131【三重紀行】日本を代表する起業家がつくりだしたミキモト真珠島 そこで見られる海女実演とは!?

近畿地方(Kinki)
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今回は養殖真珠に世界で初めて成功したミキモトについての記事です。

そんなミキモトが運営しているミキモト真珠島は、その真珠養殖の地でありながら、島全体でこの真珠養殖について学ぶことができる、自然の博物館なのです。
そんな島の中では、真珠についての知識などはもちろん、今回紹介する『海女の実演』も、目の前で実際に行っているところを見ることができるのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • なかなか渋い観光地ですが、日本の起業家の思いの伝わる隠れた観光スポットです。

三重県のゲストハウスの記事です。

023 【三重紀行】今の時代だからこそ見直されるゲストハウスとは!?B&B松風の蔵で過ごす一夜
旅の楽しみの一つ、ゲストハウス。普通の宿と何が違うの?たしかに至れり尽くせりではなく、不便に感じるところもあるかもしれないが、それ以上の体験が待っているかもしれませんよ。

ミキモト真珠島

三重県鳥羽と言えば、アコヤ貝による養殖真珠に世界で初めて成功した地としても有名です。
そんな真珠生産で有名なミキモトがある鳥羽湾内にある小島を『ミキモト真珠島』といいます。

真珠発祥の地である全島を、現在では訪問者が楽しめるレジャー施設として運営されています。

島内には、
・真珠に関する歴史や展示のある『真珠博物館』
・真珠を使って製品などの販売をしている『パールプラザ』
・ミキモトの創設者である『御木本幸吉記念館』

などの展示館があります。

また今回紹介する、『海女スタンド』と呼ばれる施設が海沿いに造られており、海女の実演を見学することができます。

それでは、島内を実際に見ていきましょう。

アクセスと入場料

ミキモト真珠島は、近鉄鳥羽駅から徒歩10分ぐらい歩くと、有名な鳥羽水族館の大きな建物が見えてきます。
そして、そのすぐ手前に、小さな島にかかる橋があるのが見えてきます。
この橋の先が、ミキモト真珠島なのです。

島にかかる橋は、パールブリッジと言われており、ここを渡ると、ミキモト真珠島に渡ることができます。

入場料は、
大人1,650円
小人(小・中学生)820円
※20名以上で団体割引もあります。

御木本幸吉銅像

島内に入ると、ミキモトの創業者である御木本幸吉の銅像が立っています。
世界で初めて養殖真珠の生産を確立した、日本を代表する起業家ですね。

元々、御木本幸吉はうどん屋「阿波幸」の長男として誕生したのですが、試行錯誤を繰り返しながら新たな事業として、アコヤ貝の増と、真珠そのものの養殖を成功させたのでした。
その後は、真珠を使った宝石事業や、化粧品事業などにも経営を広げていき、日本に真珠産業を定着させた人物なのです。

海女スタンド

銅像を過ぎ、しばらく進むと、サッカースタジアムの観客席ような建物が見えています。
この観客席の特徴は、海を眺めるように作られているのですね。
それはもちろん海で一日5~9回実演される(※曜日によります)『海女の実演』を見るための施設です。

海に潜ってアコヤ貝を採取。
そして、貝の中に真珠のもととなる核を入れて再び海の中へ。
その他、様々な自然災害の際に貝をっ守ったりということは、過去は全て海女の作業であったようであり、海女の存在なしでは今日のように真珠が人々を飾ることもなかったのかもしれません。

海女の実演時間になると、このような小舟が数名の海女をのせてやってきます。
服装や使っている道具も伝統的な海女の作業で用いられるものだそうです。

小舟から一人ずつ海にダイブしていきます。
足首にロープで樽が結びつけられていますね。

このように一人一人の海女に桶がくくりつけられています。
海面に桶を浮かべた状態で、海女は海に潜っていき、海底から貝などを捕まえてきて桶に集めていくのです。

海面から垂直に潜っていきます。
海女の年齢はベテランの方から若い方まで、偏りのない年齢だったともいます。
(遠目だったので、確実とは言えませんが・・・。)

ちょうどこのときは、『あまちゃん』がテレビでやっていた時期であり、普段よりかは観客も多かったように思います。
海底から生き物を捕まえてくると、その度に歓声がおきていました。

いかがだったでしょうか。
ミキモト真珠島では、海女スタンド以外にも、博物館や土産屋なども併設されており、真珠に関わる知識をしっかりと学ぶことができます。
鳥羽に行くと、まずは鳥羽水族館とかなるかもしれませんが、このミキモト真珠島は本当にすぐそばにあるため、普段はなかなか見ることができない伝統的な技を目の前で見ることができる貴重なスポットですよ。