339【スリランカ紀行】スリランカを代表する建築家、ジェフリー・バワによって設計された『シーマ・マラカヤ寺院』

スリランカ(Sri lanka)
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寺院というとどんな建物をイメージするでしょうか。
日本の仏教建築的な物か?
東南アジアの黄金に輝く寺院か?
石で建造された寺院か?

そんなどのイメージとも異なる寺院を見てみたくはないですか?
まるで東南アジアのリゾートのようなオシャレ感溢れる寺院がスリランカの大都市コロンボにはあるのです。

今回紹介しているシーマ・マラカヤ寺院は、一見すると湖に浮かぶコテージのようにも見えるのですが、ここは近代建築科ジェフリー・バワによって設計された紛れもない寺院なのです。
中には行ってみると、風の吹き抜けるシームレスな造りは、寺院でありながらリゾート感をも味わえてしまう、ぜひ一度試していただきたい近代寺院なのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • これが寺院??と見間違うほど、アジアンリゾートの雰囲気漂う近代的寺院を訪れてみよう。

スリランカのコロンボに関する記事です。

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シーマ・マラカヤ寺院

スリランカの大都市コロンボにあるベイラ湖上、水に浮かぶように近代的な造りの建物が建っているのを見ることができます。
ここは実は寺院であり、シーマ・マラカヤ寺院といいます。
近隣にあるガンガラーマ寺院が運営しているこのシーマ・マラカヤ寺院は、一見すると寺院には見えない造りなのですが、それもそのはず、スリランカのコロンボが生んだ名建築家であるジェフリー・バワによって設計された斬新な造りの寺院なのです。

シーマ・マラカヤ寺院は、元々は19世紀後半に建造されましたが、徐々に湖への沈下が進んでしまったため、1976年にジェフリー・バワの設計によって現在のように再建されています。
バワの建築の特徴である内部と外部がシームレスに連続した造りとなっており、中央の大聖堂を中心に、説法堂と菩提樹堂が並んでおり、祭壇には菩提樹が植えられています。

アクセス

コロンボフォート駅から101番のバスに乗車。
ガンガラーマ寺院停車場下車です。

シーマ・マラカヤ寺院へ行ってみた

それでは、シーマ・マラカヤ寺院へ行ってみましょう。

巨大なオフィスビルが立ち並ぶベイラ湖周辺。
そんな中にシーマ・マラカヤ寺院はあります。
こちらが入り口ですが、入り口はまだ寺院の雰囲気があるかな。

受付を通り、履物を預けて先に進みます。
さあ、すげに寺院らしからぬ光景になってきましたね。
黄金の仏像や涅槃像はあるものの、どこかアジアンリゾートの雰囲気がしてきます。

大聖堂

入って正面には大聖堂が建てられています。
ここがメインの拝殿ですね。
両サイドには説法堂と菩提樹堂がありますが、この配置はスリランカや南インドの伝統的な寺院の配置なのだそうです。

中に入るとこれまたバリのようなリゾート感満載の雰囲気ですが、オレンジ色の袈裟を着た僧の方々がお祈りしているところを見ると、ここが寺院であることを再認識させられます。
格子状の壁から入る自然光が、自然との一体感を高めます。

大聖堂内部は博物館のようにもなっています。
スリランカ各地の世界遺産や、仏塔などが写真パネル付きで紹介されています。

出入口は、スリランカでおなじみのムーンストーンがあります。

説法堂

大聖堂の横には、こじんまりとした説法堂があります。

菩提樹堂

説法堂の反対側には、菩提樹堂があります。

菩提樹堂には菩提樹が植えられており、それを取り囲むように仏像が配置されています。
スリランカでは菩提樹堂は非常に重要な施設であり、ここシーマ・マラカヤ寺院でもモダンな建築の中にスリランカの伝統が息づいています。

ここは菩提樹堂の裏側ですが、床から水面が見えるモダンな造りです。

シーマ・マラカヤ寺院周辺

シーマ・マラカヤ寺院から周りを見てみると、高層建築だらけの地帯です。
その中でも最も印象的な建物がこのツインタワーでしょうか。
何かのテナントかと思いきや、アルテア・スリランカという集合住宅なのだそうです。
手前にあるのはコロンボシティセンターという商業施設です。
都会のど真ん中にある寺院であることがよくわかりますね。

いかがだったでしょうか。
コロンボはどちらかというと買い物系のアクティビティが多いかなあという印象の町なのですが、このシーマ・マラカヤ寺院はその中でもぜひ見ておいて損はないポイントです。
とにかく見どころの多いスリランカですが、コロンボもたくさんの見どころがあります。
ぜひお気に入りのポイントを見つけ出してみてください。