国の東が全て海に面した国ベトナム。
と、考えると頭に浮かぶのはビーチリゾートですよね。
確かに近年、ベトナムは急速にビーチリゾート開発が進められています。
そんななかでも、非常に注目を集めている街がベトナム中部にあるダナンです。
近代になって開発されてきた港湾都市且つ、アメリカ軍の基地がおかれた街でもありましたが、高層ホテルの建設ラッシュや新しいお店などが次々とオープンするなど、観光者たちがたくさん集まる街としてその存在感を高めていっています。
ダナンの良さはそれだけではなく、ベトナム中部の見どころにアクセスする場合にその拠点としてベストな位置にあるということもあげられます。
ここを拠点にして、ベトナム中部の良さを堪能しに行きませんか。
というわけで、今回のわきみちは、
ダナン
ベトナムのダナンは、南の中心都市であるホーチミンシティ、北にあるベトナムの首都であるハノイに次いで大きなベトナム第三の産業都市です。
ダナン湾に面し、孫チャーハン等に囲まれた港湾都市でもあります。
かつてベトナム中部の港湾都市といえば世界遺産都市ホイアンだったのですが、船舶が大型化し、底の浅い港では対応できなくなってきまいした。
そのため、18世紀ごろからはそういった大型の船舶が入ることができる港としてダナンは発展してきました。
しかし、ベトナム戦争の時にはこのダナンはアメリカ軍の基地がおかれていた基地の街でした。
現在ではその面影を見ることもなく、立ち並ぶ高層ホテルに、ビーチと浜辺に並ぶ新鮮な魚介類を取り扱う店々。
そして、リゾートとしての開発が急速に進められている注目の集まる街なのです。
近年は日本からの直行便も開通したため、アクセスが非常によくなりました。
ダナンは中部観光の中心地であるため、ダナンのリゾートを求める人々だけではなく、周辺にあるホイアンやフエ、ミーソン聖域といった世界遺産にアクセスする場合も、ここダナンを中心にすると非常に効率よく訪れることができるのです。
アクセス

南北に非常に長いベトナムでは、ホーチミンもしくはハノイから国内便で1時間弱で到着します。
列車やバスも通っていますが、15~20時間ほどかかるなど、行程に余裕がある場合には活用しても面白いことでしょう。
ダナンへ行ってみた
というわけで、ダナンへ行ってみましょう。
まずはダナンで最も有名なシンボル、龍の橋です。
ロン橋

ロン(龍)橋という名前の通り、橋の中心を巨大な龍が端から端まで泳ぐ姿が現されています。
夜になるとライトアップされ、ダナンの中心的な観光スポットとなっています。
また、週末土日限定で、夜21時から、龍の口から炎と水しぶきが吐き出されます。
週末の夜はこの周辺は大勢の人々でにぎわいます。
ダナンビーチ

ダナンの東海岸にはビーチが集まっており、それに面して数多くのホテルが建設されています。
このエリアには大勢の外国人観光客が集まっており、年々その人気は高まっています。

プールを備えたホテルも多く、ダナンの広大な海を眺めながら泳ぐことができるホテルもあります。
シーフードレストラン

ダナンはベトナムを代表する漁港でもあります。
そのため、この海に面したエリアは、魚介類の直売所をはじめ、新鮮なシーフードを取り扱ったレストランが集中しています。

ダナンからアクセスのよい観光地
ホイアン

ダナンより古い歴史を持つ小さな港町、世界遺産ホイアンもダナンからは楽々アクセスです。
バスで1時間もかからずに到着することができます。

ミーソン聖域

古代チャンパ王国の聖なる遺跡であるミーソン聖域にも1時間と少しで訪れることができます。
こちらもベトナムを代表する世界遺産です。

フエ

ベトナム最後の王朝があったフエへもバスで3時間ほどです。
こちらも世界遺産に登録されています。
若干遠くはなりますが、ダナンからの日帰りは可能です。






いかがだったでしょうか。
ベトナムにはいくつかの世界遺産が登録されていますが、この中部にも今回紹介した3ヶ所が登録されています。
ビーチリゾートで楽しみ、ショッピングをして、歴史を感じることもできる。
そんなダナンは、今後のベトナム観光の中心地にもなるであろうポテンシャルを秘めている街なのです。