171【世界遺産】行ってみたら予想以上だった世界遺産ピックアップ5②

世界の世界遺産(World Heritage)
この記事は約9分で読めます。

世界には有名な世界遺産がたくさんありますね。
毎年毎年、1978年に登録されてからその数は増え続けていっているわけですが、その中でも初期に登録されたところについては、旅行者が行ってみたい場所の上位に入ってくるところもたくさんあるわけです。

今回紹介している5か所については、当ブログでは珍しく、数ある世界遺産の中でも王道のようなところが多くなっています。
その分前情報もたくさんあるわけですが、やはり、自分の足で行って、触れて、感じることが大事なのではないでしょうか。

今回も、世界遺産の中でも王道ではありますが、やはりその評判に違わない予想以上によかった世界遺産第2弾を紹介したいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 王道な世界遺産には、やはり王道たる理由があります。その迫力は、実際に行くことでしか感じ取れません。

予想以上に良かった世界遺産を5つピックアップした記事の第一弾です。

121【世界遺産】行ってみたら予想以上だった世界遺産ピックアップ5
1000を超す世界遺産。実際に自分の足で赴き、実際に自分の目で見てみると、予想通り大満足なところや、少し期待外れだったと思うところなど、行ってみないとわからないことがたくさんありますよね。そんな中で、行ってみたら予想以上だった世界遺産をピックアップしてみました。

自分が経験した中で、過酷さを感じた世界遺産を5つピックアップし、紹介した記事です。

088【世界遺産】いろいろな意味で過酷だった世界遺産5選
世界には1000以上もの世界遺産が存在しています。それらを求めて旅をするというのもいいものですよね。多種多様な世界遺産が存在する中で今回は、いろいろな意味で過酷さのあった世界遺産を独自に5つピックアップしました。世界遺産に興味をもってもらえると幸いです。

世界遺産とは

世界遺産とは、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の総会で1972年に採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)」に基づいて世界遺産リストに登録された、文化財、景観、自然などのことです。
世界遺産登録することによって、国際的に文化財・自然保護を進めていこうとするものです。
そのため、観光名所にしようとするものではなく、あくまで人類共通の遺産を、未来にまで受け継いでいこうとする取り組みなのですね。

1978年に、初めて世界遺産登録された12件から始まりました。
・メサ・ヴェルデ国立公園(アメリカ)
・イエローストーン国立公園(アメリカ)
・ランス・オー・メドー国立歴史公園(カナダ)
・ナハニ国立公園(カナダ)
・シミエン国立公園(エチオピア)
・ラリベラの岩の聖堂群(エチオピア)
・ガラパゴス諸島(エクアドル)
・キトの市街(エクアドル)
・アーヘンの大聖堂(ドイツ)
・クラクフの歴史地区(ポーランド)
・ヴィエリチカ岩塩坑(ポーランド)
・ゴレ島(セネガル) 

まだこの中のどこにも行ったことはないのですが、ラリベラの岩の聖堂群の妄想紀行です。

119【妄想紀行】エチオピアの凝灰岩をくりぬいて建造された『ラリベラの岩窟教会群』
アフリカにあるエチオピアの世界遺産『ラリベラの岩窟教会群』。地中にある十字型の教会の写真を見たことはありませんか?実はこちらは、世界遺産登録に第一回登録された12ののうちの一つなのだそうです。妄想紀行ですので、一緒に行った気もちになって見てみませんか。

それから40年以上が過ぎ、近年は登録件数が1000件を超えました。
一生のうちにすべて回る、というのは非常にハードルが上がってきましたねw

それでは、今回ピックアップした、行ってみたら予想以上だった5つの世界遺産第二弾について紹介していきたいと思います。

アンコール・ワット(カンボジア)

どこにあるの

どんな世界遺産

アンコール・ワットは、カンボジア北西部の都市シェムリアップにある寺院の遺跡です。
1992年に「アンコール遺跡」として世界危機遺産に登録され、その後2014年には危機遺産から脱し、世界文化遺産に登録されました。
アンコール・ワットは、12世紀の前半に、アンコール朝のスーリヤヴァルマン2生によって建造されたヒンドゥー教寺院でした。
しかし、15世紀中ごろにアンコールの地が放棄された後、16世紀後半に再発見されて仏教寺院改修されており、ヒンドゥー教寺院の様式と仏教様式が融合した形となっています。

アンコール・ワットは第一から第三回廊で囲まれた構成になっており、特に第三回廊は急勾配の石段を登って入ります。
現在は同時に入れる人数が制限されているため、第三回廊に入るための列が見つかることと思います。
第三回廊にはかつてはヒンドゥー教のヴィシュヌ神が祀られていたということですが、仏教寺院に回収された際に四体の仏像が置かれ祀られています

何が予想以上?

アンコール・ワットと日本には、実は古くからのつながりがあります

17世紀前半頃に、日本から日本人がアンコール・ワットに訪れていました。
そのため、アンコール・ワットの内部には墨で書かれた落書きのようなものが残されています。
とくに有名なのが、上の写真のアンコール・ワット北経蔵に残されている森本右近太夫一房の落書きです。
1632年に書かれたとされているこの墨書には、4体の仏像を奉納したことなどがかかれています。
年月のためか、読んで判別できるレベルではありませんが、400年ものあいだここにありつづけて、アンコール・ワットが辿ってきた歴史を見てきたかと思うと、感慨深いものがあります。

ホイアン(ベトナム)

どこにあるの

どんな世界遺産

ホイアンは、ベトナム中部にある町です。
中部の大都市ダナンから南に30キロほどの位置にあります。
ホイアンは「ホイアンの古い町並み」として1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。

16世紀末以降、日本を含め様々な国との貿易港として繁栄した町です。
そのためホイアンには日本人街や中国人街が作られていたそうです。

日本人街自体は17世紀ごろに形成され、当時は1000人ほどの人々が住んでいたそうですが、その後の幕府による鎖国政策により撤退し、現在では日本人街の遺構はホイアンには残されていません。

その後18世紀後半にホイアンの町は完全に破壊されますが、再建され、ベトナム戦争時代にも破壊を免れたということで現在にもその町並みが残されています。
現在は、貿易港としての機能はダナン港へと移されています。

ホイアンのことの今と昔を比べた記事です。

096【ベトナム紀行】世界遺産ホイアンの町 今昔物語
ベトナム中部にある世界遺産の都市ホイアン。1999年に世界遺産登録されて以降、年々観光都市として洗練されていっている様子です。今回は、2002年当時と2017年とを比較しながら、ホイアンがどのように移り変わってきたのかを見ていきたいと思います。

何が予想以上?

ホイアンのよさは、古くからの歴史ある街並みを生かしつつ、新しい息吹が入ってきているという点にあります。
過去に中華系の人々が住んでいたため、中華系の家屋や集会場などが残されていますが、その古くから残っている建造物をそのまま利用して、いろいろな若い人が経営しているお店がたくさん増えてきていました。
ダナンから近いこともあり、日帰りで街並みと買い物を堪能できる観光スポットとして多くの人々を惹きつけています。

スコータイ(タイ)

どこにあるの

どんな世界遺産

スコータイは、タイ北部にある、1240年から1438年頃に存在したスコータイ王朝の都の跡です。

1991年に「スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町」としてユネスコの世界遺産に登録されました。
その登録範囲は、「スコータイ歴史公園」「シーサッチャナーライ歴史公園」「カムペーンペット歴史公園」によって構成されています。
元々は東南アジアを強大な力で支配していたアンコール朝の勢力下であったスコータイですが、アンコール朝による影響が弱まり始めた頃、小タイ族によってこの地にスコータイ朝が建てられました。
その後200年ほど存在するスコータイ朝ですが、アユタヤ王朝の台頭に伴い、その影響力は小さくなっていき、最終的には吸収され消滅に至ります。

何が予想以上?

スコータイのシンボルとしても有名なワット・シーチュムです。
スコータイ歴史公園の北西部に存在する仏教寺院遺跡です。
その中央にある仏堂には、巨大な仏座像であるプラ・アチャナがあります。
遠くから仏堂に近づくにつれ、その隙間から仏像が少しずつ表れていきます。
元々この仏堂には天井があったそうなのですが、今は吹きさらしになっています。
また、仏堂の外壁は二重構造になっており、内部には階段も設置されて人が入っていくことができる通路がありますが、現在はそこへの侵入は禁止されています。

ルアンパバーン(ラオス)

どこにあるの

どんな世界遺産

ルアン・パバンの町は、ルアン・パバーンの旧市街であり、1995年に登録されたラオスの世界遺産です。
元々はこの地にあったラーンサーン王国の首都でしたが、その後ら同王国の首都は現在のラオス首都でもあるヴィエンチャンに遷都されます。
その後、この地にできたルアンパバーン王国が、ラーンサーン王国より独立することとなります。
やがてラオスはフランス統治下になりますが、その際にルアンパバーンが占領され、1975年まで王宮が置かれていました。
このような歴史的な経緯があるため、現在もなお歴史的に価値のある、美しい建物が数多く残されています。

何が予想以上?

ラオスは現在、世界に5カ国だけ存在する社会主義国家です。
しかし、ラオスは敬虔な仏教国でもあります。
社会主義といえば、社会主義と宗教は相いれないと言われており、このように社会主義国家の中で宗教が公然と信仰されている光景は見ることがないのが普通です。
しかし、ラオスでは上の写真のような光景が見られるのです。
姜さん主義革命によって国が社会主義になろうとしても、仏教があまりに国民に根付いていたため、代えることが不可能であったことや、仏教の力を利用して、人々をまとめ、共産主義革命を成功させていったという経緯があるということのため、ラオスではこのような不思議な光景を目にすることができるのです。

ルアンパバーンの町では、ラオスでは毎朝オレンジ色の袈裟を着たお坊さんによる托鉢(信者から必要最低限の食料をもらうこと)が行われます。
ルアンパバーンの町ではすっかり観光客がこれを目的にやってくるわけです。
ラオスでは徴兵ならぬ徴僧が男性には義務付けられており、一生に一度必ず出家を行います。
托鉢が始まると、ご飯のおひつを売りに来るおばちゃんが集まってきます。
そして、托鉢のお坊さんにこのご飯を渡す喜捨を行います。

マチュ・ピチュ(ペルー)

どこにあるの

どんな世界遺産

マチュ・ピチュは、15世紀のインカ帝国の遺跡です。
1983年にマチュ・ピチュの歴史保護区としてユネスコの複合遺産に登録されました。
今では世界遺産の中でも、最も訪れたい人の多い遺跡としても有名ですね。

山頂にある広大な遺跡ではあり、高い技術力を感じさせる遺跡です。
しかし、アンデス文明はこのような発達した技術はあったものの、文字を持たない文明であったため、マチュ・ピチュが何のための場所だったのか等、未だに解明されていない謎が多く残されています。

何が予想以上?

マチュ・ピチュが発見されたのは1911年でした。
アメリカの歴史学者であるハイラム・ビンガムによってこの遺跡は発見されたそうなのですが、その際に、現在の遺跡入り口ではなく、急峻な斜面を登ってこの地を発見したとのことでした。
実際にその登ってきたとされる急峻な斜面を見ることができるのですが(上の写真の左側だったと思います。)、どうやってここを登ってきたのだろうかと思うような斜面でした。

今回は再び、予想以上だった世界遺産という切り口で王道世界遺産を紹介してみました。
紹介したそれぞれの世界遺産については、個々に紹介する記事も書いていきたいと考えています。

今後もいろいろな角度から世界遺産をピックアップして紹介してみたいと思います。

世界遺産を学ぶには世界遺産検定がうってつけです。
2級・3級の合格記についてはこちらです。

058【資格あれこれ】世界遺産検定3級・2級合格記~取捨選択でなんとかなる!~
世界遺産好きは当たり前のように知っているとは思いますが、世界遺産検定という資格試験があります。もちろん資格を取るために勉強をするのですが、試験勉強を通して、もっと旅先の今年知り、旅を豊かなものにしてみませんか?