365【ミャンマー紀行】オールドバガンエリアへはここから。数多くへの遺跡エリアへの入り口『タラバー門』

世界の世界遺産(World Heritage)
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ミャンマーのバガンエリアには数多くの寺院や仏塔があります。
これまでもいくつか紹介してきたのですが、それだけではなく、オールドバガンエリアを囲っていた城壁や、その入り口である門も古くから遺っている見どころなのです。

今回紹介しているタラバー門は、オールドバガンエリアの東側の入り口にあたり、観光者が多く宿泊しているニャウンウーエリアから向かうと、必ず通ることになる門です。
タラバー門は、バガン一帯の中でもその創建が最も古い遺跡であり、ただの門と侮ることなかれ、長い歴史の雰囲気を存分に醸し出しています。
この門を通り抜けることで、『バガンにやってきた!』という気分が盛り上がること間違いなしです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • このメインゲートが、バガンの旅へのタイムスリップの入り口。悠久の時を刻んできたバガンの雰囲気を味わおう。

ミャンマーのバガンに関する記事です。

472【ミャンマー紀行】バガンの仏塔の上から、夜が明けるサンライズをゆっくりと見てみませんか
数多くの寺院やパゴダ(仏塔)の立ち並ぶ、ミャンマーの世界文化遺産バガン。見渡す限り数えきれないほどの史跡のあるバガンでは、幻想的なサンライズ・サンセットツアーが大人気です。国内の軍事政権によるクーデターもあり訪れることが非常に難しくなってしまったバガンのサンライズを今回は紹介してみたいと思います。
447【ミャンマー紀行】バガンのエーヤワディ川の曲がり角にある有名な塔『ブーパヤー・パゴダ』
バガンの北東から南西にを流れるエーヤワディー川。この川を南に下ってくると、川岸に黄金の仏塔が見えてくることでしょう。まるで海にある灯台のような役割をもしているかのようなこの仏塔ですが、こちらはバガン遺跡の一つであるブーパヤー・パゴダといいます。
431【ミャンマー紀行】オールドバガン城壁内にて、他を見下ろすようにそびえ立つ巨大寺院『タビニュ寺院』
バガンには数多くの寺院や仏塔が残されています。余りにも数が多すぎて、どこからまわればいいのか、となってしまいますが、そうならないためにある程度の情報はあったほうがいいですよね。今回紹介しているタビニュ寺院は、そんな数多くあるバガンの建造物の中でも、多くの観光者たちが必ずといっていいほど訪れる有名な寺院です。
417【ミャンマー紀行】大地震で崩壊する前の荘厳な姿が偲ばれる。現在修復が進められているバガンを代表する寺院『スラマニ寺院』
バガン滞在中は本当にたくさんの寺院や仏塔を見てまわりました。その中でも本当に多くの人々が必ずと言っていいほど訪れる寺院があります。それが今回紹介しているスラマニ寺院なのですが、こちらはその規模といい、寺院自体のデザインといい、かなりの見応えのある寺院なのです。
390【ミャンマー紀行】オールドバガンから遠く南へ。ニューバガンエリアの民家に埋もれた『ペッレイ・パヤー』
今回紹介しているペッレイ・パヤーは、バガンの主要な建造物が集まっているオールドバガンエリアからはかなり南に行ったところにある遺跡です。離れていることと、あまり開かれた遺跡ではないので、なかなかここまで行く観光者も少ないかもしれません。
323【ミャンマー紀行】ここはインドか?バガンの中で異彩を放つ『マハーボディー・パヤー』
バガンではミャンマーらしい黄金の仏塔が立ち並ぶ中で、どこか別の国で見たことがあるスタイルの仏塔が目に入ってきます。それが、オールドバガンの城壁内に存在する仏塔マハーボディー・パヤーです。ここの仏塔の形は、何か他の物とは異なる印象を強烈に与えてきます。
274【ミャンマー紀行】バガンで最も美しいとされる4体の釈迦仏が納められた仏教寺院『アーナンダ寺院』
これまでもいくつかバガンにある寺院やストゥーパを紹介してきましたが、今回紹介するアーナンダ寺院は、バガンの数多くある建造物の中でも真っ先に名前があがるような寺院の一つです。その外観はとても均整の取れた寺院であり、バガンの中でも最も美しいとさえ言われている建造物です。
268【ミャンマー紀行】バガンを代表する黄金に輝く巨大なパゴダ『シュエズィーゴン・パゴダ』
シュエズィーゴン・パゴダ(仏塔)は寺院のようにその内部を自由に見ることはできないのですが、中心にある仏塔を含めた境内がかなり広く、バガンに向かう人々の目には、まず最初にこのシュエズィーゴン・パゴダの黄金に輝く仏塔がうつるのです。
208【ミャンマー紀行】バガンでは珍しい涅槃像だが、その安置場所は世界一珍しい『マヌーハ寺院』
バガンにはたくさんの寺院や仏塔があるので、たくさん見て回るとどれも同じように見えてくるのですが、今回紹介するマヌーハ寺院は、後で思い返してみても印象に残る寺院の一つです。ここには巨大な仏座像や涅槃像が部屋の空間いっぱいに置かれているのです。
139【ミャンマー紀行】バガンにある不気味な言い伝えの残る寺院『ダマヤンジー寺院』
バガンといえば無数のストゥーパ(パゴダ)と寺院が有名ですが、有名どころだけでもかなりたくさんあるので、見ごたえのある場所がたくさんです。そんなバガンの中で、その雰囲気で有名な『ダマヤンジー寺院』について書きたいと思います。

タラバー門

タラバー門は、オールドバガンエリアを囲っていた城壁の、東側にあった門です。
現在はニャウンウーからオールドバガンエリアに入るときには必ずこの門を通るメインゲートとなっています。
自動車や電動バイクなどで通ることができますが、バガンならではの馬車でここを通ると、まるでバガンがまだ栄えていた時代のような気分を感じることもできるのでお勧めです。

タラバー門は、9世紀中ごろという、バガンの中でも最も古い年代に建造されたとされています。
その当時の王であったピンビャー王(846~878)がバガンの防御を固めようとして築いた城壁と共に、この絵イリアへの入り口として作られました。
門の両側には左右それぞれにくぼんだ小室があり、その中にはバガンの守護神である兄妹の精霊であるマハーギリ・ナッが祀られているため、ここをお参りする人がたくさんいます。
また、門の両脇には、城壁が残っておりその城壁を囲んでいた堀の後も見られます。

アクセス

タラバー門は、ニャウンウーエリアから西に7kmほど行ったところにある、オールドバガンエリア入り口に設けられた古い門です。

タラバー門へ行ってみた

それでは、タラバー門へ行ってみましょう。

今回撮影したタラバー門は、夕方過ぎに撮影しているため、少々暗がりになっていますことはご了承ください。
また、オールドバガンから出るときにタラバー門を通ったため、まずは内部側の写真となっています。

上の写真は下部にうっすらと花が見えていますが、これは馬車を引く馬につけられていたものです。
馬車に揺られ、ゆっくりとタラバー門に向かいます。

タラバー門には、ひっきりなしに車やバイクが往来しています。
幅が十分ではないため、二車線同時に車が入るのは厳しそうでした。

左右にある小室がマハーギリ・ナッを祀っている祠です。

近づいてみると、くぼみの中に像が安置されています。

城壁に近づいてみました。
バガンの仏塔などと同じように、レンガ積みのような作りになっています。
かなり古い年代の遺構のため、風化は激しいように思いました。

こちらはオールドバガンの外側から見たところです。
ニャウンウーエリアからやってくると、目の前には上の写真のようなタラバー門が見えてきます。

写真には写っていませんが、この手前の両サイドに堀らしき跡が残されていました。
城壁の周りをさらに堀で囲うことにより、より強固な造りとしていたのでしょう。

近くで見てみるとそこそこの高さがあります。

いかがだったでしょうか。
何度か紹介しているバガンの中でも、少し珍しい遺跡を今回は紹介しました。
実際バガンを訪れると、このタラバー門を通り過ぎたときにテンションが上がってくることは確かです。
この先にバガンの見どころが多数残されていると考えると、抜群のスタート地点なのでしょうね。