213【スリランカ紀行】古都キャンディのもう一つの楽しみ方『キャンディアンダンス』

スリランカ(Sri lanka)
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スリランカ中部にある古都キャンディは、世界遺産でもある仏歯が安置されている仏歯寺や、年に一度行われる盛大なエサラ・ペラヘラ祭りで有名な街です。

敬虔な仏教都市である様相を見せるキャンディですが、この街に来たからにはもう一つぜひ見ておきたい、伝統的な文化があるのです。
それが『キャンディアンダンス』なのですが、もともとは宮廷舞踊として伝わっていたダンスに、スリランカ各地の様々な舞や、ファイヤーダンスなどが組み込まれた、バラエティ豊かな演目のダンスとなっており、キャンディを訪れたからには外せないものなのです。

現在キャンディには3か所のキャンディアンダンスのダンスホールがあり、ほぼ毎日夕方に上演されています。
どれもそれぞれに特徴をもっているため、ツワモノは3日以上滞在し全てのダンスホールをまわるのだとか。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 世界遺産の建物もいいけれど、たまには文化的な一面も堪能しに行こう。

キャンディ

キャンディといえば世界遺産仏歯寺

そして、アジア三大祭の一つともいわれているキャンディのエサラ・ペラヘラ祭ですね。
エサラ・ペラヘラ祭でも、パレードの際にキャンディアンダンスを踊るグループがあります。
こちらについては、以下の記事をご参照ください。

161【スリランカ紀行】仏歯を乗せた像が練り歩く聖地キャンディの『エサラ・ペラヘラ祭』
スリランカの伝統的な祭り『ペラヘラ祭り(エサラ・ペラヘラ祭り)』について紹介します。同国各地で行われるペラヘラ祭りですが、その中でも最大規模のパレードが行われるのが、世界遺産都市キャンディで行われるペラヘラ祭りなのです。

キャンディアンダンス

キャンディアンダンス(Kandyan dance)はスリランカ中部州にある古都キャンディを中心に伝統的に踊り継がれているダンスです。

キャンディ王朝の宮廷内で踊られていた舞が中心であるらしく、そこにスリランカ各地の舞踊が組み込まれていきました。
現在では後述しているファイヤーダンスなども組み込まれた構成になっています。

演目構成としては、前半に宮廷での舞や、農家での豊作を祝う踊り、悪魔払いの踊りなどが中心に行われ、後半にファイヤーダンスが行われます。
いくつかの舞が組み合わさった構成になっているのですが、どれもそれほど長くなく、メリハリのある構成なので約1時間飽きることなく楽しめます。

ダンスホールへのアクセス

キャンディアンダンスショーは、キャンディにある3か所のダンスホールで見ることができます。
自分は、『Sri Kandyan cultural show(キャンディ芸術協会)』というダンスホールでキャンディアンダンスを見ました。

仏歯寺を越えて、キャンディ湖岸の道沿いに400mほど歩くと到着します。
午後5時が開演時間になるため(残りの2つのダンスホールは午後5時半開演)、16時をまわったあたりに行くと、キャンディアンダンスショーのチケット売りがたくさん声をかけてきます。
これらのチケットは、誰からで購入しても、同じSri Kandyan cultural showのダンスホールでのショーチケットです。
ダンスホール横のカルチャーセンターでもチケットは買うことができるので心配な方はこちらで直接購購入しましょう。

残りの二か所は以下です。

Kandy Lake Club

Y.M.B.A.(Young Men’s Buddhist Association)

ダンスホールは上の写真のようになっています。
観客の座席は、固定式ではなく、通常の椅子が並べられており、どこに座るかは早い者勝ちです。

座席がなぜ固定式ではないかというと、クライマックスの際のファイヤーダンスが始まると、下の写真のようになるからです。

観客それぞれ部隊の前の方や、舞台上に移動し、見やすいところからファイヤーダンスを見ることができるので、かなり自由にイスを動かすこともできるからなのです。

ファイヤーダンス

プログラムの最後は、ファイヤーダンスが行われます。
悪魔に打ち勝つ力を示すために果敢に火に向かって立ち向かうわけです。

手に持ったたいまつを自分の身体にあてたり

口から油(ガソリン?)をたいまつに吹きかけて巨大な炎をつくったり

火を食べてみたりなどなど。

そしてクライマックスは、燃え盛る炭火の上を歩くファイヤー・ウォーキングが行われます。
上の写真は、炭火を熱して準備しています。

そしえこの後、ダンサーたちは裸足でこの上を練り歩くのですが、全く火傷することもなく、まるでなにごともなかったかのようです。

この演目は、インドの「ラーマヤーナ」にあるエピソードに由来するものなのだそうです。

最後はさらに燃え盛った炎の中を歩きます。

それでも無傷・・・。なぜなのでしょう??
修行のなせる業なのでしょうか。

いかがだったでしょうか。
特に最後のファイヤーダンスは、どんな練習を積めばできるようになるのか・・・全くわかりませんでした。
しかし、こんなに間近でショーを見ることができるキャンディアンダンスは、スリランカ観光でも外せないスポットですよ。