235【マレーシア紀行】ペトロナスツインタワー内の何でもあり科学館『ペトロサイエンス』

マレーシア(Malaysia)
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マレーシアの首都、クアラルンプール
非常に便利な街であり、快適に生活する分には申し分ないのですが、観光と考えると物足りない街なのです。

そんなクアラルンプールの中でも、まあほとんどの人が訪れるだろうシンボル的存在が、ペトロナスツインタワーです。
できた当時は世界で最も高いツインタワーということでしたが、今現在ではその記録は返上しているものの、クアラルンプールを代表する建物であることは間違いありません。

そんなペトロナスツインタワーですが、下層階にはスリアKLCCショッピングモールが入り、常時賑わいを見せています。
その4階には子供が楽しめる科学館ペトロサイエンスがあります。
実はこちらは、大人も十分楽しめる大人の科学館でもあったのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • クアラルンプールで行先に迷ったら、ペトロナスツインタワー観光ついでに科学館はいかがでしょうか。

マレーシアにある博物館の記事です。

141【マレーシア紀行】ひっそりとたたずむマレーシアの世界遺産『レンゴン渓谷の考古遺産』
マレーシアの世界遺産の中で、2012年に世界遺産登録されて最も新しい世界遺産が『レンゴン渓谷の考古遺産』です。しかし、こちらの世界遺産、知名度が・・・。マレーシアのジョージタウンやマラッカに比べると、影の薄い世界遺産ですが、実際そこには何があるのでしょうか。

クアラルンプールの紹介記事です。

256【マレーシア紀行】経済発展著しい東南アジアのハブ都市『クアラルンプール』
近年目覚ましい発展によって、東南アジアの中心都市になったクアラルンプール。街を歩いてもかなりの近代都市であり、交通網も高速道路から公共鉄道網もしっかりと整備されているため、どこに行くにも便利な街です。

ペトロナスツインタワー

ペトロナスツインタワーは、マレーシアのお土産にもよく使われているように、マレーシアの首都クアラルンプールを代表するシンボル的な建物です。
1998年にマレーシアの国立石油会社であるペトロナスによって建造されたタワーですが、高さ452mの88階建てであり、建造当時では世界一の高さのタワービルでした、
その後世界一は台北に造られた台北101(509m)に譲り渡しますが、20世紀に建てられた建造物の中では最も高い高層ビルとして知られています。
しかし現在でも、ツインタワーとしては世界一高いタワービルなのです。

ペトロナスツインタワー建造に当たっては、日本の建設会社が請け負っていたのですが、実査施工するに当たっては韓国の会社とすみわけをすることとなり、タワー1を日本側の企業が、タワー2を韓国側の企業が請け負うこととなりました。
また、当初の予定にはなかった2本のタワーをつなぐスカイブリッジについてはフランスの建設会社が造る、といったように、多国籍な企業群によって造られています。

ペトロサイエンス

ペトロサイエンスは、正式にはペトロサイエンスディスカバリーセンターの通称です。
マレーシアの首都クアラルンプールのシンボルでもあるペトロナスツインタワーに併設するショッピングセンタースリアKLCCの4階にある科学技術博物館です。

ペトロサイエンスは、同国首相であるマハティール・モハマドの第一次政権時に発案され、1999年3月25日に設立されることになりました。
この科学館は、マレーシアの主要産業である製油業を国民に広く広報する目的をもっており、製油業にちなんだ展示やアクティビティなどがあります。
子ども達を連れてこのセンターを訪れることが国として奨励されているのだそうです。
それだけ聞くと、子ども向けの室内テーマパークのようにも聞こえますが、実は大人も十分楽しむことができる場所なのです。

アクセス

公共交通システムRapidKL クラナ・ジャヤ線に乗りKLCC駅下車です。
駅からはスリアKLCCは直結です。

ペトロサイエンスに行ってみた

それではペトロサイエンスに行ってみましょう。

ペトロナスツインタワーの足元にあるのスリアKLCCいうショッピングセンターです。
この4階にペトロサイエンスはあります。

Dark ride

Dark rideという乗り物に乗って館内に入ります。

4~5名ほど乗ることができる乗り物で入ります。

自動運転で入っていくと、周りにいろいろな展示がされています。
ペトロサイエンスのダイジェストなどについてではないでしょうか。

それではいよいよペトロサイエンススタートです。

Space

最初は、Spaceという宇宙がテーマのエリアです。
写真はハリケーンの体験マシンでした。

Time Tunnel

Time Tunnelというトンネルを通っていきます。
マレーシアの伝統工芸の太鼓である、グンダンやグドゥンバッなどが作られる過程の写真展示があります。

こちらは影絵のワヤンですね。

Geotime Diorama

次はGeotime Dioramaという、恐竜時代をテーマにしたエリアです。
巨大なティラノがお出迎えです。

恐竜時代のジオラマでしょうか。

地層についての展示です。

マレーシア近隣の鉱石について説明しているようです。

断層についてですね。

食物連鎖?植物と動物の共生関係?
といったことについて説明されています。

エネルギーの循環についての展示です。

Sparkz

次は科学をゲームで体験できるSparkzエリアだったのですが、すいません写真が・・・。

Oil Platform

Oil Platformという石油採掘をテーマにしたエリアに入ります。

石油採掘をテーマにしたアスレチックのようになっていました。

石油採掘に使られるような機器が展示されており、それを実際に触って動かせるようになっています。

高さと飛距離が変わる実験器具です。
このあたりが科学館ですね。

Speed

Oil Platformを抜けると、Speedというエリアに入ります。
個人的にはここが最も盛り上がったのですが、ここにはなんと、ペトロナスが提携しているF1マシンが展示されています。

2006~2009まで参戦していたBMW ザウバーのF1マシンです。
現在は、メルセデスのマシンが展示されているのでしょうか?

F1エンジンです。
まさかこんな展示があるとは思いませんでした。

F1シミュレータです。
けっこう人気がありました。

Refinery

次はRefineryという、石油精製所に関するエリアです。
沿岸にある石油精製所の様子や、石油からどのような化学製品に分けられていくかが説明されています。

Sliding Tube

このエリアの最後には、Slider Tubeというアトラクションがあります。
大人もすることができますよ。

Molecure

そろそろ終盤ですが、Molecure NANO worldという分子に関するエリアにやってきました。

おそらく分子の構造を表しているオブジェクトなのでしょう。

Future Energy

Future Energyの名の通り、未来のエネルギーについての展示です。
石油依存の国では、次世代がどうなっていくかについて考えることが死活問題なのでしょう。

M.A.S(Music Art Science)

最後には、3Dのシアターや、音楽系の体感ゲームなどがありました。

最後は再びDark rideにのって館内を後にします。

いかがだったでしょうか。
石油に関するものの多い科学館でしたが、実際行って見ると大人も十分に楽しめました。
軽く時間つぶしでいいかなあとは思ったのですが、じっくりと堪能したい場合は2~3時間ほどは予定してから訪れるほうがゆっくりと楽しめるかと思います。
もちろん、子ども連れであればなお楽しめることでしょう。