346【タイ紀行】岩の中に造られた岩窟寺院。そして厳しい僧の修行場だった『ワットタム・マンコントーン』

タイ(Thai)
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これまでにもマレーシアのイポーや、スリランカのダンブッラなど、岩山の洞窟の中に作られた寺院をいくつか紹介してきました。
世界にはこのような岩山を彫ったり、自然そのままを生かしたりして造られた寺院が数多く存在します。
そういった寺院の雰囲気は。大自然が長い時間をかけてつくりあげてきた自然の力を感じる不思議な空間になっていることが多いです。
そんな石窟寺院ですが、アジア地域、中国から東南アジア、南アジアにかけて数多くありますね。
そして、仏教国であるタイにもまたこのような岩山の中に造られた寺院があるのです。

それはタイの西部にあるカンチャナブリの近くにある、ワットタム・マンコントーンと呼ばれる寺院です。
ここは、到着すると見上げるような階段があり、その先に自然の洞窟を利用した寺院があるのです。
ここはその厳しい自然環境を生かした洞窟や大きな水槽などが尼僧の修行の場になっており、その様子を見ることができることでも有名な寺院なのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • カンチャナブリ観光ではここがセットになっているところが多いですね。一帯に広がる光景を眺めるにはベストなスポットです。

タイ西部の見どころに関する記事です。

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ワットタム・マンコントーン

ワットタム・マンコントーンはタイの西部、カンチャナブリ市内から南東に10kmほどの場所にある寺です。
この寺は、洞窟にある寺院と、大きな水槽内で水に浮かぶ尼さんの修行場があることで有名な寺です。

寺院内の山麓からはドラゴンの手すりのある100段を超える階段があり、その先に洞窟内に作られた寺院があります。
頂上には、ワット・バン・タム(ドラゴン寺院)という寺院があり、その昔は修行場だった洞窟内に多数の仏像が祀られています。
ワット・バン・タムはかなり高い位置にあるお寺のため、ここから眺める展望は素晴らしいものがあります。

また、境内にある修行場として使われている水槽はメーチーと呼ばれ、深さ2,5m、直径6mの水槽内で尼さんが水に浮かびながら修行をしていることでも有名です。
水槽の中で尼さんは、手足を動かさずに水に浮かびながら様々なポーズをとりながら修行に励む姿を見ることができます。

アクセス

カンチャナブリ市内から南東に10kmほどの場所にあります。

ワットタム・マンコントーンへ行ってみた

それでは、ワットタム・マンコントーンへ行ってみましょう。

七福神の一人、布袋尊(?)がお出迎えしてくれます。

麓にもいくつかの建物がたち並んでいます。
鮮やかな色合いがタイの仏教の特徴ですね。

さらに奥に進むと、山肌に沿って長い階段が見えてきました。
これが100段以上もある階段ですね。

この時は行かなかったのですが、修行僧の水槽はここから左に行ったところにあります。
残念ながら、ここを訪れたときに水槽の情報を持ち合わせていなかったのです・・・。

100段と聞くと大変そうですが、一本道でゴール地点も見えているためにそこまで大変ではなく、老若男女みんな階段にトライしています。

階段の頂上につくと、様々な仏像やモニュメントのような物がたち並んでいます。
この辺りからがワット・バン・タム(ドラゴン寺院)という寺院なのでしょう。

修行僧の銅像ですね。

ここから洞窟内の寺院が始まります。

洞窟内には数多くの仏像が安置されています。

かなりの広さがある空間の洞窟もあります。

さらに奥に進んでいくと、複雑怪奇な形をした岩と空洞が連なる空間にやってきます。

岩に隠れて修行僧の像もあったりします。

人一人が通るのも難しいほどの場所もあったりします。
こういった自然の洞窟を利用して、僧たちが修行の場として活用していたのだそうです。

最後ははしごを使って山の頂上部に向かいます。

岩から外に出ると、そこにも数多くの仏像や像などが並べられています。
遠くに見えるカンチャナブリの光景も素晴らしいものがあります。

寺院を一周して入り口の階段まで戻ってきました。

いかがだったでしょうか。
今回は残念ながら、水槽で修行をする尼僧の様子を見ることができませんでしたが、ぜひここを訪れる際にはその様子を見学することをおすすめします。