北アメリカ大陸といえば、カナダやアメリカ合衆国など、世界でも最も大都会のイメージがありますが、広大な国々だけあって、まだまだ自然豊かなところもたくさんあるわけです。
今回紹介するカナダのキャピラノ吊り橋は、カナダの西海岸寄りにある大都市バンクーバーにある自然テーマパークです。
元々は、キャピラノ川に架かっていた吊り橋があるだけだったところなのですが、そこにいくつかのトレイルアクティビティが用意されており、カナダの大自然を楽しめるスポットなのです。
というわけで、今回のわきみちは、
カナダに関する記事です。


キャピラノ吊り橋
キャピラノ吊り橋とは

キャピラノ吊り橋はカナダのバンクーバー、ノースバンクーバー地区にあるキャピラノ川上にかかる吊り橋です。
橋長は140m、高さは70mの大きさであり、約120トンもの重さに耐えられるようになっています。
1889年にスコットランドの土木技術者で土地開発者であるジョージ・グラント・マッカイ氏によって建設されました。
最初に建設された当時は、麻のロープで作られていたそうです。怖っ!
その後1903年にワイヤーケーブル化され、1956年には完全に掛け替えられました。
1983年に現在のオーナーであるナンシー・スティバード氏が、父のレイ・ミッチェルからキャピラノ吊り橋を購入しました。
単なる公園だったところを、数々のアトラクションと共にある施設へと、10年足らずで実現させました。
この功績が認められ、ナンシー氏は2000にカナダ観光殿堂入りを果たしたそうです。
2004年からはツリートップ・アドベンチャーがオープンし、年間観光客も増えてきています。
吊り橋以外にも、後述するツリートップ・アドベンチャー、レインフォレスト・ツアー、クリフウォーク、先住民の生活や歴史に関する展示やパフォーマンスも行われています。
アクセス

キャピラノ吊り橋へは無料のシャトルバスが運行されています。
バンックーバーのランドマークである、Canada Placeからも乗ることができます。
キャピラノ吊り橋に行ってみた

それでは、キャピラノ吊り橋に行ってみましょう。
吊り橋だけではなく、いくつかの自然アクティビティが楽しめるスポットとなっています。

こちらが入り口です。
キャピラノ吊り橋の入場料は大人54.95カナダドル、シニア(65歳以上)49.95カナダドル、中高生29.95カナダドル、12歳以下の子どもは18.95カナダドル、6歳以下は無料です。
トーテムポール

入り口ではトーテムポールが建っています。
これらは、地元に住むカナダの先住民の方々が持ち寄ったものだそうです。
吊り橋

それではさっそくメインのつり橋にやってきました。
現在はワイヤーロープ製で、なかなかの迫力です。


橋柵から。
70mの高さは相当なものです。

橋の幅はそこそこ狭いので、すれ違いの時は多少怖いですね。
一番の目玉であるキャピラノ吊り橋は大変人気のため、たくさんの人が常時歩いているためかなり左右にぐらぐらと揺れます。


雁かに見えるキャピラノ川では、サーモンが生息しているようです。



目の前は大自然が広がっています。
カナダの自然を満喫できますね。

遠景から吊り橋を眺めたところです。
ここからみると、どれだけ吊り橋が高いところに架けられているかがよくわかりますね。
ツリートップ・アドベンチャー

園内アクティビティの一つにツリートップ・アドベンチャーがあります。
大きな木と木の間にかけられた橋を渡り歩いていきます。
橋は地上から30mほどの高さがあり、森林内を高い位置から眺めることができます。

森林の中にかけられた7つのつり橋を渡っていきます。

クリフウォーク(Cliffwalk)
現在はクリフウォークというアクティビティも楽しむことができます。
崖に沿って両側がワイヤーで設計された空中にある歩道から森林を見下ろすことができます。
いかがだったでしょうか。
バンクーバーといえばかなりの大都会ですので、ショッピングなどの楽しみ方はありますが、それ以外となると実際楽しめる所を見つけるのが難しかったりします。
そんなときに、カナダの自然を楽しめるスポットとして、キャピラノ吊り橋を訪れてみてはいかがでしょうか。
