137【妄想紀行】島の中に多数の木造建築『キジ島の木造教会建築群』

世界の世界遺産(World Heritage)
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日本からは行ってみたい国は山ほどありますよね。
さあ今回も行ってみましょう!妄想で!!

今回は、ロシアの世界遺産『キジ島の木造教会建築群』です。
ここは初めてその写真を見たときに、その建物の形状が強烈に印象に残るのですね。
教会なのですが、ヨーロッパでよく見られる教会の形状と何かが違う。
ヨーロッパ的なのですが、アジア的な印象もあり、キリスト教の建造物ではあるものの、木造であるその質感から、何か懐かしさも感じる不思議な建造物です。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 木造建造物へのこだわり。長い年月をかかって建造されてこと、職人の心意気が伝わる世界遺産。

エチオピアの『ラリベラの岩窟教会群』の妄想紀行です。

119【妄想紀行】エチオピアの凝灰岩をくりぬいて建造された『ラリベラの岩窟教会群』
アフリカにあるエチオピアの世界遺産『ラリベラの岩窟教会群』。地中にある十字型の教会の写真を見たことはありませんか?実はこちらは、世界遺産登録に第一回登録された12ののうちの一つなのだそうです。妄想紀行ですので、一緒に行った気もちになって見てみませんか。

今回の目的地

キジ島の木造教会建築群

見どころ

キジ島はロシア連邦のカレリア共和国にある島です。
この島で有名なのは、ロシア正教会の『キジ島の木造教会建築群(キジー・ポゴスト)』であり、島全体が木造建築群の特別保存地区になっています。
これらの建築群は1990年にユネスコの世界遺産に登録されまし。

キジ島の位置を見てみるとわかるのですが、モスクワより北に500kmの位置からも分かるように、冬季は凍結の厳しい地域になります。
ロシアの都市ペトロザヴォーツクから高速船で1時間ほどで到着するのですが、冬季は運休であり、訪問時期が限られる島なのです。

このキジ島で最も有名なのが「プレオブラジェンスカヤ教会」であり、16世紀に建造された木造教会です。

プレオブラジェンスカヤ教会は、特徴的な複数の玉ねぎのような形状のドームをもつ約37mもの高さを誇る代表的な木造教会です。
その後、隣接するポクロフスカヤ教会や鐘楼が立てられ、現在のような木造教会建築群が完成しました。

この木造教会群ですが、釘が一本も使われずに作られた当時の職人の技術力の高さを伺うことができる建造物です。
厳しい自然環境であるこの地で、何百年もの間その姿を保ち続けてきたことからもそれはわかりますね。

しかし、やはり建造物の老朽化は問題になっているようなのですが、その修復は現代の建築技術でも安易に修復ができないほど高度な技術で作られているようなのですね。
日本の宮大工のような職業、そして技術の継承がいかに大切であるかが分かります。

妄想紀行

日本から出発。
キジ島への渡航は、日本からはとにかく交通の便が悪く、かなり時間のかかる行程になってしまった。
しかし、それだけ時間をかけても、夏のわずかな期間だけ見ることができるこの島を見ずにはいられなかった。

日本からモスクワを経由し、ペトロザヴォーツクに到着。
ここから約1時間ほど、高速艇に揺られることで、かの有名なキジ島に到着した。

船からはすでにプレオブラジェンスカヤ教会とポクロフスカヤ教会が見えている。
残念ながら修復作業中であり、その中に入ることはできなかったが、外観を見るだけでもその特徴的な形状には圧巻を受ける。
教会のシンボルでもある玉ねぎ状のドームや、教会の荘厳さを醸し出すその高さ。
そしてそれらの一つ一つが木で作られており、ただの一本の釘も使われずに建造されているということがにわかには信じられない。
一本の釘も使わない、というと法隆寺の五重塔がありますね。
国は違えども、職人たちの思いがそこからは伝わってくるような気がしました。

さて、キジ島にはまだまだ見どころがある。
次はラザロ復活教会か?木造風車のメリニツァか?
小さな島だが、まだまだ楽しめそうだ。

・・・・・以上、妄想でしたw

わきみちポイントは?

キジ島の木造教会群ですが、近年やはりその傷み具合は激しいらしく、修復作業が続けられています。
修復が始まった当初は、きちんとした技術伝承も行われていなかったため、かなり手探りでその構造などを調べながら丁寧に作業を進めていっていたようです。
近年はきちんとした調査研究のもとで構造や技術がまとめられ、職人の育成なども行われているようです。

そして、それとともに、キジ島には、ロシア国内の他の地域からも、古い木造建築物などが移築されており、それらの中で昔の機織りの様子など、ロシアの極寒の地で生き抜いてきた人々の生活が再現され、その様子を見ることができるそうです。
島全体が文化や生活を知るための博物館になっているのですね。

今回の国

ロシア(カレリア共和国)

カレリア共和国は、ロシア連邦に属する共和国の一つです。
ソ連時代は自治共和国でしたが、ソ連崩壊後、ロシア連邦の下で共和国へと格上げされています。
首都はペトロザヴォーツクであり、西側をフィンランドと国境を接する共和国です。

主にロシア人が居住していますが、全体の1割がカレリア人となっています。
歴史的にスウェーデンやフィンランドとの間に領有でのいざこざはあったようなのですが、現在ではロシア連邦の構成共和国として存在しています。

渡航ルート

日本→モスクワ

飛行機の場合10万円ほどが平均の相場になっています。

・アエロフロート航空で、成田からモスクワまで約10時間
・JALで成田からモスクワまで約10時間
・フィンランド航空で、成田・名古屋・関西からヘルシンキ経由でモスクワまで約12時間ほどです。(乗り換え時間は含めず)

モスクワ→ペトロザヴォーツク

・飛行機(S7航空,エミレーツ航空,ハーンエア システム,ポベーダ航空):1時間30分/15000円位
・鉄道:14~17時間/5000円位まで

ペトロザヴォーツク→キジ島

高速船で1時間ほど(10~4月は運休):5000円位

移動のトータル時間は移動手段にもよりますが、丸一日以上はみておいたほうがよいでしょう。

予算

とにかく移動に時間がかかるため、トータルでは25~30万円が目安になるのではないでしょうか。
移動手段を飛行機にすると値段は上がりますが、時間はかなり短縮できます。
鉄道などを利用すると価格は抑えられますが、かなり時間は要してしまいますね。
どれだけ旅期間が確保できるかで予算は変動があると思います。

いかがだったでしょうか。
【妄想紀行】ですので、あくまでも自分で見て聞いて体験したものではありません。

将来的に、こちらを訪れることがあった場合は、しっかりとした紀行記事としてリライトしていきます。