348【ミャンマー紀行】ヤンゴンを見下ろす巨大なパゴダ。平和の象徴がそうではない事態にも巻き込まれ…『シュエダゴン・パゴダ』

ミャンマー(Myanmar)
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ミャンマーのヤンゴンに行ったら必ず訪れておきたい二大仏塔があります。
一つは街の中心部にあるスレー・パゴダです。
こちらは、この仏塔を中心に街が区画されているなど、永くこの地に根付いた仏塔です。

そしてもう一つが今回紹介しているシュエダゴン・パゴダです。
その規模はスレー・パゴダに比べてはるかに大きく、全てを見て回るには2時間以上はかかるであろう規模があります。
高さが100m近くもある黄金の仏塔だけではなく、ミャンマーの伝統暦である八曜日とそれぞれを司る像、大小さまざまな仏塔など、非常に見どころも多く、店などもかなり多くあるため、ヤンゴンに訪れた際はまず最初に足を運びたい場所ですね。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • ヤンゴンの街を見下ろす丘の上の、巨大な黄金の仏塔。まずはここを見ずにヤンゴンに行ったとは語れないでしょう。

ミャンマーのヤンゴンに関する記事です。

338【ミャンマー紀行】都心にそびえる黄金の塔。そして国の動乱も見下ろし続けてきた『スレー・パゴダ』
今回紹介するスレー・パゴダはヤンゴンを代表する仏塔です。ヤンゴンの市街地はここを中心に計画的に作られています。ミャンマーの人々には、こういった仏塔は、日常の中で気軽に訪れることのできる人々の生活の一部でもあるのです。

シュエダゴン・パゴダ

シュエダゴン・パゴダは、ヤンゴン市街の北にあるシングッダヤの丘にある仏塔です。
金色に輝く仏塔で、ヤンゴンを代表する場所であり、ミャンマー人だけではなく、国外から大勢の人々が参拝にやってきます。

シュエダゴン・パゴダは、2600年以上も前に、タポッタとパッリカという商人の兄弟が、で仏陀から授かった8本の聖髪をこの場所に奉納したことにはじまると言い伝えられています。
そこから何度も拡張を繰り返していき、現在のように60ほどもある塔に囲まれた仏塔の原型には、15世紀中期に女王シンソープによって完成されたといわれています。
ヤンゴンはこの地域の中心として栄えた時代から、18世紀中ごろに破壊されてしまいますが再び大都市として復活。
その後は植民地時代にイギリスによって要塞化されたり、軍政による時代など、ヤンゴンの移り変わりを、シュエダゴン・パゴダは見守ってきました。

アクセス

ヤンゴンの中心部にあるスーレー・パゴダから北西に3kmほどのところにあります。

シュエダゴン・パゴダへ行ってみた

それではシュエダゴン・パゴダへ行ってみましょう。

四方に入り口のあるシュエダゴン・パゴダの中で最も便利な入り口がこの南参道口です。
参道入り口には両脇にチンテーという巨大な獅子の像が出迎えてくれます。
その後方にある丘の上には、黄金に輝くシュエダゴン・パゴダが見えています。

南参道口からシュエダゴン・パゴダまでは104段の階段を上っていきます。
階段の両側にはたくさんの店が並んでいます。
土産物屋から、仏塔らしく仏像やお供え用の花屋など、様々な店が揃っているので、それらを見ながら上っていくといつのまにか一番上に到着している事でしょう。エレベーターも用意されているので、どんな方々でも参拝をすることができます。

シュエダゴン・パゴダは土足では入ることができないため、階段を上り終えたところで履物を預けましょう。

なお、拝観料は、エレベーター近くの外国人用入口で支払いますう。
拝観料を払うとシールをもらえるので、はがれにくく見えやすい箇所に貼っておきましょう。

南参道から上がってくると、コーナゴォン仏が納められている祈祷堂が見えてきます。
境内にはこのような祈祷堂が東西南北それぞれにあり、シュエダゴォン・パヤーにゆかりのある仏陀像が祀られています。

シュエダゴン・パゴダは中央の仏塔の周りに回廊や様々な仏塔が並んでおり、ぐるっとまわっていくと、2時間もあれば全てを見て回ることができるでしょう。

そして、中央の仏塔にやってきました。
高さは約100m、基底部の周囲は400m以上もあり、8000枚以上金箔が使われている黄金の仏塔です。
また、5000個以上のダイヤモンドや1000個以上のルビーなど、多くの寄進によって彩られています。

それでは周回しながら見ていきましょう。
仏塔の外周には小さな祭壇がたくさんあり、多くの人々がお参りしている姿を見ることができます。

ミャンマー伝統暦、八曜日の守護像があります。
水曜日が午前と午後に分かれているため八曜日になるのだそうです。
各曜日の表す方位にそれぞれの祭壇があります。

内部の仏像の様子がモニタに映されており、確認することができます。

こちらも八曜日の守護像があります。

こちらにも内部の仏像の様子がモニタに映されています。

案内図です。
境内はかなりの規模があります。

運悪くこの日は雨天でしたが、訪れる人の数は多かったように思います。

祈禱堂です。

こちらは、ブッダガヤーの大塔を模したマハーボディー・パヤーです。
バガンにもありましたね。

323【ミャンマー紀行】ここはインドか?バガンの中で異彩を放つ『マハーボディー・パヤー』
バガンではミャンマーらしい黄金の仏塔が立ち並ぶ中で、どこか別の国で見たことがあるスタイルの仏塔が目に入ってきます。それが、オールドバガンの城壁内に存在する仏塔マハーボディー・パヤーです。ここの仏塔の形は、何か他の物とは異なる印象を強烈に与えてきます。

このように内部に配された仏像もあります。

二体の像が招き入れてくれるお堂です。

仏像だけではなく、色々な像があって見ていて面白いです。

お祈りするだけではなく、自由に人々が過ごしているのが特徴的ですね。

こちらは石碑でしょうか。

かなり巨大な大仏もあります。

こちらは涅槃像ですね。

だんだんと日が暮れてきました。
夜のシュエダゴン・パゴダもライトアップされて素晴らしい長めなのだそうです。

いかがだったでしょうか。
とにかく境内では至る所で熱心に祈りをささげる人々がいます。
また、それ以外にも思い思いのことをして過ごしている人がたくさんいるため、いかにミャンマーの仏教が人々の生活に根差したものであるかがよくわかりますね。
ヤンゴンでは外すことのできない、スポットですので、生き帰りの時間も含めて3~4時間ほどの時間の余裕はもって訪れるとよいでしょう。