169【兵庫紀行】元祖日本のマチュピチュ。天空の城跡ブームはここから『竹田城』

百名城/続・百名城(Castle)
この記事は約6分で読めます。

今回は、いよいよ天空の城跡『竹田城』を紹介したいと思います。

某CMでの様子が、まるで日本のマチュピチュのようだとして有名になり、大幅に観光客の増えた大人気スポットです。

城跡そのものも、鳥が羽根を広げた形に曲輪が配置されているの非常に美しい城跡です。
また、ここに来るのほとんどの人が、運が良ければ早朝に見ることができる竹田城の雲海の光景も求めてきますよね。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • さすが天空の城跡の元祖。雲海に遭遇で来たらラッキーですね。

竹田城麓のゲストハウスです。

078【兵庫紀行】日本のマチュピチュ竹田城で、和風旅館体験してみませんか?『ゲストハウス天空』
日本のマチュピチュとして有名な兵庫県にある天空の城 竹田城。CMで一躍有名になりましたね。そんな竹田城の麓に2017年すてきなゲストハウスがオープンしました。その名も”ゲストハウス天空”。古い家屋をリノベしたゲストハウスですが、そこにはラグジュアリーな体験が待っていたのです。 

同じく朝来市にある銀山跡です。

140【兵庫紀行】銀山といえば世界遺産の石見銀山ですが、兵庫にもあるのです『生野銀山』
日本ではその昔、鉱山資源が豊かに採取できた時代がありました。そのため、現在でも各地に鉱山跡が残っているのですね。その中でも兵庫県朝来にある生野銀山は、常に権力者の直領として保護されるなど、有数な銀の採掘ができる場でした。そんな生野銀山に突撃してみたいと思います。

竹田城

竹田城は、兵庫県朝来市にある山城の城跡です。
別名「虎臥城」といい、1431年中期に築城されたと推定されています。
室町時代ですね。
築城当時には現在のような石垣はなく、曲輪を重ねたものだけだったそうですが、その後の天正~慶長初期のころに現存の城郭に整備されたということだそうです。

竹田城では、応仁の乱での争いの場になったり、戦国の世の時に戦いの場になったりとした城跡です。竹田城が管轄していた生野銀山をめぐり、ここ戦いが繰り広げられたこともあったとのことです。

そんな竹田城ですが、関ヶ原の戦い後、江戸幕府により1600年に廃城とされています。

廃城から約400年経ちますが、南北400m、東西100mもの規模を誇り、今もほぼそのままの状態で残る石垣は壮観です。
竹田城の石垣は穴太積みと呼ばれる技法であり、一見粗雑に見えるが非常に水はけがよく、今日まで崩れを防ぐことができている機能的な積まれ方なのだそうです。

近年、日本のマチュピチュとして一躍有名になった城ですね。

2006年には日本百名城へ登録。
そして、2013年のGoogle CMで取り扱われたこと。

これらが爆発的に年間訪問者数を増やし、3万人ほどだった年間訪問者数が、60万人ほどまで増加したそうです。

アクセス

JR西日本「竹田駅」下車。
徒歩の場合、駅裏からの「駅裏登山道」か「表米神社登山道」ルートであれはば40~45分で料金所まで到達します。

バス・タクシーで行く場合は、竹田城中腹駐車場までは20分ほどで行くことができ、そこから料金所までは20分ほどかかります。

一般車の場合は、山城の郷までしか入ることができず、そこから料金所までは徒歩で40分かかります。

竹田城に行ってみた

竹田駅

こちらが竹田駅です。
けっこうきれいに整備されているようです。

駅の向こう側の山頂には、うっすらと竹田城跡が見えます。

竹田駅の時刻表です。
見ての通りなかなかに本数の少ない駅ですね。

駅で降りると、簡易な周辺マップがあります。
駅裏すぐには駅裏登山道があります。

竹田城にはいくつか登山道がありますが、駅裏以外にも、麦米神社登山道や、南登山道があります。
また、タクシーやバスなどで竹田城に向かう山城の郷方面の車道を歩いていくルートもあります。

向こう側が駅裏登山道入り口ですね。
電車で来てもけっこう便利です。

こちらは山城の郷へ向かう車道です。
山城の郷までは自家用車で行くことができますが、山城の郷から先の中腹駐車場まではバス・タクシーの実が進入可能です。
観光客があまりにも増えすぎたため、いろいろと規制が入っているようですね。

山城の郷

こちらが山城の郷です。
竹田城に関する情報もいろいろと入手することができます。
自家用車で来た方々は、ここまでです。
ここからは40分ほどの登山です。

各種登山ルートについての案内もありました。

登山道へ

ここからは車道を歩いて、竹田城料金所を目ざします。

途中にはスタッフ用の駐車場と共に、写真のような門がありました。
このあたりは竹田城のすぐ麓あたりになります。

あと少しです。
ここからは、竹田城跡の周囲に沿って歩いていきます。

ここから料金所までもまだ15分くらいかかります。

竹田城跡へ

料金所がようやく見えてきました。

料金所のすぐそばには駅裏登山道に続く道があります。
こちらは本格的な登山道ですね。

料金所でスタンプを押し、いよいよ竹田城跡へ。

しかし!まだ登ります。

石垣が有名な竹田城ですが、こんな山上にここまでしっかりと石垣が残っているのは、奇跡でもありますね。

登っていくと、大手門跡に到着しました。

三の丸跡です。
ここから竹田城の中央に向かって歩いていきます。
竹田城は、しっかりとルート整備されているので、ルートに従って歩いていくと全ての見どころを網羅することができます。

本丸跡が見えてきました。

この先本丸の上に、竹田城で最も高いところにある天守台跡があります。
竹田城にどのような天守が建っていたかは、わかっていないそうです。

天空の城跡だけあって、上から眺める光景も絶景です。

天守台跡に到着しました。

天守台跡は、現在このようになっています。

天守台から南千畳方面を眺めた様子です。

歩いていると、麓から荷物などを運ぶための簡易なケーブル装置がありました。

南千畳にやってきました。

南千畳からは花殿跡までくると、竹田城見学は終了です。

出口は入り口とは異なる場所にあります。
階段を降りてくると、行きの登山道の途中に出てきます。

先ほど上で見たケーブル装置も下までつながっていました。

情報館 天空の城

竹田駅近くには、情報館 天空の城があります。
竹田城の情報はもちろん、お土産なども各種売られています。

城人(しろんちゅ?)。
近年の人気に後押しされ、オリジナルグッズやお土産も充実しています。

朝来市の地の名産も売られていたり、何気に楽しめる情報館です。

竹田城の模型や、歴史についての展示もあります。

竹田城DVDやオリジナル文房具などもお手頃価格で手に入ります。

いかがだったでしょうか。
近年の人気に後押しされ、城跡自体ももちろん、周辺のお店なども活気づいてきている様子がうかがえました。
日本百名城を中心に町が盛り上がっていくのは、地域の町おこしとしても非常に有効だと思いました。
しかし、竹田城では、石垣の端まで行って危険な行為などをする人もいたため、立ち入り禁止区域なども設定されるなど、少し他の城よりは規制が厳しいかなという思いもしました。
たくさんの方々が楽しむために整備していくのもいいのですが、あまり手が入りすぎるのもどうかなあというところもあります。
しっかりと節度を守って、楽しい城見学ライフをおくりましょう。