195【妄想紀行】トルクメニスタンで50年燃え続ける『ダルヴァザ~地獄の門~』

妄想紀行(Delusion)
この記事は約6分で読めます。

今回も妄想紀行ですが、実際になかなか入国しづらい場所の紹介を行いたいと思います。
この場所を知ったのは、ウズベキスタンへ行った時。
韓国人の達人バックパッカーの方にこの国の存在を聞き、そして、この国が中央アジアの独裁体制の国であり、普通には入りにくい国であることの話をたくさん聞くことができたのでした。
そこで聞いたのが、何十年も燃え続けている台地に空いた大穴の話でした。

さあ今回も行ってみましょう!妄想で!!

今回は、トルクメニスタンのダルヴァザにある『地獄の門』です。
今から約50年前に、ガス田調査を行っていたところ落盤事故が発生し、大きな穴があいてしまい、有毒なガスが大量に発生することになりました。
そのガスの放出えを止めるために点火したとのことなのですが、ガスの流出がいつまでも止まらず、現在もなお燃え続けているのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 豊富な地下資源が仇に!?現在の人類では止める術がない燃え続ける大穴。

日本の『鎌原観音堂』の妄想紀行です。

183【妄想紀行】その歴史はまるで日本のポンペイ『鎌原観音堂』
日本のマチュピチュや、日本のアンコールワットなど、日本の〇〇的なところが多いような気もしますが、今回紹介する場所も日本の〇〇な場所の一つ、群馬県にある『鎌原観音堂』です。ここは、今から約250年前に浅間山で起こった天明の大噴火の土石流によって地面の下に埋もれた鎌原村があった場所なのです。

インドの『エローラ石窟群』の妄想紀行です。

160【妄想紀行】岩山を丸々掘り下げて造られた3つの宗教の寺院『エローラ石窟群』
インドの世界遺産『エローラ石窟群』を妄想紀行してみました。ここは巨大な岩山をくりぬいて作られた寺院なのですが、インドに根差した3つの宗教観が表されている、世界的にも稀有な寺院なのです。34もある石窟群をじっくりと散策してみませんか。

ロシアの『キジ島の木造教会建築群』の妄想紀行です。

137【妄想紀行】島の中に多数の木造建築『キジ島の木造教会建築群』
今回は、ロシア連邦カレリア共和国にある世界遺産『キジ島の木造教会建築群』を妄想で訪れてみました。ここは初めてその写真を見たときに、その建物の形状が強烈に印象に残る教会なのです。厳しい自然環境を300年以上も耐え抜いてきたこの木造建築からは、何か不思議な懐かしさも感じてきます。

エチオピアの『ラリベラの岩窟教会群』の妄想紀行です。

119【妄想紀行】エチオピアの凝灰岩をくりぬいて建造された『ラリベラの岩窟教会群』
アフリカにあるエチオピアの世界遺産『ラリベラの岩窟教会群』。地中にある十字型の教会の写真を見たことはありませんか?実はこちらは、世界遺産登録に第一回登録された12ののうちの一つなのだそうです。妄想紀行ですので、一緒に行った気もちになって見てみませんか。

今回の目的地

ダルヴァザ~地獄の門~

中央アジアの国トルクメニスタンの中央部、カラクム砂漠内にあるダルヴァザ村の近くにあります。

見どころ

トルクメニスタンの首都アシガバードから約260キロ北にあるダルヴァザに『地獄の門』と呼ばれる直径70m、深さ30mの巨大ガスクレーターがあります

1971年に旧ソビエトの技術者がガス田調査のためにボーリング調査などを行ったりしている過程で崩落事故が起き、採掘作業の装置やキャンプ地など諸々とともに崩落してしまいました。
その後、大穴から可燃性の有毒メタンガスが延々と発生しする事態になりました。
そのガスの拡散を防ぐことができず、近隣の街にまで危険性が及ぶ事態になったため、ガスに点火し燃焼させる措置を講じました。
短期間でガスが尽き、燃焼もおさまるだろうと考えられていたものの、予想に反し膨大なガスが埋蔵されており、50年経った今もなお燃え続けているのです。

現在では、観光名所のようになっており、トルクメニスタン政府としてもその方向で振興していくことを考えているようです。

妄想紀行

入国できるまでが長い道のりだったトルクメニスタン。
ようやくのことで首都アシガバートに到着。
今回の目的地である地獄の門までは、ここから北へ260kmもあるため、ここからが長い道のりになる。

ツアーガイドを雇い、車で北上すること3時間。
地獄の門のある砂漠の村ダルヴァザ村に到着した。
しかし、まだここで到着というわけではない。
ここからさらに砂漠を歩いていくのだが、地獄の門に向けて1時間歩いていく。
砂漠の移動はかなり厳しく、知らない間に水分不足になってしまうため、水分補給はかかせません。

そうこうしているうちにあたりは暗くなっていったが、遠く離れたところに赤く燃え広がる光景が。
いよいよ地獄の門に到着。
かなり近くまで近づくと、一酸化中毒の危険性もあるそうなので、気をつけなけらばいけない。
地獄の門では、夜のガスが燃える様子を楽しむためにキャンプを張って、写真などにおさめるのがお勧めらしいので、今回は夜間じっくりと地獄の門を観察することにしてみた。

人の手によって延々と燃え広がることになった地獄の門だが、人の手によってこれを食い止める手法は現在はないのだそうだ。
自然にはまだまだ人の手にはかなわない一面がたくさんあるのだろうことを感じさせられた夜だった。

・・・・・以上、妄想でしたw

わきみちポイントは?

地獄の門と同じくカラクム砂漠にある世界遺産『国立歴史文化公園 古代メルフ”』にある、円形の日干レンガで造られた城壁で囲まれた『エルク・カラ』です。

この地域には、紀元前6世紀頃からアケメネス朝ペルシャの支配下で繁栄したオアシス都市エルク・カラがありました。現在は、ほとんどが自然に帰り、ただの小高い丘になっているのですが、当時は日干レンガの城壁で囲まれが大規模な円形をした要塞だったのです。

ここだけではなく、トルクメニスタンには3か所の世界遺産が登録されています。
・国立歴史文化公園 古代メルブ
・クフナ・ウルゲンチ
・ニサのパルティア王国時代の城塞群

トルクメニスタン

トルクメニスタンは、中央アジア南西部にある共和国であり、1991年までは旧ソビエト連邦の構成国の一つでした。
国土の85%どがカラクム砂漠に占められていますが、石油や天然ガスなど地下資源の豊富な国です。
現在は、永世中立国となっています。

トルクメニスタンは、入国できる人数が限られており、アクセスすることが非常に難しい世界で最も閉ざされた国と言われています。
大統領であるグルバングルイ・ベルドイムハメドフ氏による独裁国家の様相を示しており、個人崇拝も行われています。
現大統領が今後も永遠に大統領の地位にいることができるような憲法の改正を行ったことや、2017年の大統領選挙で97%超の得票率を得たというところからも、この国の政治の特殊性が見て取れるのではないでしょうか。

砂漠の多い国土であるにもかかわらず、首都のアシガバートはそこら中が大理石や黄金でできた像などが立ち並び、きらびやかな大都市となっています。
豊富な天然資源によって得られたマネーによって、散財した暮らしをする一方で、人々の生活はコントロールされ、極度に自由が制限されており、人権的な問題も多く抱えています。

近年は天然ガス価格の下落から、トルクメニスタンに経済的な危機に瀕しており、生活必需品ですら制限を課されるほど人々の生活はより困窮していっているのだそうです。

渡航ルート

日本→アシガバート

日本からであればターキッシュ エアラインズによる、イスタンブール経由でアシガバートへ向かう便があります。
この便であれば往復15万ほどかかります。

ウズベキスタンからの入国

入国するためのビザの取得が難しく、時間がかかることから、隣国であるウズベキスタンに入ってから、ビザ申請が通るのを待ち、ウルゲンチ経由で入出国するという方法もあるようです。
(南の隣国は、イラン・アフガニスタンのため、こちらからの入国は不可です。)

予算

平均的には、トータルでは25~30万円が目安になるのではないでしょうか。
ほとんどが砂漠の国ですので、主要な観光ポイントに行くのであれば現地ツアーを使うことになるかと思います。
比較的現地ツアーがかかるようですので、この周辺の国々を訪れるよりかは高めの費用になるかと思われます。

いかがだったでしょうか。
【妄想紀行】ですので、あくまでも自分で見て聞いて体験したものではありません。

将来的に、こちらを訪れることがあった場合は、しっかりとした紀行記事としてリライトしていきます。