230【ネパール紀行】夜間は危険なにおいも漂うバックパッカーの聖地。ブラブラと”ため散歩”『タメル』

ネパール(Nepal)
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南アジアの国ネパールといえば、まず思いつくのはヒマラヤ登山でしょう。
多くの登山家がヒマラヤを目ざしてネパールに入るわけです。
その際にまず滞在する町となるのが首都のカトマンズですね。

また、欧米を中心にバックパッカーなどの旅行者に大人気なのもネパールです。
安いゲストハウスに集い、旅人たちで交流をはかるわけですが、そんな人々もカトマンズにやってきます。

多くの海外からの人々を惹きつけるネパールですが、カトマンズに足を踏み入れた人々が必ず訪れる地域が今回紹介しているタメル地区です。
このタメル地域には、人々を惹きつける魅力あふれる場所があふれています。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 何の目的もなく歩き回っても、ネパールの魅力を堪能できるのがタメル地区です。

ネパールはカトマンズの世界遺産についての記事です。

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カトマンズ タメル地区

タメルは、ネパールの首都カトマンズにある地域です。
人や道、車が行き交い、雑踏な雰囲気があるタメル地区ですが、格安の宿やたくさんの種類のショップ、食事処やバーなど、多くの人々が楽しめる地域です。
そのため、世界各国のバックパッカーや、この町が好きで長期滞在する旅行者。
そして、ネパールといえば、ヒマラヤ登山を控えて待機している登山家たちなど、多くの人々によって賑わいの絶えることがない町です。

1980年代から急速に発展したこの地域は、500m四方のエリアの中に南北に3本の通りが走り、その中央を横切る一本の通りがあり、これらの道沿いに多くの商業施設が立ち並んでいます。
安いゲストハウスから高級なホテル、世界各国の料理を扱っているレストラン、多数の土産物屋や衣料品店、そして、何が売っているのかがわからないようなな店まで軒を連ねており、とにかくぶらぶらと歩いていても飽きることがありません。
そして細い道には常に車と人との往来があり、このゴミゴミとした雰囲気がタメルの代名詞であります。
カトマンズはそもそも盆地であって、空気が滞留する都市であるらしく、空気が常に埃っぽいのですが、それに輪をかけてタメル地区は埃っぽいエリアになっています。
そのため、年がら年中マスクはかかせません。

こういった人や店が集まる繁華街では、夜のお店もたくさんあるのでは・・・?となるかもしれませんが、実際以前はたくさんあったそうです。
しかし、2008年に樹立した新政権が取り締まりを強化したため、そういった夜のお店はみかけませんでした。
ところが夜も更けてくると、挙動のおかしい人が話しかけてきたり、あるエリアを歩くと独特のニオイが漂っています。
そのため、タメル地区を楽しむのは日中帯だけにして、夜はあまり出歩かないほうがよいかもしれません

アクセス

カトマンズのトリブバン国際空港から西に5kmの場所にあります。
空港からはタクシーで移動が一般的でしょう。

タメル地区をぶらぶらと”ため散歩”

それではタメル地区をぶらぶらと散歩してみましょう。

北側の通りからタメル地区に入りました。

早朝7~8時台にやってきたため、ほとんどの店は閉まっていました。
それほど早くからは営業していないようです。
また夜もそこまで遅くまでは営業していません。
ガツガツしていない感じがいいですね。

このどれがどこにつながっているかわからず、ほどくことが到底無理そうな電線はネパールおなじみの光景ですね。

この日はネパールらしい服が欲しかったのでタメルまで調達しに来ました。
早朝から開いていた店が一軒あったので、こちらで調達することにしました。

なお、店舗内だけではなく、上の階にあったバックヤードの在庫品もすべて見せてくれました。
なかなか豊富な品ぞろえの店でした。

さらに細い道に入っていきます。
らもすさまじい電線です。
ちなみにネパールでは、それぞれの店や店から勝手に電柱にある電線に自家電線を引いてきて電気を持っていってしまうらしいです。

時間も昼近くなり、町が賑わってきました。

この時ネパールを訪れたのは8月でした。
この8月には、日本でいうお盆のようなガイ・ジャトラ(牛祭りが行われています。
この祭りでは、この一年で亡くなった家族の霊を慰め見送るお祭りであり、故人の写真を掲げながらパレードのように練り歩きます。
上の写真の中央にも、亡くなった方の写真が一枚小さく写っています。

写真のような小さなお堂が至る所に建てられています。

この日はガイ・ジャトラということもあって、いつも以上に人の出が多かったのだそうです。

少し住居的なところに入っていってみましょう。

奥まったところに入ると、このようなアパートのような建物もたくさんあります。
下層部にはお店が入っており、探してみるといろいろな店が見つかりそうです。

お店の中には上の写真のような敗者もありました。
ここで治療を受けようとは・・・・・・思わないですよねえ。
勇気がいります。

あとはお土産の物色ですが、タメルの現地のお土産屋は全て値札はついていません。
そのため、常にぼったくりと値段交渉との戦いとなります。
しばらくは特に問題はないのですが、だんだんとそれも疲れてきます。

そんな時に癒し的なお店になるのが、『ネパールクマリ』のお店です。

日本人が造ったお店らしく、店内は日本語で溢れています。
多少周りのお店よりかは高いような気がしましたが、値札付きの明瞭会計です。
逆に交渉はできないので注意が必要です。

また、オーガニックコーヒーや紅茶がお勧めらしく、美味しい飲み方などのレシピも紹介してくれています。

こちらはネパールの軽食「モモ」のお店であるMOMO HUTです。
モモとは、いわゆる餃子です。

シューマイのような形ですが、味は餃子です。
主にカレーソースにつけた食べます。
ネパールではどこでも食べられる一般的な軽食です。
小腹を満たすには最適です。

タメルを訪れたついでに、タメル地区から南にあるダルバール広場に向けて歩いていきましょう。

町中にはかなりたくさんの仏塔やオブジェがあったりと、多くの宗教施設が人々の日常生活の中に溶け込んでいます。

タメル地区から500~600mほど南下すると、Akash Bhairab Templeのところに、有名なラッシー屋さんがあります。
ここはいつも大人気であり、人が行列をなしています。

タメルから歩いてきたため疲れた体に、多少の酸味を感じるラッシーが染み渡ります。
大きさは2サイズでどちらも50円前後で購入することができます。
何度も来てしまいたくなる味でした。

ネパールといえば、ヒンドゥー教
牛は聖なる神の使いであり、ネパールでは大切に扱われる動物です。
そのため、町中でも自由気ままに暮らしている牛をよく見かけます。

ネパールの小学校らしき児童たちが、清掃ボランティアをしていました。
ネパールも制服があるのだなあ、という発見がありました。

お供え物でしょうか。
この日は上の写真のようなお店が多数出展されていました。

いかがだったでしょうか。
あまだ無数にある通りを歩き回ったわけでもなく、タメル地区で宿泊したのではなかったため、もっとここに滞在することで面白いスポットがたくさん見つかりそうです。
今回、祭りの時期とたまたま重なったため、ネパールの祭りの雰囲気も楽しむことができました。
他の時期にも祭りはあるため、ネパールの年中行事を確認してから、ネパールを訪れて見てはいかがでしょうか。