2020年、世界の秩序がこれほどまでに崩れ去る年になろうとはだれが予想したでしょうか。
新しいウィルスによって、日常の常識がいとも簡単に崩れてしまう、そんなだれもがこれまでに直面したことがなかった自体に出くわしたのではないでしょうか。
当たり前のように仕事があり、当たり前のように給料をもらい、当たり前のように生活をしていく。
そんな当たり前はいとも簡単に崩れてしまうことが分かり、その前では一人一人の力がいかに脆弱ということも痛感させられました。
しかし、ピンチはチャンスとよく言ったもので、この2020年を境に、人々と仕事との向き合い方は大きく変わるのではないかと思いました。
リモートで十分働けることが分かりました。
一人一人がもつ、固有のスキルを磨くことが大事であることが分かりました。
新たなビジネスチャンスも見えてきました。
そして、そういった時代の動きを柔軟にキャッチできなければ、おそらくこの先ジリ貧は必至なのでしょう。
当ブログもこの大きな時代の変化の中で開始した経緯があります。
そんなアンテナの高い人々は動き始めています。
誰でもとっつきやすいスキル、語学については、このコロナ禍に乗じて新たな動きを始めた方が世界的にたくさんいるようですよ。
というわけで、今回のわきみちは、
過去の語学関する記事です。。







3300万人が新たな言語を学び始めた
言語教育プラットフォームを提供するDuolingoは、全世界で約1億2000万人の登録ユーザを抱えている一大プラットフォームです。
月間のアクティブユーザーは約4,000万人者数であり、現在は39の異なる言語学習を提供しています。
そのDuolingoによると2020年の間に、約3000万の人々が新しい言語を学習しようとしたのだそうです
2020年は世界的に大きな時代の変革となる一年となりました。
おそらく、後世の教科書にはこの1年間の出来事は大きくこれから取り上げられ続けることでしょう。
そんな2020年は、COVID-19によるパンデミックによって、数多くの人々が自粛生活を余儀なくされ、家庭の中で過ごさざるを得なくなってしまいました。
自宅での自粛生活ですが、数日ならまだ気合で乗り切れるかもしれませんね。
しかし、これが何週間も、となってくると明らかに時間を持て余すようになってきます。
そんなときに、このピンチをチャンスに活かすために、新たなことを学ぼうという動きが出てもおかしくはありませんね。
そういった人々の中には、母国語とは異なる新たな言語に目を向けた人も出てきたわけです。
Duolingoのデータによると、今年は3,000万人もの人々が新しい言語を学ぼうとしたのだそうです。
言語学習に常に興味関心が高い国としては、ドイツや日本、ハンガリーなどがありました。
アメリカはあまり言語学習に対して熱心ではなかった人の多かった国なのだそうですが、頃中ではそんなアメリカにも流行の波が訪れたようです。
アメリカではトルコ語が最も新たな学習言語として最も多い言語だったようです。
それに続いてスペイン語、フランス語、日本語、ドイツ語がトップ5の人気になっています。
なぜ新しい言語を学ぶのか
人々は新たな言語をなぜ学ぶのでしょう。
その多くは、海外旅行先で使いこなせるようにということでしょう。
しかし、語学は歴史を学ぶための方法の一つでもあります。
特に多言語が使われている国などでは、地域ごとに使われている言語が異なったりすることもよくあります。
そのような国々では、同じ国に住む国民として、お互いを理解しあえる方法なのでしょう。
どのような人々が新しい言語を学ぶのか
2020年に新たに学習を始めた人々のうち、最も多かったのは1997年から2012年ころに生まれた世代であり40.5%を占めています。
13歳と14歳については前年の2019年と比較しても85%も増加していたそうです。
ちなみにこの世代では日本語人気が高いようですね。
日本の若者向けのアニメなどのカルチャーがうけているのでしょうか。
いかがだったでしょうか。
どうしても暗いニュースだらけだったような一年の2020年でしたが、その暗い世相を直面するだけでなく、少し視点をずらすことで新たなチャンスが発見できることも確かだと思います。
そういった意味では、今の世界は次の新たなニューノーマルの世界がどのようになるのか、未来の世界のあるべき姿を想像できて、そこにむかって必要な力をつけていく時間なのかもしれませんね。
