何年か周期でアウトドアブームがやってきますね。
そして近年では、そんなアウトドアで使われるグッズも、多種多様になってきており、宿泊するテント一つとってみてもこれまで考えられなかったようなものまで表れてきています。
それは日本だけではなく、世界的に見ても同様ですね。
むしろ、世界から入ってくる情報の方が、

『そんなアイデアがあったか!』
と思わせられるようなものが多々あります。
当ブログでもこれまで何度か紹介させてもらいましたが、今回も海外のニュースから面白そうなアウトドア宿泊グッズを見つけてきました。
今回紹介する『Tear drop tent』は、テントなのですが、そもそも設置する場所が異なります。
普通であれば、地面の上に設置するテントですが、この『Tear drop tent』は、木から吊り下げて使用します。
木の上に設置されるツリーハウスとも異なり、涙のような形(Tear drop)をしたテントを木から吊り下げ、テントそのものにはハシゴを使って入ります。
というわけで、今回のわきみちは、

※当記事では『Tear drop tent』の写真は使用しておりません。リンク先のニュースにて写真はご参照ください。
キャンプのテントあれこれについての記事です。

Tear drop tent

今回紹介しているキャンプ場は、少し普通のキャンプ場ではありません。
見慣れた三角形のテントや、キャンピングカーが集まっているようなキャンプ場ではなく、新たなキャンプ体験をやってみたい人々のとっては、たまらない体験ができるかもしれません。
ずらっとならんだ大木から吊り下げられている、涙のような形をした不思議な物体。
この一つ一つが『Tear drop tent』というテントなのです。
キャンプは好きだけど、寒くてかたい地面で寝るのはちょっとなあ、と思っている人には朗報ですね。
ベルギーのリンブルグ、ボルフローン市にあるこの不思議な形をしたテントは、オランダ人アーティストであるドレ・ワペナール氏によって、芸術作品の一環として作成されました。
一見小さく見えるテントですが、その中には、2人用のマットレスとベンチ、小さい州のエリア、森と夜空を眺めるための窓が用意されています。
そして、テントへの出入りは、木から吊り下げられているため、はしごを使って出入りをすることになります。
テント内部には設置できない、バスルームやバーベキューサイトは屋外に用意されているので安心ですね。
製作者であるワペナール氏は1998年からこのTear drop tentを作成していますが、一般販売はされていません。
テント1サイトにつき、70ユーロ(約$ 83 USD)という手ごろな価格で予約することができます。
そして同地を訪れ、ミノムシのようなテント体験をしてみませんか。
いかがだったでしょうか。
頃中で中な自由に旅ができない昨今ではありますが、海外でも同様な状況で、旅には行きたいけど、いかに安全な場所に安全な方法で行けるかどうかが模索されているみたいですね。
今回紹介したベルギーでも、多くの人々がまずは自国内で安心して旅をする方法を探しているようです。
たしかに、密になったり、都心部ではないということを考えると、このような郊外のテント生活というのは解としてはありなのかもしれませんね。
安宿の旅とテントの旅を組み合わせてみてもいいですね。
