266【タイ紀行】歴史ある鉄道路線をのんびりと堪能してみませんか『泰緬鉄道とカンチャナブリ』

タイ(Thai)
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これまでタイの鉄道に関する記事をいくつか紹介してきましたが。
今回もそんなタイの鉄道に関する記事です。
タイ西部にあるミャンマー国境付近まで伸びている泰緬鉄道
実は旧日本軍に造られたとされているこの泰緬鉄道ですが、その建造にあたっては悲しい歴史があります。

当時の日本軍と敵対してた連合軍の捕虜や、東南アジア地域現地の労働者たち、多くの従事者によって造られたこの泰緬鉄道は、数多くの犠牲の上に完成することができた鉄道路線なのです。
そんな歴史ある鉄道路線なのですが、実はまだ現役で使われており、バンコクとカンチャナブリ奥までを結ぶ路線として、ゆったりとした鉄道旅を提供してくれるのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 歴史を感じながら鉄道や鉄橋、さらには乗車体験まで楽しめるカンチャナブリに行ってみよう。

タイの鉄道旅に関する記事です。。

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泰緬鉄道

泰緬鉄道(旧泰緬鉄道)は、第二次世界大戦中に日本軍によって建設された鉄道路線です。
日本軍がこの泰緬鉄道を建設するにあたっては、劣悪な生活環境と、過酷な建築労働のため、捕虜や周辺地域の労働者など40万人近くが従事し、そのうちの10万人ほどがこの最中に亡くなったとされています。
そのため、「死の鉄道(Death Railway)」の名でもよく知られています。

当時は、バンコク郊外にあったノーン・プラードゥックからビルマ(ミャンマー)のタンビュッザヤを結び、前兆415kmもありました。
終戦後に英国軍によって一部が撤去されており、タイのナムトックサイヨークノーイまでとなっていますが、現在も列車が運行されています。
今回紹介している、泰緬鉄道のシンボル的なクウェー川の鉄橋をはじめ、洞窟寺院から目の前スレスレの鉄道を見ることができるアルヒル桟道橋など、ツアーとしても人気のある観光スポットとなっています。

カンチャナブリ

カンチャナブリは、タイの西部、ミャンマーとの国境近くにある街です。
タイとミャンマー(ビルマ)は、過去幾度となく衝突を繰り返した経緯があります。
とのため、このカンチャナブリの町はビルマから体を防衛するために形成された町なのです。
第二次世界大戦中に、日本軍がビルマに物資輸送を目的とした鉄道を敷設した中心となった町です。

アクセス

バンコクから終点のナムトック駅まで約5時間の鉄道旅です。
バンコクから西に100kmほど行ったところにある、ノーン・プラードゥック駅からナムトック駅までが旧泰緬鉄道の路線です。

泰緬鉄道に乗ってみた

それでは、泰緬鉄道を見に&乗車するためにカンチャナブリに行ってみましょう。
この泰緬鉄道を見学するツアーは、バンコクからたくさん取り扱われています。
鉄道でバンコクから行くこともできますが、バス路線が豊富なタイでは、バスやツアーを使ったほうが限られた時間を有効に活用することができます。

クウェー川鉄橋

まずは、泰緬鉄道観光の中心となるクウェー川鉄橋にやってきました。

クウェー川鉄橋は、カンチャナブリしないから西に約3kmにある、クウェー川にかかる鉄橋です。
元々は1943年い建設されましたが、戦中に破損したことによって、1950年に再建されたものが現在残されています。

円形になっている橋下手の部分がもともとのクウェー川鉄橋なのだそうです。
1950年に修復された部分は台形になっています。

アルヒル桟道橋のカセー洞窟から見る泰緬鉄道

次はさらに西に進み、タムクラセー駅とランスン駅の間にある、アルヒル桟道橋へと向かいます。

桟道橋というだけあって、崖スレスレのところに線路が敷設されています。

ランスン駅から鉄道がやってきました。
ゆっくりやってきますので、観光客は線路を歩いて移動し、撮影スポットに向かいます。

50mほど進むと、左手にカセー洞窟が現れます。
中は広い空洞になっており、仏像が安置されています。

カセー洞窟から見た泰緬鉄道です。
この距離をゆっくりと鉄道が走っていきます。

こちらはカセー洞窟から線路を挟んで反対側からの様子です。

そして、鉄道はタムクラセー駅に到着しました。

泰緬鉄道乗車

そして、実際に泰緬鉄道に乗ってみましょう。

車内の様子です。
昭和な感じの社内ですね。
エアコンはついていませんので、なかなかの暑さにはなります。

車窓からの長めです。
緑豊かな絶景の中を走っていきます。
まだまだ未開拓な地域が多いようですね。

短い区間だけではありましたが、泰緬鉄道乗車でした。
このようなレトロな歴史を感じる鉄道に乗ることができるのもタイでの鉄道旅の良さですね。

いかがだったでしょうか。
タイに関してはこれまでのメークロン線路市場や、ラオスとの国境越えの話となど、鉄道が比較的走っている国ですので、このような楽しみ方も多くあるのです。
日本とも歴史的なつながりのある泰緬鉄道、その歴史をしっかりと知ったうえで鉄道旅を楽しんでみたいものですね。