市場ナイトマーケットに行ってみた
それでは、シーナカリン鉄道市場ナイトマーケットに行ってみましょう。

エアポートリンクのフアマック駅でMRTイエローラインへ乗り換えます。
ただし、この駅での乗り換えはそこまで便利ではないので、もう少し何とかならなかったのかなあ・・・という気もしました。

こちらがイエローラインの駅です。
できたばかりなので非常にきれいな駅ですね。

そしてこれがイエローラインの車体です。

車内は、モノレールなのか?と思うほどゆったりとした作りです。
なお、中国製の車体だということです。

スアンルアン・ラーマ9駅に到着すると、駅からシーナカリン鉄道市場の様子が見えてきます。
なお、駅前にロータスマーケットの入ったモールがあるのですが、モールの方面に進んでいくとシーナカリン鉄道市場二は出ることができないので、要注意です。

駅から早速道路沿いにお店が出ています。
屋台というよりは、常設の料理店や理髪店、古着屋などが並んでいました。

アーケードになっているところにやってきました。
このシーナカリン鉄道市場の特徴としては、古着屋がとにかくたくさんあります。
タイの若者が多く集まる、地元民のためのナイトマーケットだということがよくわかります。

ワーゲンのバスが見えてきました。
このナイトマーケットでは、ビンテージな車や、飛行機の機体!?などが展示されていたりします。


屋台的なお店はもちろん、上のようなオープンスペースで食事ができるお店もたくさん。
タイ料理から他国籍の料理まで、その日の気分に応じていろいろありますよ。

イタリアンのお店もありました。
お値段はリーズナブルなところもありますが、なかなか値が張るところもあったりします。

ナイトマーケットは非常に広く、1000店舗ぐらいあるかもしれません。
食べ物系は上の写真の様に小さな屋台が軒を連ねています。
そしてさらにその周囲には古着屋の店舗が立ち並んでいるといます。

食べ物類もその種類は豊富です。

こちらでは乾燥タピオカをきちんとゆでてブラックパールを作っていました。

敷地内の奥の方には上のような広場が。
スケートボード少年たちが遊んでしましたが、以前はこの辺りにも屋台街があったようです。
いかがだったでしょうか。
郊外にあるナイトマーケットということで人の入りは程よい感じのこのシーナカリン鉄道市場。
それでいて、活気あふれるこの場所は、観光客でごった返すバンコク中心部のナイトマーケットとは違って、ゆっくりと楽しむことができるナイトマーケットでした。
おそらく今後は、イエローライン開通に伴って、活気あふれるナイトマーケットになっていく可能性が高いことでしょう。
このローカルな雰囲気がだんだんと変わっていくかもしれないことは、ローカルな雰囲気を感じられる貴重なナイトマーケットとしては寂しさを感じてしまいますね。