343【食巡り】日本でもじわじわとこの味が広がってきているかも。驚くほどの多用途植物『ココナッツ』

食巡り(Food/Makanan)
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ココナッツジュース
ココナッツオイル
ココナッツミルク
ナタ・デ・ココ
などなど

ココナッツ由来の食品に触れる機会が近年は増えてきていますよね。
しかもどれも健康につながるイメージがあります。
しかし、気候がら、日本では栽培が難しいため、なかなか気軽に試すことはできないのも確かですが、東南アジアやハワイ周辺、中南米アメリカでは非常に一般的な食品の一つなのです。

私たちが食品としてよく見るココナッツは、種子の中の胚乳部分なのですが、実は硬い外皮や殻の部分も利用価値があるなど、まさしく捨てるところがない万能な植物として人々の生活に根差したものでもあるのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 暑い日に飲むココナッツジュースは格別!それだけではなく、料理やお菓子や美容まで、用途も万能なココナッツとは何なのでしょうか。

世界の飲み物に関する記事です。

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ココナッツ

ココナッツ(椰子の実)は、ココヤシの果実であり、東南アジアやハワイ、中南米アメリカなどでよく利用されています。
果実自体は繊維質の厚い殻に包まれており、中に大きな種子があります。
一般的によく知られるココナッツジュースは未熟果実の種子内部にある液状胚乳であり、その周りについている白い固形胚乳部分も生食したり、乾燥させたスナックなども売られています。
果実が成熟してくるとこのココナッツジュースは果肉に変わっていきます。

ココナッツジュースは熱帯地域である東南アジアやハワイ周辺、中南米の国々では非常に一般的な飲み物であり、街中のどこでも気軽に手に入れることができます。
また、スーパーやコンビニなどでも缶や瓶に入ったものが販売されています。
ココナッツジュースにはミネラルやカリウムを多く含んでおり、天然のスポーツドリンクのように利用されています。

ココナッツの利用方法はココナッツジュースとしての利用だけではなく、様々な利用方法のある万能な植物なのです。

ココナッツの加工品

ナタ・デ・ココ

フィリピンからやってきて、日本でも一時期ブームとなったナタ・デ・ココは、ココナッツジュースを発酵させて作った食品です。
ココナッツ水にナタ菌を加えて発酵させ、凝固したところさいの目に切ったものがナタ・デ・ココとして食用となります。
透明で独特の歯ごたえがあり、食物繊維が豊富な食品です。

ココナッツミルク

ココナッツミルクは、ココナッツの種子の内側にある白い固形胚乳から得ることができ、ココナッツの固形胚乳と水とを煮込んで抽出していきます。
液状胚乳であるココナッツジュースとは全く別のものです。

ココナッツミルクは熱帯地方の料理や菓子類などによく利用されます。
一般的には缶入りやパック入りのものがよく売られており、乾燥させてパウダー状にして売られているものもよく見かけます。
熱帯地域でよく食べられる香辛料を多用した料理などによく使われ、ココナッツの独特の風味によってマイルドでコクのある味が加えられます。

ヤシ油

ヤシ油はココヤシから作られるココナッツオイルのことであり、ココナッツの成熟した巨大な種子内部の胚乳を削り取り、乾燥させたコプラを圧搾したりすることによって抽出されます。
加工食品などによく理利用されているアブラヤシから作られる油脂はパーム油というように呼ばれています。

殻など

ココナッツは非常に硬い殻と、強靭な天然繊維によっておおわれており、外皮からとれるココナッツファイバーと呼ばれる天然繊維は、日本でおなじみの亀の子だわしやロープ、マットなどの生活用品として加工され、幅広く利用されています。

硬い殻は、そのまま加工して作られた食器や工芸品、楽器などをよく見かけることができます。

いかがだったでしょうか。
日本でも食品としてだけではなく、美容関係でもココナッツジュースやココナッツオイルが取り上げられることが多くなってきており、徐々に身近になってきているものの一つではないかと思います。
そうはいってもなかなか日本ではお試しができないことも確か。
まずはココナッツが一般的な国で、ココナッツジュースからトライしてみてはいかがでしょうか。
清涼飲料水ではなく天然の飲み物なので、くどい甘さや、よけいな香りなどはなく、とても素朴な味です。
好みは分かれるかもしれませんが、暑い日差しの下で飲むココナッツジュースは格別なものの一つですよ。