388【タイ紀行】タイの北にある美しき古都。バンコクとはまた違った雰囲気を楽しめる『チェンマイ』

タイ(Thai)
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タイの北部、首都であるバンコクからはるか北に行ったところに、バンコクとはまた雰囲気の異なったタイの第二都市があります。
この都市は、13世紀末にこの地にできたランナータイ王国の首都として造られたチェンマイという街です。
一時期はタイの北部でラオスのビエンチャンなども配下に置いた大きな都市でありましたが、後にビルマによって属国化されてしまいます。

その後ビルマの影響力が低下してくると、チェンマイの街は再構されていきます。
これが現在のチェンマイの基盤になっており、古き時代の寺院をはじめとする建造物と、新たな店々が立ち並ぶ、新旧が入り混じった独特な雰囲気の街並みを形成しています。

また、タイの北部ということと、高地にあるということで、気候的にも穏やかな気候であり、そのことがバンコクとはまた異なった雰囲気を醸し出しているのかもしれません。

そんなチェンマイでは歴史を感じることはもちろん、溢れんばかりの自然を生かしたチェンマイならではのアクティビティを楽しむことができることも、この街の魅力の一つなのです。

というわけで、今回のわきみちは、

【今回のわきみち】
  • 歴史から買い物、食、自然と楽しむアクティビティなど、一度来てみると長くとどまりたくなるチェンマイを堪能しに行ってみよう。

タイ北部に関する記事です。

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チェンマイ

タイの北部、首都であるバンコクから北に約700km、飛行機で一時間半ほどいったところに、タイ第二の都市チェンマイはあります。
高地にあるチェンマイは、バンコクとはまた違った気候であり、自然豊かな街でもあります。
ここは、古くは13世紀頃に、ランナータイ王国の都として繁栄した街であり、数多くの寺院が今もなお残されています。
ランナータイ王朝とは、1296年に始まった王朝であり、現在のラオスの首都尾ヴィエンチャンを支配下に置いた王朝でした。
しかし、近隣を強国に囲まれていたランナータイ王朝は、16世紀中ごろにビルマの支配下となってしまいます。

現在のチェンマイの街は大きく3つのエリアに分けられています。

まずは城壁で囲まれた旧市街です。
ランナータイ王朝時代に築かれた城壁が特徴的であり、内部には数多くの寺院が点在するなど、観光の中心となるエリアです。

次は、旧市街の西側にあるエリアであり、近年新しいショップがたくさんできるなど、おしゃれなエリアは西側に集まっています。

最後は、旧市街の東側であり、毎晩のように開かれているナイトばざーろをはじめ、ショッピングモールや多数のホテルがあるなど、観光者が滞在するにはベストなエリアです。

アクセス

バンコクから北に約700km、飛行機で一時間半ほどいったところにあります。

チェンマイへ行ってみた

それではチェンマイへ行ってみましょう。

チェンマイはまずは城壁で囲まれた旧市街が中心となります。
今回訪れたのはなんと1月1日。
日本ほどお正月を重視しないタイですが、さすがにいくつかの寺院ではセレモニーや祭り的なことも行われていました。

なお、城壁内には、古い建物を等を生かした新しいショップなどもたくさんできてきており、そんなショップ巡りも楽しみの一つであったりします。

ターペー門

旧市街を囲んでいる城壁にはいくつか門が設けられています。
ターペー門はその中でも最も有名な門であり、ランナータイ王朝の始祖であるメンライ王によって1296年に造られた門です。

ワット・チェディ・ルアン

ワット・チェディ・ルアンといえば、まず目につくのが、チェンマイでもその大きさでひときわ目を惹く巨大な仏塔です。
その名も”大きな仏塔”という意味を持ち、現在の高さは60mを誇ります。
しかし、実際に見てみると仏塔の尖塔のあたりが崩壊していることが分かると思います。
1441年に建造された当時は90m近かったのだそうですが、その100年後にチェンマイを襲った大地震にうおって仏塔は半壊してしまったためなのです。
現在では、1992年い修復が完了しており、比較的元通りになった姿を見ることができますが、四方にある階段のうち三方は階段が坂道化されており、そもそも一般の人々が上ることは禁止されています。

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ワット・チェン・マン

ワット・チェン・マンは、ランナータイ王朝の始祖であるメンライ王によって1296年に建立され、かつて王宮としても使われていたと伝えられている寺院です。

ワット・プラ・シン

ワット・プラ・シンは、黄金のプラ・シン像が祀られていることで有名な格式高い寺院です。
その創建は1435年であり、ランナータイ王朝の4代目であったカム・フー王の遺灰を治めるために造られた寺院です。

三人の王像

チェンマイ市芸術文化センター前のにある三王像広場にある三人の王像です。
チェンマイの建国に関わる、ラーンナータイ王国のメンラーイ王、スコータイ王国のラームカムヘーン王、パヤオ王国のカムムアン王の三人が、チェンマイの立ち上げに当たって、お互いに誓いを立てているところの像なのだそうです。

ナイトバザール

旧市街の東側、チャンクラン通り沿いには、毎日にように夕暮れ時から店が開き始め、店も人も徐々に集まってくるナイトバザールです。
雑貨やグルメなどのショッピングはもちろん、ゲーム屋台や、マッサージ店、ドクターフィッシュの店なども並んでおり、滞在中は毎晩でも楽しめそうな場所です。

エレファントキャンプ

自然がいっぱいのチェンマイで外せないアクティビティといえば、エレファントキャンプでのエレファントライドです。
校外にあるメーサー渓谷には像を取り扱ったエレファントキャンプが多数あり、高低差のある山道を草木をかき分けながら進んでいく体験ができます。

山岳民族の村訪問

タイの北部では、日本でも一時期有名になった首長族カヤン族をはじめ、モン族、カレン族、アカ族といった山間民族の生活を垣間見ることができるツアーがたくさん用意されているのもチェンマイの特徴です。

カオソーイ

チェンマイといえば、チェンマイ発のカレーヌードルであるカオソーイが有名です。
バンコクの料理とは違ってそれほど辛さはきつくはないですが、辛みとココナッツの甘みと
とが相まってあっという間に食べきってしまうようなヌードル料理です。

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いかがだったでしょうか。
同じ国の中でも、その立地や気候条件、その土地を支配していた王朝の変遷などによって、文化も食も建造物も、それぞれに特徴が出てくることが伝わったでしょうか。
チェンマイは大きくその雰囲気を表すと、古都の雰囲気満載の街です。
そんな落ち着いた雰囲気の街で、心ゆくまでやってみたいことを堪能できる場所なのでした。