352【ネパール紀行】霧の町、それだけではなく盆地であるがゆえに埃もうずまく『カトマンズ』

世界の世界遺産(World Heritage)
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ネパールのカトマンズ
標高高く、巨大な山々に囲まれたネパールの首都であるカトマンズですが、ヒマラヤ登山を目ざす人々が、まず最初に訪れる街としても有名ですね。
そんなカトマンズは、高地にある盆地であるがためか、四六時中埃の舞う街です。
日中帯になると、行き交う車やオートバイによってさらに誇りが舞い、さながら一日中霧が広がるようになるのですが、コロナ禍前からマスク着用が欠かせない場所でした。

では、カトマンズにはどういった見どころがあるのか?というと、カトマンズ自体が世界遺産として登録されていることもあり、トレッキングが目的ではない方々にも見どころの多い街でもあるのです。
今回はそんなカトマンズの街を広く浅く紹介していきたいと思います。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • まさか・・・まさかの方法でコーヒー豆を採取!?できれば知りたくなかった・・・という気もちも伴う伝説のコーヒー。

ネパールのカトマンズに関する記事です。

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カトマンズ

ネパールの首都カトマンズは、標高1330mに位置する人口約50万人ほどの人々が暮らす街です。
首都であるため、ネパールの政治や経済の中心地であるとともに、ヒマラヤトレッキングを目的として入国する人々が訪れる場所でもあります。
1990年代以降、農村部から人が大量に流入してきたため、連なる建物やもはや解読ができない電線の配線、車やオートバイの雑踏としたところなど、人々の生活感があふれ出る街並みとなっています。
しかし、もとはねわーる族の王朝が栄えた街ということもあり、そういった雑踏とした街の中に突如として歴史的な町並みや寺院といった建造物が現れるなど、歴史と生活とが混然とした街並みも特徴でしょう。
そして、今もなおネパールでは農村部に住む人々が多いこともあり、カトマンズに移り住むことはあこがれでもありつづけているのです。

以下に載せたカトマンズの地図を見てみると、首都という割には非常にコンパクトな街であることがわかるでしょう。
しかも、その中で旅行者が訪れる場所は限られており、ダルバール広場を中心にタメルといった繁華街周辺に様々な見どころが集まっています。

大きな寺院などは少し中心部から4~5kmほど離れたところにあるため、市内をタクシー等で移動する必要があります。

1979年にユネスコの世界遺産に登録されたカトマンズ渓谷ですが、以下の場所が世界遺産として登録されています。

・カトマンズのダルバール広場
・ボダナート
・パシュパティナート
・パタン

・スワヤンブナート
・バクタプル
・チャング・ナラヤン

訪問時にはすべてを訪れることはできなかったのですが、いくつかをピックアップして紹介したいと思います。

アクセス

カトマンズにある国際空港、トリブヴァン国際空港から西に5kmほどで、カトマンズの中心であるダルバール広場に到着します。

カトマンズへ行ってみた

それではカトマンズに行ってみたいと思います。

上の写真はカトマンズの至る所で見られる電線です。
そこら中から好き勝手に自分たちで電線を引いて電気を惹きこんでいるため、もはや解読不能な状態になっているのだそうです。
カトマンズならではの光景です。

トリブヴァン国際空港

まずはカトマンズの国際空港である、トリブヴァン国際空港です。
とはいっても、写真を見てもわかるように平屋建て?の建物であり、降機後も飛行機からターミナルまでは自分で歩いていかなければなりません。

空港では大量のポーターがひっきりなしに荷物を運びにやってきます。
運ばれてしまうと、後でしつこいぐらいにチップを要求してくるので、払いたくない人は注意して、必要ない場合は毅然と断りましょう。

カトマンズのダルバール広場

ダルバール広場のダルバールとは宮廷を意味しており、カトマンズのダルバール広場、パタンのダルバール広場、バクタプルのダルバール広場と、この地に3つのマッラ王朝が存在していた名残があります。

カトマンズ観光ではここが中心となり、ネパールの歴史や伝統が残る多くの爺や宮殿が立ち並んでいます。
しかし、2015年のネパール大地震では、ダルバール広場も大きな被害を受けました。
全壊した寺院や損傷した建物など、今もなお様々な国々からの協力のもとに修復作業が進められているところも多数あります。

ハヌマン・ドカ

ハヌマン・ドカはもともと国王の住まいがあった王宮です。
ハヌマンとはヒンドゥー教での猿の神であり、ハヌマンの像の建つ門(ドカ)であるため、ハヌマン・ドカと呼ばれています。

カトマンズのダルバール広場に面しており、西洋風に増築された箇所もあるなど、多くの人々が訪れる場所です。
ここもネパール大地震ではかなりの被害を受けたため、日本をはじめとして、修復作業中の場所が多数あるところになります。

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クマリの館

クマリの館とは、女神クマリの化身として崇拝されている少女が住まう館です。
クマリに選ばれる少女は、初潮前の由緒あるカーストの過程から選ばれ、両親から引き離されて神としてこの場所で住まいます。
クマリに選ばれた家庭は名誉あることであり、長くこの生き神の伝統は続けられているのです。

運が良ければ窓から顔を出すクマリを見ることができますが、ここでは写真撮影は禁止となっています。

タメル

タメル地区は安宿からホテル、各種レストランや土産物屋、旅行会社などなど、旅行者がここに来れば全て必要なものは揃っているエリアです。
常に人で賑わっているエリアですが、裏路地などは多少気を付けたほうが良いかもしれません。

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ボダナート

ネパールで最大のストゥーパであるボダナートは、チベット仏教の主要な巡礼地です。

ストゥーパ全体が自然界を構成するエネルギーを象徴しており、基部にあるブッダアイが特徴的な仏塔です。

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パシュパティナート寺院

パシュパティナートはガンジス川の支流であるバグマティ川の川岸にあるヒンドゥー教寺院なのですが、ここが有名なのは、川に沿って立ち並ぶ火葬場であるということです。

ガートと呼ばれる火葬場が並び、常にここではなくなった方々が荼毘に付されています。
しかし、その様子は日本のそれ等とは異なり、人々の生活の一部であるかの如く特別な場所のようには見えないのです。

火葬場のそばで待っている親族の人々の様子や、この周辺で生活をする人々、ここにいると死も決して特別なことではないのだなといった気持になってくるのです。
ネパールの人々にとってはこのパシュパティナート出荼毘に付されることは非常に誇り高いことであり名誉なことなのだそうです。

180【ネパール紀行】"死"も日々の生活の一部『パシュパティナート』
そのためネパールでは、生まれることも、生きていくことも、そして死んでいくことも、生活の中の一部として、あたりまえのように受け入れられている光景があるのです。ネパールのパシュパティナート寺院は、亡くなった人々が次々に荼毘に付され、一日中その煙が立ち込めている場所なのです。

パタンのダルバール広場

パタンにもダルバール広場はあります。
こちらはマッラ王朝最盛期であった16~18世紀に建てられたエリアとされており、王宮や寺院が立ち並ぶ場所となっています。

シティセンター

最後はカトマンズの街中では珍しい大きなショッピングモールであるシティセンターです。
しかし、まだまだ現地の方々の生活水準とは乖離しているのか、現地の方々はほとんどおらず、一部刊行者らしき人がぽつぽつといるくらいのモールでした。

いかがだったでしょうか。
ネパール=ヒマラヤのイメージしかない方々は、非常にもったいない!
標高は高いですが、まだまだ高山病などになるレベルの高さでもないため、比較的安全かつ元気に活動できる街なのでした。