157【ペルー紀行】謎の巨大地上絵『ナスカとパルパの地上絵』・・・えっ、どこにあんの??

ペルー(Peru)
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今回は南米ペルーにあるナスカの地上絵について書いています。
正式にはナスカとパルパの地上絵として世界遺産に登録されているのですが、実は近年になっても新しい絵が発見されて続けているのです。
なぜあんな絵がいつまでも見つからずにいるのか??と不思議になってしまいますが、それもそのはず、地上絵は地上からは全く判別できないんです。
そして、上空から見ても見つけるのが非常に難しいことが今回の紹介で伝わるかと思います。
そのような現代でも見つけることが難しい地上絵を2000年以上も前に描かれていたということが驚きですよね。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 世界的に有名なナスカの地上絵。しかし実際は、こんなに見つけるのが難しいのです。

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ナスカとパルパの地上絵

ナスカの地上絵(ナスカとパルパの地上絵)は、ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた乾燥地に描かれた、巨大な動植物の絵や幾何学的な模様のことです。
1994年にUNESCOの世界遺産登録されました。
最初は『ナスカとフマナ平原の地上絵』でしたが、2016年に現在の『ナスカとパルパの地上絵』に変更された。

歴史

ナスカの地上絵は1400年~2200年前に描かれたとされていますが、地表面からはそれが絵になっている事すら把握することが難しく、1939年になって初めて動植物の地上絵が発見されます。
その後、地上絵の解明と保護が行われるようになりましたが、あまりにも巨大な絵であるため、どれも空からでないと地上絵になっている事すら把握が難しくなっています。
後ほど書きますが、上空からも意外に把握が難しいものが多く、近年になっても新たな地上絵が発見され続けており、2000年代に入ってからも170近くの地上絵が見つかりました

このように地上絵が途方もない長い年月残り続けてきた理由としては、この地域が乾燥地帯であるということが一番の理由です。
また、この地域が雨風の影響も少ないことで、現在まで自然の大地にそのままの状態で残り続けているのです。

アクセス

ナスカとパルパの地上絵ですが、地上からの進入は難しいため、基本的にはイカの町からセスナを使って見ることなります。

ナスカとパルパの地上絵を見に行ってみた

イカのセスナ乗り場へ

ナスカとパルパの地上絵へは、イカの町からセスナで向かうことになります。
100kmほど南下したところに多数の地上絵が残されています。

このセスナがかなりくせ者です。
地上絵の付近に行くと、強烈に左右に機体を傾けたり、上昇下降をしたりして様々な角度から地上絵が見えるようにはしてくれるのですが、その運転によって酔ってしまうのです。

もともと、上空からも地上絵を見つけるのは結構難しいことに加え、
激しい嘔吐感で地上を眺めることもできなくなり、機体からカメラだけを機体外に出して撮影し、あとで写真の中から絵を見つけるという情けない作業を行いました。

もう少し安心して乗れる運転をしてくれなかったものか…

なお、自分が行った数か月後、ナスカでセスナの墜落事故が起こっています。。。

セスナ乗り場から周りを撮影したのですが、このエリア、かなりの乾燥地帯です。
ナスカの地上絵が現在まで残り続けている理由の一つがこの乾燥地帯であることなのです。

離陸

では、セスナに乗って地上絵を見に行きたいと思います。

離陸しました。
イカの町を一歩飛び立つと、まわりは一面乾燥した砂漠地帯です。

かなり上空までやってきました。
このあたりはまだ田畑が見えるエリアです。

徐々に地上絵のエリアに近づいてきました。

山々や乾燥していた大地が一面に広がります。
もうすぐ、「地上絵のエリアです」とアナウンスがありました。

地上絵が見えてきた

さあ!いよいよ見えてきました。
と・・・なったのですが、まず思ったのは、

ど・・・どこ??

まあ、ハチドリやクモを予想していた中で最初に出てきたの上の写真の真ん中に見える、幾何学模様だったので、
『・・・?・・・?』
となっていました。

さっきより少し見やすいかなあ・・・とも思いますが、基本的に上空から見た地上絵は全般的にこのようにしか見えませんでした。
捜索難易度かなり高いです!!

そして、走行しているうちにセスナ酔いがやってきたのでした。
そのため、ほとんどの地上絵は帰ってから写真で確認したのです。。。

台形

真ん中に見える先が長くなっている図形がそうなのでそうです。
序盤は、このような直線的な図形が多くありました。

矢印

少し違うものが見えてきました。
これは矢印ですね。
上空からだとわかりませんが、かなり大きな地上絵だそうです。

宇宙人

少し色の違う山肌の所に人型の地上絵があります。
宇宙人?や巨人などと言われているそうです。

クモ

有名どころが出てきましたね。
中心部をじっと見てみてください。
クモの地上絵が見えてくると思います。

意外と縦横無尽に直線が引かれていたりするので、ほんとに地上絵を見つけるのが大変です。

滑走路

滑走路といわれている、台形上の大きな地上絵です。

コンドル

コンドルの形をした地上絵です。
これはかなり有名ですよね。

展望台・やぐら

地上にある展望台とやぐらが見えてきました。
地上から地上絵を確認するために建てられたのだそうですが、どこまで見えるのでしょうか。

キアベの木

展望台のすぐ横にあるキアベの木です。
実際このあたりにある木だそうです。

キアベの木のすぐ横にと呼ばれる地上絵があります。
けっこう不気味な形をしています・・・。

オウム

オウムの地上絵です。
これもなかなか見つけるのが難しかったです。

戻ってきました

というわけでイカの空港へもどってきました。
もうあまりにもセスナ酔いになっていたので大変でした。
酔い止めは必須だとは思うのですが、酔い止め程度で止まるのかとも思うほどのすさまじい酔い方をしていました。

ナスカの地上絵観光はけっこうハードなのです。

いかがだったでしょうか。
世界遺産としてはかなり有名なナスカとパルパの地上絵ですが、実際ペルーに行ったとしても、主要な観光地から離れた位置にあるため、ある程度日程に余裕がなければ行くのが難しいところです。
2週間ほどの滞在予定があれば、ぜひ工程に入れてチャレンジしてほしいなと思います。
セスナ酔いには注意ですよ!!