385【ニュースあれこれ】これぞ究極の旅の形か。カラダ一つでスケートボードに乗り、4000kmの旅へ

ニュースあれこれ(News)
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なかなか自由に旅ができる日々が訪れない今日この頃ではありますが、一日も早くできることを祈りたいですね。
さて、旅といえばどのような手段でいくことを考えますか?

鉄道旅?
自動車旅?
飛行機旅?
自転車旅?
それとも、大昔のような徒歩の旅?

いろいろな旅のスタイルがありますよね。
今回、海外ニュースをいろいろと見ていたのですが、その中でこんな旅のスタイルを発見しました。

スケートボードで4000km!?

これがあったかぁ。。。
読んだだけで足が攣(つ)りそうな見出しではありますが、これはこれで面白そうではありますね。
ではなぜこのような旅に出たのか。
そして、その道中はどのようなものだったのか。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 彼には目的があった。スケートボードでの超長距離旅の目的は、自分の好きなことにつながる目的があったのです。

旅のスタイルに関する過去の記事です。

204【ニュースあれこれ】世界各国の視線はポストコロナの新たな生活へ。俄然注目される鉄道の旅
ポストコロナとよばれるこれからの生活様式は、人々の振舞い方も大きく変わっていくことなのでしょう。その打撃を最も受けているのは、旅行のあり方なのではないかと思います。そして、ある調査結果では、ポストコロナの時代には、鉄道旅行がブームになる可能性が高いということなのです。
159【ニュースあれこれ】バス旅でインドから遠くはるばるロンドンまで
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127【ニュースあれこれ】旅はとうとう宇宙へ『Spaceship Neptune』
21世紀中に果たして宇宙への旅は実現するのか!?まだまだ未知数ではあり、いろいろな手段が検討されているようなのですが、日ごろからニュースを見ていると、宇宙へ行ってみようという具体的な方法が見られるようになってきましたね。

スケートボードで4000kmの旅へ

今回のお話の主人公は、オーストラリア人の28歳の人物、トム・ドラリー氏です。
この人物は、オーストラリアの東海岸のメルボルンからケアンズまでの約4000kmにもおよぶ道のりを、スケートボードで旅する世界初の人物です。

彼に限らず、コロナウイルスのパンデミックにうんざりしている人々がたくさんいるオーストラリア。
ただそんな日常をスッキリさせるために長距離のスケートボードを画策していたドラリー氏。
2020年6月には、オーストラリアのブロークンヒルからメニンディーまでの115kmを1日でスケートします。
そこから彼の野望は大きくなっていったのです。

そんな彼は、2020年11月に大好きなスケートボードを片手に、メルボルンを出発し、はるばる北にあるケアンズに向かっての旅をスタートしました。
必要最低限の物だけが入ったバックパック一つと愛用のスケートボードで出発した彼は、出発から1ヶ月たらずでウロンゴンまでの1200kmを走破します。

この時期のオーストラリアといえば夏真っ盛り。
一日の平均気温は33℃と、なかなかの暑さの中、毎日平均70kmもの道のりを走り続けます。
靴はすぐにボロボロになり、ボードのウィールも何度も交換しなければなりません。
そもそも道路はスケートボード用に設計はされていません。
自動車の往来の激しい道路や、道幅の狭い道路、道路上の障害物、街から離れると自然の生き物などの危険も考慮する必要がありました。

人々の優しさ

そんな大変な彼の旅でしたが、自分一人だけではそれは達成できなかったと語ります。
それは見知らぬ人々との優しさであったと言います。
様々な人々が宿泊場所を提供してくれたこと。
水が足りなくなって農家に助けてもらえたこと。
そして、そういった経験を通して彼には多くの友人ができます。

彼の目的

彼は、この4000km近い旅を行いながら、GoFundMeを通して寄付を募ります。
最終的に、32,000ドルもの資金を調達することができました。
この旅をするにあたって彼には目標がありました。
それは、かつて自分が住んでいたこともあるラオスに、スケートパークを建設するために25,000ドル調達することでした。

すでにラオスにスケートパーク用の土地を確保している彼は、今後調達した資金を建設費に充て、夢の実現に向けて動き始めます。
彼の夢は今始まったばかりなのです。

'It's been killer': Tom Drury's epic skateboard journey to raise cash for others
Broken Hill's Tom Drury skateboards 3,600km from Melbourne to Cairns with just a backpack "and some tools" to raise money to build skateparks in underdeveloped ...

いかがだったでしょうか。
自分の好きなことのために、そんな自分の好きなことを世界に広めるために。
言うのは容易いですが、ここまで行動で表すことは非常に難しいことですよね。
人が人に投資できる仕組みがいろいろとできるようになった昨今。
こういった、一人一人の可能性をもっと広げられるチャレンジが、世界を変えていくのかもしれませんね。